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Web上で流れる動画広告について6割以上が「嫌い」だと思う理由

2021.02.08

企業・ブランドに好印象を抱く動画広告とは?

YouTube等の動画共有サイトの利用が増える中、WEB上での動画広告は企業のマーケティング活動にとって、なくてはならない存在になりつつある。さらに新型コロナウイルスの流行によって、マーケティングの投資先として動画広告の注目度はさらに上がっている。

それでは多くの人は「動画広告」に対してどのように考えているのか。今回はネオマーケティングが20歳~69歳の男女1000人を対象に「動画広告の接し方」をテーマにした調査結果を見てみよう。

観た動画広告の内容が【自分向けだと感じる】ことはどの程度あるか?:「ほとんど感じない」と回答した方が60%以上

観た動画広告の内容が【自分向けだと感じる】ことはどの程度あるか聞いたところ、「ほとんど感じない」と回答した方が67.8%。今後はいかに各個人に適した動画広告を流せるかが重要となってくると考えられる。

動画広告をきっかけに商品を購入した経験はどの程度あるか?:2割弱が購入経験あり!

動画広告をきっかけに一回以上商品を購入した方は17.7%と、2割弱という結果になった。動画広告の場合、動画を観た直後でなくても、その後にもたらされる効果もある。いかに自分向けの広告だと認識してもらえるか、また、好印象を抱いてもらえるかが、商品購入に結び付く大きな要素となる。

Q1.あなたは、動画配信サービスで動画広告を目にした際に、途中でスキップをしますか。あてはまるものをお答えください。(単数回答)【n=1000】

まず動画配信サービスで動画広告を目にした際に、途中でスキップをするかについて聞いた。「必ずスキップする」「スキップすることが多い」と回答した方が全体の9割以上を占めており、ほとんどの方が動画広告を途中でスキップしていることが分かる。

動画広告はその課金方式によって、スキップされた場合は課金対象外とすることもでき、費用対効果という面でリスクを回避することも可能だ。ただ、生活者の行動傾向を理解したうえで、実際に広告認知が見込める数は予測しておく必要があるかもしれない。

Q2.動画広告がスキップできるようになるまで、あなたの行動に当てはまるものをお答えください。(単数回答)【n=998】

続いて、動画広告がスキップできるようになるまでの行動について聞いた。「広告をしっかり観ることが多い」と回答した人は8.0%「他の事をすることが多い」と回答した方は27.9%となっている。

一方で「ただ待っていることが多い」と回答した人は64.1%となり、広告の内容によっては興味喚起され行動を起こす可能性がある層だと言える。

「他の事をすることが多い」と回答した方も27.9%と一定数存在。「ただ待っていることが多い」と回答した方とは異なり画面から離れてしまうので、いかに広告の冒頭で興味を惹くことができるかがカギとなるだろう。

Q3.あなたは、動画広告についてどう思いますか。あてはまるものをお答えください。(単数回答)【n=1000】

動画広告についてどう思うか聞いた。「好き」「どちらかといえば好き」と回答した方は8.5%である一方、「嫌い」「どちらかといえば嫌い」と回答した方は64.2%となった。動画広告が好きな方は少なく、嫌いな方が多い結果となり、動画広告そのもののイメージはあまり良くないようだ。

Q4.あなたの、動画広告の嫌いな点は何ですか。あてはまるものをすべてお答えください。(複数回答)【n=642】

動画広告の嫌いな点について聞いたところ、「本編の動画を邪魔される点」と回答した方が81.9%と最も多い結果となった。「興味がない商品・サービスの広告が流れる点」、「何度も同じ広告が流れる点」、「広告自体面白くない点」と続くことから、自分の興味のある内容で目新しい動画広告であれば、嫌悪感は持たれにくいと考えられる。

「広告自体面白くない点」は37.5%で4割弱となったが、本編動画を遮る形で再生されるという広告の性質上、それだけで不快度が高いため動画広告自体に対する評価が厳しくなっているのかもしれない。

動画広告のROIという観点とは別に、生活者を尊重するという点で、スキップを可能にする、ターゲットを絞って配信するなどの設定が重要だといえる。動画広告の内容やターゲティングなどを検討し、One to Oneのコミュニケーションを行っていくマーケティングが求められていることがわかる。

Q5.あなたは、観た動画広告の内容により、そのブランド/企業/商品への印象が【良くなった】ことがありますか。(単数回答)【n=1000】

動画広告はその動画の内容によって、ブランド/企業/商品の認知を獲得したり、興味喚起を行ったりする効果が期待できる。観た動画広告の内容により、そのブランド/企業/商品への印象が良くなったことが「ある」「たまにある」と回答した人は26.6%と、全体の約4分の1という結果となった。

印象が良くなった理由について具体的にお聞きすると、ストーリー性があるものやメッセージ性の強いもの、自分向けで且つ知らなかった情報を知ることができる内容のものが挙がった。また、良い音楽やその方の好きなタレントを起用しているものは好まれている傾向にあることが分かる。

調査概要

調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、20歳~69歳の男女を対象に実施
有効回答数:1000名
調査実施日:2020年12月23日(水)~2020年12月24日(木)

構成/ino.

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