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ゲレンデの近くに停めたトラックでテレワーク!?スキー、スノボ愛好家が歓喜しそうなワーケーションの実現可能性

2021.01.31

コロナ禍を受け、働きながら休暇を取る「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた「ワーケーション」が一層推進されている。しかしそのやり方や有効性など、まだまだ未知なるところが多い。

そのような中、新しいワーケーションの形を検証する事業がスタートした。それは新潟県・妙高のゲレンデ近くに軽トラックを停め、車内でモバイルワークをしつつ、スキーやスノボも楽しむワーク&バケーションスタイルを検証するものだ。この実証実験の詳細と背景、今後の可能性について担当者にインタビューを行った。

軽トラック内で大自然の中のモバイルワークが実現

妙高市、ダイハツ、ドコモ、青山社中は、軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィス、モバイルワークステーションの実証実験を、2021年1月12日(火)から2021年3月31日(水)まで、新潟県妙高市で実施している。

ターゲットユーザーは、スキー・スノーボード愛好家。モバイルワークステーションを載せた軽トラックを貸し出し、妙高市内にあるスキー場などでワーケーションを行うスタイルが想定されている。

基本的に仕事は軽トラ内のモバイルワークステーションで行い、息抜きにゲレンデで遊んだり、満天の星空を見ながら大自然の中でくつろいだりするイメージだ。また観光をしながら仕事もしたりなどの有効な使い方を模索する。

一般利用もできる。利用方法は、まず妙高市内のレンタカー事業者 ニコニコレンタカー妙高高原店に予約しておき、当日に店舗または妙高高原駅前のロータリーで、モバイルワークステーションを載せた軽トラックをスタッフから引き渡してもらう。

利用料金は6時間プラン 2,420円(税込)、12時間プラン 2,635円(税込)、24時間プラン 4,070円(税込)となっており、延長料金は、1時間1,265円(税込)。料金には、車両代金と自動車保険が含まれており、給油代は別途発生する。スキー場のリフト料金、レジャー保険は含まれていない。

実証実験のため、利用後はアンケート回答による協力が必要だ。

実証実験のねらい

本実証実験では、妙高市が実証実験の総括をし、ダイハツはオフィス機能を搭載したBOX、モバイルワークステーションの貸し出しを行う。ドコモはモバイルワークステーション用の通信環境整備やシェアリングサービス導入に向けたシェアリングプラットフォームの技術検証、青山社中は妙高市政策との整合性に関する各種助言を担う。

この実証実験のねらいは、自動車に乗って好きな観光地で好きな時間に働くことができる新しい働き方の有効性と課題を検証するところにあるという。

コロナ禍によるテレワークの拡大や、政府の観光戦略実行推進会議で提唱されているワーケーションなどによる観光市場の拡大対策、といった近年の状況が背景にある。

実証実験を通じて、モバイルワークステーションのサービス性の検証を行い、新しい働き方の有効性の確認と、本格実施に向けた課題の洗い出し、事業性の評価を行う。

そしてモバイルワークステーションのサービスの実用化につなげることで、ワーケーションによる新しい働き方のスタイルを確立させることを目指す。その後、日本全国においてワーケーションの普及活動を行い、観光地域への誘客促進による地域産業の活性化を行うことで、地域の社会課題の解決に貢献していくことも視野に入れている。

実証実験後は、モバイルワークステーションの居住性、オフィスの機能性といった性能改善や、シェアリングプラットフォームの導入による無人貸し出し、課金決済機能の強化といった高機能化に向け、引き続き検証を行われる。

モバイルワークステーションについて

ところで、モバイルワークステーション内には、どんな設備があるのか。

まず備え付けの家具としてソファーと木製テーブルがある。そして備え付けのポータブル電源が貸与される。無料オプションとして、WiFiルーター、モニター、電気毛布、Bluetoothスピーカー、LEDランタン等が用意されており、必要なものを貸し出してもらえる。

●想定は2人だが4人での利用も可能

モバイルワークステーションを利用するワーカーは、チームも想定されているのだろうか。妙高市 企画政策課 未来プロジェクトグループの柴田潤一さんは次のように話す。

「今回の実証実験は冬期間に実施をするため、ビジネス層のスキー・スノーボード愛好家を想定しています。軽トラックは2人乗りのため、オフィスBOXも2人を想定しています。ただし、オフィスBOXのスペースは4人までであれば利用することも可能ですので、例えば、モバイルワークステーションと別車両の2台で移動して、4人で利用することもできます」

●WEB会議もスノボの合間に可能!?

このモバイルワークステーションは、具体的にはどんな利用の可能性があるだろうか。

「移動とオフィス機能を併せ持っているので、観光地の2次交通として利用が可能です。仕事場所を固定せず、好きな場所に移動して仕事をすることができます。WiFiルーターやモニターを貸与できるため、WEB会議に対応しています。例えばスキー・スノーボードをしている合間にWEB会議対応なども可能になっています」

そして柴田さんは今後の展開について次のように話す。

「今後は、冬期間の寒冷地におけるオフィスBOXの課題や、仕事以外のモバイルワークステーションの活用方法について検証をしていきます。実証実験で明らかになった課題などについては、検証し、実用化に向けた改善をしていきます」

スキー・スノボ愛好家にとっては、かなり魅力的な立地でのワーケーションが実現する。そして場所問わず、軽トラ内で移動しながらのワーケーションを熱望している人にとっては注目といえそうだ。

Information
ニコニコレンタカー妙高高原

参考資料「コロナ禍における新しいワーケーションスタイル軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィスの実証実験を開始~新潟県妙高市の大自然を満喫しながらワーケーション~

取材・文/石原亜香利

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