小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【動画付き】街乗りにも使えるランボルギーニのスーパースポーツ「ウラカンEVOスパイダー」

2021.02.06

■連載/石川真禧照のラグジュアリーカーワールド

 ランボルギーニのスーパースポーツ「ウラカン」。ベースになった「LP610-4」は、2014年に「ガヤルド」に代わって登場した。シャーシコンポーネンツは、親会社であるアウディ「R8」を流用している。デビュー当時はクーペだけだったが、翌年にルーフが脱着できる「スパイダー」を追加。以来、このシリーズはクーペとスパイダーが販売されている。2017年に動力性能をアップさせた「ペルフォマンテ」が登場。クーペに続いて「スパイダー」が加わった。

「ウラカンEVO」は2019年初めにデビューした。「ペルフォマンテ」をベースに次世代車両力学制御と空気力学を取り入れた。パワーユニットは排気量5.2Lの自然給気V型10気筒エンジン。出力は640PS、600Nmに高められている。チタン製の空気バルブを採用した排気システムも改良された。

 メカニカルな特徴としては、後輪操舵システムの導入と4輪に作用するトルクベクタリングシステムだ。さらに車体の中央部に車両の挙動を制御する中央処理装置を採用。これはドライバーの動きと次のニーズを予想してドライビングダイナミクスを判断するという装置のこと。磁性流体サスペンションもバージョン2.0にアップグレードされている。このコントロールシステムは必要に応じて1つの車輪にトラクションを配分することも可能になった。この動きをさらに完璧にするために後輪操舵を組み合わせている。

 4WD、4WSの「ウラカンEVO」はデビューした翌月に「スパイダー」を追加、さらに2020年に入り、後輪駆動の「ECO RWD」、空力性能を高めサーキット走行にも適した「STO」をラインナップに加えた。

 今回試乗したのは2019年2月に本国デビューした「ECOスパイダー」で、クーペ用に開発されたコンポーネンツはすべて踏襲されている。ルーフは電動油圧式の軽量ソフトトップを採用しているが、車両重量は1542kgで、クーペよりも120kgほど重くなっている。

 しかしメーカーが公表している動力性能は最高速度325km/hでクーペと同じ。加速に関しては0→100km/h加速が3.1秒、0→200km/h加速が9.3秒で、それぞれ0.2~0.3秒遅いタイムとなっている。ちなみに100→0km/hの制動距離は32.2mで、クーペより0.3mだけ長くなっている。

 左ハンドル仕様のドアを開けて乗り込むと、着座位置は低く、フロントノーズはまったく見えない。ドライビングポジションはシートも体をしっかり支えてくれるのだが、視界に関しては後方は車体直後はミラーに入らない。斜め右後方も死角になる。これはソフトトップを開けて走行しても同じだった。斜め右への合流は、ウインカーを出しながら恐る恐る行なうということになる。

 ハンドルスポークのダイヤルでストラーダモードを選択して走り出すと、自然給気のV10、5.2Lエンジンは低回転域からのトルクも太く、アクセルとのタイムラグもなく加速する。60km/h走行でもDレンジ7速に入ってしまうのだ。もちろんそこからアクセルペダルを踏みこめば、即座にATは反応し、シフトダウン後に強烈な加速を体感させてくれる。

トルクは2500回転からググッと厚みを増す。同時にエキゾーストノートもボリュームをあげる。Dレンジでの0→100km/hの加速は3秒台。これはカタログ値に近い数字だ。1速からスタートし、アッという間に8500回転まで上昇し、シフトアップ。2速から3速にシフトされる前に100km/hに達してしまう。

そこからブレーキングを行なうと、かなりの排気音量を周囲に轟かせながら、シフトダウンして減速する。その動きはレーシングカーに近いものがある。ブレーキも強力。踏力は重めだがフロント6ピストン、リア4ピストンのアルミ製キャリパーが強烈な減速Gを味わうことができる。

 ハンドリングは全体的に重めだが、動きはクイックだ。バランスのとれた重量配分と4輪操舵システムがかなり俊敏な動きを実現させる。この動きはストラーダモードからスポーツモードに変えると、ハンドルの切り込みはさらに重く、クイックになる。ハンドルを握るドライバーはこの小気味よさに酔うが、助手席の人は、別の酔いを心配しなければならないほど。

 ドライバーが運転することに夢中になってしまい、つい隣りの乗員のことを忘れてしまいそうになる。「ウラカンEVO」はそういったスーパースポーツなのだ。実用性に関しては、ラゲージスペースはフロントボンネット下に1泊用のバッグなら収納できるスペースが確保されている。

 街乗りにも使えるスーパースパイダーは3611万362円(消費税込み)の価格で販売されている。

■関連情報
https://www.lamborghini.com/jp-en/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/huracan/huracan-evo-spyder

文/石川真禧照 撮影/萩原文博 動画/吉田海夕

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年11月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「自撮り棒一体型スマホ三脚」! 特集は「今聴くべき、ラジオと音声コンテンツ」、「家電進化論2022」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。