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在宅ワークの休憩時間におすすめ!お茶の雫が奏でるリズムが心地いい茶器「刻音」の魅力

2021.02.09

■茂木雅世のお茶でchill out!

去年に続き、今年もリモートワークが続いている。

閉塞感を感じることも多い。

疲れたなと感じたら、キッチンに行き、お茶を淹れる。

その時間だけが、唯一の息継ぎ…切り替えタイムになっている。

そんな私が最近、愛用している茶器がある。

本当はちょっと誰にも教えたくないほど、気に入っている。

「刻音」“ときね”という名前がついたこの茶器。

ドリップでお茶が淹れられるので、お湯を注いで待つだけで、おいしいお茶を淹れられるというものだ。

でも、ただお茶をドリップで淹れられる茶器というわけではない。

“刻音”という名前が表しているように、“音”を楽しむ“淹れるプロセス”を楽しむことができる茶器なのだ。

陶器と磁器の良さを併せ持った半磁器で作られたフィルター部分。

ここに、お茶の葉を入れ、お湯を注ぐ。

1分程、置いてから、つまみをひく。

ぽちゃん、ぽちゃんとお茶の雫が奏でるリズムに耳を傾ける。

飲む。

手順はこれだけだ。

これだけで、簡単に、誰でもおいしいお茶を楽しむことができる。

”刻音”を企画・販売したのは、創業88年の老舗パッケージメーカー株式会社吉村

以前、私のコラム⇒でもご紹介したことがある長らくお茶のパッケージなどを手掛けてきた会社だが、近年はお茶菓子や茶器なども展開してきた。

なぜパッケージ以外も手掛けるようになったのか…

その理由を聞くと、お茶に対する並々ならぬ愛が伝わってくる。

お茶の売り場を広げたい

およそ8000軒の日本茶専門店と取引をしてきた株式会社吉村。

“急須でお茶を淹れる人が少ない”と言われ続けている中で「お茶に注目する小売店を増やしたい」「お茶の売り場をとにかく広げたい」と様々な企画・提案を形にしてきた。

新たな茶器の開発を考え始めた頃、プロダクトデザイナーの石黒猛氏との出会いで“刻音”の開発がスタートしたという。

刻音のプロデューサーである株式会社吉村 企画推進部の大根 実さんは、当時のことをこう振り返る。

「この方にお願いしたい!!ともうインスピレーションでビビッと来たんですよね。

300年程前に出来た急須。先人が試し尽くしているのではないかと思っていたところがあったのですが、300年しか日本人が使っていないものはまだまだ改良の余地があるという石黒さんの言葉に心を動かされたことを覚えています。」

多くの人に急須が使われなくなってしまったということは、

お茶か茶器かまたはそのどちらもかに課題があるということだ。

こうして集まった、株式会社吉村のメンバー、石黒猛氏、そして陶磁器の商品開発の経験が豊富な伊東祥次氏。

以上のプロジェクトメンバーで話し合い、最初に決めた茶器開発のコンセプトは3つ。

①日本茶の課題を解決すること。
②現代のライフスタイルに合う、茶器をつくること。
③急須を超える茶器を目指すこと。

およそ500回という気が遠くなるような試作を繰り返し、2年の歳月を経て出来上がったのが、この刻音だ。

しかし、出来上がった刻音のサンプルをお茶屋さんに見せてみると…なぜかあまりしっくり来ている感じがしなかったという。

いわゆる、今までの“急須”とは全く違う茶器。

売れるのだろうかという不安もあったのかもしれない。

そこで、より多くの人達の反応を知るために、クラウドファンディングでの展開をスタートさせた。

すると…終了する頃には、1407%の達成率。多くの人から支持された。

特に、普段は急須でお茶を淹れていないという人達からの「欲しい」という声が多かったという。

刻音が提供してくれるのは、おいしいお茶だけではない。

“待つ時間”= 極上の癒し時間も提供してくれる。

今までは、どちらかと言えば「待つ」は「面倒くさい」にもなるポイントだったかもしれないが、そんなネガティブな要素が刻音を使うことによって、ポジティブに変換される。

「ずっと待っていたいな~」そんな気分にさえなるから不思議だ。

大根さんは開発する茶器をドリップ式にした理由についてこう話す。

「ドリップ式にしたのは、まだ試し尽くされていなかったからと、誰が淹れてもおいしくなるようにしたかったからです。刻音をきっかけに、より多くの人が、お茶の時間そのものを楽しんでもらえたら嬉しいです」

難しい手順や技術が必要ないので、誰でも平等に、お茶がもたらす豊かな時間を受け取ることができる。

そういう点でも、今の時代にフィットしている茶器といえる。

窮屈な日々の中で、自分を含めた“場”の空気を整えたい時。

こういう茶器がそばに一つあるだけで、心はスッと軽くなる。

刻音⇒https://tokineteadrip.jp/

文/茂木雅世(もき まさよ)

お茶好きが高じて、2009年仕事を辞めてお茶の世界へ。2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまい始め、現在はお茶にまつわるモノ・コトの企画・商品プロデュース・コラム執筆やメディア出演などの活動を行っている。
ゆるっとお茶を楽しもうが合言葉の“ゆる煎茶部”代表。
FMyokohama「NIPPON CHA茶CHA」では最新のお茶情報を毎週発信中。
煎茶道 東阿部流師範/日本茶アーティスト/ティーエッセイスト
オフィシャルサイト:https://ocharock.amebaownd.com/
Twitter:https://twitter.com/ocharock

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