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HIPHOP界のレジェンドZeebraに聞くラップと企業のビジネスコラボを成功させるヒント

2021.03.06

マキタ

ラップの持つ強みが、企業のプロモーションと相性が良いというのは先述のとおり。ではラッパーが考える、企業・企画側への注意点と今後のさらなる広がりとは?日本HIPHOP界のレジェンドZeebraに話を聞いた。

Zeebra

HIPHOPアクティビスト  Zeebra

HIPHOPグループ「KING GIDDRA」のフロントマンとして名を馳せた日本HIPHOP界のパイオニア。MCバトル番組『フリースタイルダンジョン』のオーガナイザーを務めるなど、HIPHOP/ラップ文化を浸透させるべく幅広く活動する。

ラップと企業、ビジネスコラボの未来Zeebraインタビュー

  ラッパーの起用が効果的になるのはどんな場合でしょうか?

「例えば海外でハイブランドがラッパーを起用することが多いけど、それはラッパーが常識にとらわれない存在と認識されているからだよね。ラッパーは100人いたら100人みんな違う。同調圧力に染まらず自分の頭で行動する連中だから、新しいことを広めたい場合には向いていると思います」

  キャンペーンやコラボの成果を最大化するには?

「商品名や商品の特徴をリリックに入れて韻を踏んだ曲を作ってほしいのか、それともそのラッパーのキャラクターとブランドのイメージを重ねたいのか。それによってアウトプットが大分変わるから、まずその点をミーティングして相互理解を深めることですね。

 それから〝わかっている人〟をブレーンに入れたほうが絶対にいい。例えばHIPHOPのリミックス文化では、トラックは同じものを使いつつ、原曲からラッパーが増えて違うリリックを展開したりする。つまりプロモーション動画でも、最初に出したものの後でまた新しいバージョンを出すといった流れを自然に作れる。ラッパーを起用するだけでなくて裏方のディレクターやプロデューサーにHIPHOP/ラップ文化をふまえて企画全体の戦略を立てられる人がいると『何か流行ってるからやってみました、頼んでみました』ではない、より効果的なアイデアが出てくると思います」

  これからのラップと企業コラボの可能性は?

「ハイブランドのラッパー起用みたいなラグジュアリーな世界への進出もあれば、アメリカだと飲食店でテーブルを叩きながらラップしているやつがどこにでもいるように、プロのラッパーでなくてもお金をかけなくても表現できるのもラップのいいところだから、無限の可能性がある。日本も『フリースタイルダンジョン』以降、ラップが本業じゃない人のラップも底上げされた。八村塁選手がマキタのCMでKEN THE 390とコラボしたラップはかっこよかったし、テレビ朝日でやっている『フリースタイルティーチャー』でも芸人のラップだってちゃんとしている。俺が『ラップの授業をやってくれ』と言われて公立の中学校なんかに行くと、みんな楽しんでくれるし、下は小学生まで草の根での広がりを感じます。それを前提に、企画する側も柔軟にラップをとらえてもらえたら、もっとおもしろいことができるんじゃないかな」

マキタ

総合電動工具メーカー・マキタが、ラッパー・KEN THE 390とNBAプレーヤー・八村塁とコラボ。八村は初のラップを披露し、話題に。

編集部が注目するラップアーティストたち

Daichi Yamamoto

Daichi Yamamoto

京都生まれのラッパーー。日本人の父とジャマイカ人の母を持つ。2020年には音楽ストリーミングサービス、Spotifyが選ぶ、注目の新進気鋭・国内アーティストに選出された。

dodo(ドド)

dodo(ドド)

既存のラッパーという概念にとらわれず自身のリアルさにこだわる。そのスタイルがファンから支持される。『im(アイム)』のMVの再生回数は400万以上。

Awich(エイウィッチ)

Awich(エイウィッチ)

海外での活動経験もある沖縄出身の実力派フィメールラッパー。

環(たまき)ROY

環(たまき)ROY

ラッパーとしての活動だけでなく、広告音楽、絵本など幅広く制作。

取材・文/飯田一史

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