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昨年資金調達額が多かったスタートアップランキングTOP20

2021.02.09

国内スタートアップ資金調達金額ランキング

フォースタートアップが発表した「国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2020年1月~12月)」を見ると、構造タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)™」を開発するSpiberが250億円の調達を行い、調達金額は316億円でトップに浮上。そのほか、五常・アンド・カンパニーが8位へランクアップ、モンスター・ラボが11位に、CAMPFIREが17位にそれぞれ新規ランクインしている。

2007年に設立されたSpiberは、山形県鶴岡市に拠点を置く次世代バイオ素材開発を展開するスタートアップ。記事リリース時点の想定時価総額は、1,143億円となっている。2020年12月30日には、三菱UFJモルガン・スタンレー証券をアレンジャーとして、「事業価値証券化(Value Securitization)」と呼ばれる⾰新的な資⾦調達⼿法により、2020年で最高額の総額250億円を調達した。

今回調達した資⾦を元に、⽶国の穀物プロセッサー⼤⼿であるArcher-Daniels-Midland Companyと共同で推進する、「Brewed Protein™」の⽶国での量産体制構築と新素材の研究開発などに充当していく方針だ。

「Brewed Protein™」は、植物由来の糖類を主原料に使用し、微生物による発酵(ブリューイング)プロセスにより製造され、用途に応じて多様な特長を付与することが可能。そのため、アパレル分野や輸送機器分野など、様々な産業における脱石油・脱アニマルのニーズに対し大きな役割を果たせる可能性を秘めており、持続可能な社会の発展に資する次世代の基幹素材として注目されている。

TOP20企業のうち、11社が累計資金調達金額100億円超え

今回ランクインした企業のうち累計資金調達金額100億円を突破している企業は、調達額が大きい順にSpiber、Mobility Technologies、Paidy、アストロスケールホールディングス、ティアフォー、Looop、ヘイ、五常・アンド・カンパニー、VPP Japan、モンスター・ラボ、APBの11社となっている。

ランクイン企業20社のうち、設立5年以内の企業は7社。このうち、VPP Japan、アストロスケールホールディングス、APBは設立5年以内で累計資金調達金額が100億円を超えていることがわかる。

カテゴリーでは金融領域がトップに、続いて環境・エネルギー

 

TOP20企業のカテゴリー別では金融が5社と最も多く、環境・エネルギーが4社、自動車が3社とこれに続く。

金融領域では、新興国向けマイクロファイナンスの五常・アンド・カンパニー、カードのいらないカンタン決済サービスのPaidy、決済代行・信用保証サービスのH.I.F、無料送金アプリのKyash、国内最大のクラウドファンディング・プラットフォームサービスのCAMPFIREが名前を並べた。いずれも設立から10年以内の急成長スタートアップだ。

調査概要
タイトル:「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」
調査期間:2020年1月から12月まで(2021年1月5日時点)

構成/ino.

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