
APRILIA.COMで大幅に刷新されたハイパーネイキッド「新型トゥオーノ V4 」
「トゥオーノ V4」はアプリリアが長年トップレベルのレースに参戦することで得た経験、そしてスーパースポーツバイクを起源とし、ストリートやサーキットでも非常に楽しいライディングを提供するハイパーネイキッドカテゴリーのパイオニアとして、高いレベルのパフォーマンスと洗練性を実現している。
APRILIA.COMで世界に公開された新しいトゥオーノ V4 ファクトリーは、ライダーのアドレナリンを高めるマシンであり、サーキットでの強く純粋なスポーツマインドと、ストリートでの楽しさを両立させる。Öhlins 製Smart EC 2.0セミアクティブサスペンションシステムを標準装備し、本物志向のユーザーにも満足できる1台だ。
トゥオーノ V4の伝統に習い、RSV4からフェアリングの表面積を減らしたデザインが特徴的であり、トップフェアリングには 「コーナリングライト」機能を有するDRLを搭載した新型のトリプルLEDヘッドライトを装備。RSV4の影響を強く受けたトゥオーノV4は、新しく洗練されたエルゴノミクスの恩恵も受けており、新しい燃料タンクとテールフェアリングの形状によってよりスペースが広くなり、ライダーの快適性が向上している。
電子制御デバイスもより機能的かつ直感的な操作が可能となっており、新型のカラー TFTメーターはより大きくなっている。新型Marelli 製11MP ECUの高い演算速度と、6軸慣性プラットフォームにより、ライド・バイ・ワイヤ電子制御スロットルをはじめとする電子制御が向上し、 APRC 機能が洗練されている。
また、そのパフォーマンスと技術の先進性という観点から、常にトップクラスを走ってきたアプリリア独自の電子制御デバイスは、調整可能な新しいエンジンブレーキコントロールの導入によってさらに強化された。
6つあるライディングモードには、サーキット向けに3つ(2つはカスタマイズ可能)と、ロード向けに3つ(1つはカスタマイズ可能)から選択が可能で、ライダーの好みのライディングモードを選択するだけで、最適なトラクションコントロール、ウィリーコントロール、エンジンブレーキ、コーナリングABSそしてその他のパラメータが総合的に制御される。
機能性とフィーリングという点から既に高い評価のシャーシは、低く配置された補強用ブレースを採用し、より軽量化を実現したアルミニウム製の新型スイングアームによって大幅に進化した。この新型のスイングアームはWSBK の舞台で活躍し、MotoGP マシン用に開発されたバイクで既に見られる形状を採用。このスイングアームは重量を削減し、加速時におけるリアエンドの安定性を向上させる設計となっている。
構成/ino.
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