
現金払いのようにお札や硬貨の受け渡しをすることも、カード払いのように暗証番号の入力も必要ない。ただ専用端末にかざすだけ。そのため、サクッと買い物を済ませたい時は、非接触決済を利用するという人も多いことだろう。
そんな非接触決済についてこのほど、MMD研究所は、18歳~69歳の男女45,000人を対象にした意識調査を実施した。
スマートフォン非接触決済の認知は81.8%、内容理解は47.8%、現在利用は9.6%
18歳~69歳の男女45,000人を対象に、スマートフォンの非接触決済の認知・利用状況について聞いたところ、最も多かったのは「非接触決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が20.9%、次いで「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」が19.8%、「全く知らない」が18.2%となった。
これをファネル分析で見てみると、「認知」は81.8%、「内容理解」は47.8%、「利用経験」は22.6%だった。
最も利用しているスマートフォン非接触決済サービスの上位は「楽天Edy」「iD」「モバイルSuica」
スマートフォンの非接触決済サービスを現在利用している人(n=10,929)に、最も利用しているスマートフォンの非接触決済サービスについて聞いたところ、トップが「楽天Edy」で32.6%、次いで「iD」が20.7%、「モバイルSuica」が19.0%という結果になった。
前問で最も利用しているスマートフォンの非接触決済サービスをいつから使い始めたか聞いたところ、「覚えていない」という回答が30.8%と最も多く、次いで「2016年12月以前」が21.2%となった。
利用検討のスマートフォン非接触決済サービスの上位は「楽天Edy」「モバイルSuica」「Visaのタッチ決済」
スマートフォンの非接触決済サービスの利用を検討していると回答した人(n=3,686)に対して、最も利用を検討しているサービス名を聞いたところ、トップが「楽天Edy」で18.8%、次いで「モバイルSuica」が15.8%、「Visaのタッチ決済」が11.1%という結果となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
調査名:「2021年1月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」
調査期間:2021年1月1日~1月4日
有効回答:45,000人
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の男女
設問数:5問
出典元:MMDLabo株式会社
構成/こじへい
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