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初のオンライン開催になった「CES2021」に日本企業はどう挑んだか?

2021.01.28

毎年年始に開催されることから、その年のトレンドを占う意味でも注目を集めてきたデジタル技術の見本市CES。米ラスベガスの巨大な展示会場には大小、様々なテック企業のブースが並び、全部見て回るのは至難の業と言っていい。コロナ禍で完全オンライン開催となった今年の「CES2021」は、例年のように足を棒にすることはなかったが、また別の意味で見て回るのが難しかった。インデックスページには大手メーカーからスタートアップまで、企業名がずらり。カテゴリーごとに検索できるようになってはいたものの、各企業が一体どんな製品、技術を出展しているのか、個別のページにアクセスしないとわからない仕様だったからだ。

パナソニックは開催期間に独自のオンラインイベントを開催

ソニー、パナソニック、サムスン、LGなど、例年展示会場に巨大なブースを構えている大手メーカーはそれぞれ、CES向けの専用サイトを用意。プレスカンファレンスで発表した製品やテクノロジーについて、動画などを交えてより詳しく解説する工夫をしていた。

その中でも、特にユニークな取り組みをしていたのがパナソニックだ。CESの開催期間にあわせて、独自のオンラインイベント「CES 2021 Panasonic in Tokyo」を開催。パナソニックが取り組む様々な新規事業や、そこから誕生したプロダクトについてオンラインセミナーを実施。また子会社のShiftallはCES2021にあわせて、スマホと同期可能な電子メモ「Croqy(クロッキー)」を発表した。

パナソニックは有明のパナソニックセンター東京で、完全招待制の展示会も開催した。

CES2020で初披露された「眼鏡型VRグラス」の試作機がアップデートされ、5K/HDR対応となっていた。

Shiftallが発表した電子メモ「Croqy」。子供でも簡単に操作ができるシンプルなUIで、スマホとの同期による、メッセージの共有が可能だ。

スタートアップもリアル展示イベントやカンファレンスを実施

大手メーカーだけでなく、日本のスタートアップも独自の展示イベントを実施した。国内スタートアップのCES出展を支援する「JAPAN TECH PROJECT」は、有楽町にある最新ガジェットが体験できるストア「b8ta Tokyo」の協力のもと、参加スタートアップの製品に実際に触れられる特別展示を開催。ストア内から国内外に向けてライブ配信やカンファレンスの配信も行った。

有楽町にある「b8ta Tokyo」では、クラウドファンディング中のガジェット製品などを実際に手に取って試すことができる。

CES2021の開催期間にあわせて、参加スタートアップの一部製品が展示された。

またJETRO(日本貿易振興機構)も、スタートアップの出展支援の一環として「J-Startup」の専用サイトを用意。参加スタートアップを紹介する動画や、海外メディア向けに独自のカンファレンスを開催するなど工夫を凝らしていた。「J-Startup」は経済産業省が中心となって推進する、スタートアップ支援プログラムで、例年はCESの中でもスタートアップが専門に出展する会場「エウレカパーク」内に、「J-Startup」としてパビリオンを出展している。完全オンラインとなった今年は独自サイトのほか、スタートアップの動画作成支援などを実施。過去最高となる53社のスタートアップが参加した。

出展した日本企業の担当者からは、初の完全オンライン開催に戸惑う声も多く聞かれたが、一方で例年は4日間の会期では見切れないブーズも多い中、CESサイト内の展示ブースは2月15日まで継続公開されるなど、オンラインならではのメリットもあった。またカンファレンスはライブ配信終了後、オンデマンドでも配信も実施。自動翻訳ながら世界各国の言語で字幕表示ができるなど、言葉や時間の壁を越えて参加できたのも、やはりオンラインならではと言えるだろう。

2022年は1月5日~8日まで、米ラスベガスでの開催を予定しているCES。リアルイベントが実施可能となっても、オンラインでのハイブリッド開催を望む声は多いかもしれない。

取材・文/太田百合子

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