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ノートPCの常識になる!?折り畳みディスプレイでラクに持ち運べるレノボ「ThinkPad X1 Fold」

2021.02.27

ノートPCといえば、名前の通りノートのように筐体を折りたたみ、“片面がディスプレイ、片面がキーボード”という形状が長らく一般的でした。

しかし近年は、「2in1」と呼ばれる“ディスプレイとキーボードを切り離してタブレットとしても使える”製品も登場。ノートPCの形状は変革期に来ているともいえます。

そんな中2020年10月に登場した「ThinkPad X1 Fold」は、これまでの常識を覆す“ディスプレイを折りたたむ”という最新技術を搭載したノートPC。実機を試せたので詳細をお届けしていきます。

ノートPCの新常識にもなり得る!? ThinkPad X1 Fold実機レビュー

早速、ThinkPad X1 Foldを実際に1週間ほど使用してわかった操作性や使用感について紹介していきます。

なお、本製品は構成によって価格が変わりますが最安値でも販売価格は40万円前後と、ノートPCとしては高価といえる部類でしょう。ノートPCのディスプレイを折りたたむという新技術はまだ確立しておらず、生産コストがかかると考えられるでしょう。

とはいっても、筆者個人的には40万円支払ってでも満足できる“ワクワク感”が満載な製品です。

折りたたみディスプレイの活用法は無限大!?

まずは最も特徴的な「折りたたみディスプレイ」の活用法について。ディスプレイ自体は完全に開いた状態で13.3インの有機ELで、背面のキックスタンドで自立させることが可能。

Bluetoothのキーボードが付属するのですが、これは自立させたディスプレイと接続して“モニターと外付けキーボード”のように利用できるほか、ディスプレイを半折の状態にしてキーボードを重ね、小型ノートPCのように利用することもできます。

ディスプレイはタッチ操作にも対応していて、専用のタッチペンも付属します。ディスプレイとタッチペンはUSB Type-Cにて充電が可能ですが、BluetoothキーボードはUSB Type-Bでの充電。できればここは統一してほしいポイントでした。

スマートフォンでも登場し始めている折りたたみディスプレイですが、気になるのは折りたたみ部分のへこみでしょう。ThinkPad X1 Foldの場合は、完全に開いた状態だと画面の歪みなどは一切感じられず、指で触るとかすかに感じる程度です。

折りたたみ部分

ディスプレイのアスペクト比は4:3で、ノートPCに多く採用されている16:9のワイド型よりも縦に作業領域を確保しやすい印象。タブレットとしての操作性にも優れる画面比率です。

画面を少し折りたたむと「Lenovoモードスイッチャー」が起動します。これはディスプレイを一つの大画面として利用するか、2画面のように活用するかを選べるもので、片方の画面にワードといったソフト、もう一方にブラウザを開くといった使い方ができます。

例えば、ディスプレイを少し折りたたんだ状態で電子書籍を閲覧すると本当に本を読んでいるような角度で楽しむことができます。これはこれまでのノートPC、タブレットでは味わえなかった感覚でしょう。

折りたたみノートPCは持ち運びの最適解?

さて、ディスプレイを折りたたむという特殊な機構でもたらされる恩恵は操作性のみではありません。

13.3インチのディスプレイを半分に折りたたむと、サイズ感としては単行本小説程度になります。Bluetoothキーボードはディスプレイの間に収納して持ち運べるほか、キーボードにタッチペンホルダーもついているので、3つ合わせて持つのも簡単。

通常のノートPCから純粋に半分のサイズで持ち運ぶことができるので、簡単にカバンに収納できます。折りたたんでいるので当然ディスプレイが傷つく心配も少ないでしょう。

質量は本体が約973g、Bluetoothキーボードが約178gとなっています。合わせて1.1kg程度ですので、ノートPCとしては十分な軽さでしょう。

右は約10.8インチのタブレット。タブレットよりもコンパクトに持ち運べるノートPCに仕上がっている

肝心の操作性はいかに!

ここまで紹介してきた通り、ThinkPad X1 Foldは全く新しいタイプのノートPCで、折りたたみを活かした多機能性と携帯性が魅力。ですが本製品がノートPCである以上、やはり通常のノートPCとしての性能も気になるところです。

搭載OSはWindows 10 Home 64 bit、プロセッサはインテル Core i5-L16G7。メモリ容量は8GB、ストレージ容量は256/512GBで選択可能となっています。

これらのスペックは標準的な高性能ノートPCの及第点的なもので、ネット閲覧やOfficeソフトの編集、動画視聴といった動作は快適。タッチディスプレイも相まって通常のビジネスシーンでは満足いく操作性となっています。

キーボードを使用しての操作も問題なく、あまり遅延などは感じられません。外出先でがっつり文書作成するといった使い方でも活躍できるでしょう。

ガジェット好きなら要検討の最新形状ノートPC

最先端の技術である「折りたたみディスプレイ」をノートPCに搭載した「ThinkPad X1 Fold」。一見新しいギミックを搭載した“チャレンジ端末”のようにも思えますが、想像以上に使い心地が良く、完成度の高い製品です。

通常のビジネスシーンでの利用はもちろん快適ですし、ガジェット好きには特に手にしてほしい1台ではありますが、決して安い買い物ではありませんので、購入は家族とよく相談してからにしましょう。

取材・文/佐藤文彦

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