
Makeblock Japanは、2月15日より初等中等教育におけるプログラミング教育で活用が可能な、ネットワーク対応のマイクロコンピュータ「CyberPi(サイバーパイ)」の販売を開始する。価格は、9,800円(税別)。
Makeblockでは、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたとともに、中学校や高校、高等教育機関などでもプログラミング教育が実践されるなど、プログラミング的思考の育成が重要視されている昨今の現状を踏まえ、基礎的なプログラミング学習から、高度なプロジェクト型学習に対応できる、複数の強力な機能を備えたマイクロコンピュータ「CyberPi」を開発した。
本製品は、コンパクトで軽量な見た目に、フルカラーディスプレイ、スピーカー、マイクなどの豊富な出入力モジュールと、強力なCyberOSを搭載したネットワーク対応のプログラミング教材。
ソフトウェアと組み合わせて、データサイエンス、ネットワーク利用、AI音声認識や翻訳機能、IoTなどの高度な技術を体験することができる。また、ブロックをつなぎ合わせるビジュアルプログラミングから、テキスト言語Python(パイソン)のプログラミングまで、段階的な学習が実現する。
さらに、本体や拡張ボード「Pocket Shield(ポケットシールド)」に異なる規格のポートを複数備えているため、Makeblock製のmBuild(エムビルド)や他社製の電子モジュールを拡張し、電子工作の可能性を広げることが可能に。
なお、「CyberPi」は2020年10月、OSHWA(Open Source Hardware Association、オープンソースハードウェア協会)による認証を受けている。
関連情報
https://www.makeblock.com/
構成/こじへい
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