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コロナ不安が影響?20代の平均貯蓄額は72万円、前回調査から19万円増加

2021.01.30

ウィズコロナ時代を生きる今の若者たちは、何にどれくらいのお金を使い、また、どれほどの貯金を蓄えているのだろうか?

そんな「20代の金銭感覚についての意識調査2021」がこのほど、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社により、20歳~29歳の男女1,000名を対象にして実施された。

※前回調査である「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」は2019年12月に調査(2020年3月12日発表)している。

20代のお小遣い・貯蓄事情

■20代の毎月のお小遣い平均29,398円、コロナ禍前の前回調査から微増

全国の20歳~29歳の男女1,000名(全回答者)に対し、毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いたところ、「1万円以下」(29.2%)に最も多くの回答が集まったほか、「1万円超~2万円以下」(18.6%)や「2万円超~3万円以下」(15.2%)にも回答が集まり、平均は29,398円だった。また、「0円」は10.2%で、「1万円以下」(29.2%)と合わせた『1万円以下(計)』は39.4%となった。

前回の調査結果(※1)と比較すると、毎月自由に使えるお金の平均は、638円増加(前回調査28,760円→今回調査29,398円)した。

婚姻状況別にみると、既婚女性では9,199円の増加(前回調査17,538円→今回調査26,737円)と増加幅が最も大きくなったのに対し、未婚女性では4,267円の減少(前回調査35,492円→今回調査31,225円)と減少幅が最も大きくなった。

既婚女性には、コロナ禍でお金の使い方を見直し、お小遣いを多めに確保できるようになったという人が多いのかもしれない。

※1:SMBCコンシューマーファイナンス「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」より

「貯蓄ゼロ」の20代は18.2%、貯蓄額は平均72万円で前回調査から19万円増加

次に、貯蓄状況について質問した。

現時点で、どのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、「50万円以下」(40.8%)に最も多くの回答が集まったほか、「50万円超~100万円以下」(14.1%)や「100万円超~200万円以下」(10.2%)にも回答がみられ、平均は72万円。他方、「0円」は18.2%となった。

前回の調査結果と比較すると、現在貯蓄できているお金の調整平均(※2)は19万円増加(前回調査53万円→今回調査72万円)した。

婚姻状況別にみると、未婚者では14万円の増加(前回調査47万円→今回調査61万円)にとどまったのに対し、既婚者では56万円の増加(前回調査70万円→今回調査126万円)と大幅に増え、既婚者の貯蓄志向の高まりが感じられる結果となった。

※2:当該設問では、上位数%のデータにみられた極端な値(貯蓄額が数億円など)の影響を除外するため、10%調整平均(上位と下位からそれぞれ10%のデータを除外して算出した相加平均)を利用している。

「現在の貯蓄状況に不安を感じている」20代の57.7%

現在の自分の貯蓄状況について、不安を感じているか聞いたところ、「感じている」は57.7%、「感じていない」は42.3%となった。

男女別にみると、不安を感じている人の割合は、男性52.0%、女性63.4%と、男性と比べて女性のほうが11.4ポイント高い。

さらに、不安を感じている人の割合をみると、男女・婚姻状況別では未婚女性が64.9%で最も高く、職業別では専業主婦(主夫)が67.2%で最も高くなった。

リタイア時にあれば安心できる貯蓄金額の平均は1,884万円

では、リタイア時にどのくらいの貯蓄があれば安心できるのだろうか。

全回答者(1,000名)に、仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できるか聞いたところ、「500万円以下」(17.4%)や「500万円超~1千万円以下」(21.5%)、「1千万円超~2千万円以下」(20.0%)、「2千万円超~3千万円以下」(12.1%)に回答が集まり、調整平均は1,884万円だった。また、『2千万円超(計)』の割合をみると、32.7%となった。

前回の調査結果と比較すると、『2千万円超(計)』の割合は5.5ポイントの下降(前回調査38.2%→今回調査32.7%)となった。

「上司や先輩からおごってもらっている」23.5%、前回調査から6.0ポイント下降

上司・先輩や部下・後輩との付き合いにおける“おごり”の状況について質問した。

全回答者(1,000名)に、上司や先輩からおごってもらっているか聞いたところ、おごってもらっている人の割合は23.5%となった。

また、上司や先輩からおごってもらっている人(235名)に、1ヶ月間におごってもらっている金額を聞いたところ、おごってもらっている金額の平均は6,696円だった。

前回の調査結果と比較すると、おごってもらっている人の割合は6.0ポイント下降(前回調査29.5%→今回調査23.5%)し、1ヶ月間におごってもらっている金額の平均は2,073円減少(前回調査8,769円→今回調査6,696円)した。コロナ禍による会食機会の減少が影響しているのではないだろうか。

他方、部下や後輩におごっているか聞いたところ、おごっている人の割合は14.7%となった。また、部下や後輩におごっている人(147名)に、1ヶ月間におごっている金額を聞いたところ、おごっている金額の平均は5,539円だった。

前回の調査結果と比較すると、おごっている人の割合は7.2ポイント下降(前回調査21.9%→今回調査14.7%)し、1ヶ月間におごっている金額の平均は1,436円減少(前回調査6,975円→今回調査5,539円)した。

20代の消費意識と消費実態

■20代は“背伸び消費”より“身の丈消費”志向

全回答者(1,000名)に、いくつかの消費意識・行動について、自身の考えや状況にそれぞれどの程度あてはまるか聞いた。

<多少無理しても、良いものにお金をかけたい>では「非常にあてはまる」は11.4%、「ややあてはまる」は36.9%で、合計した『あてはまる(計)』は48.3%となり、<無理をせず、買える範囲で良いものを選びたい>では『あてはまる(計)』は78.7%となった。20代には“背伸び消費”よりも“身の丈消費”を志向する人が多いようだ。

また、<購入検討する際、同じ商品群・サービスの中で「最安値」のものは必ずチェックする>では『あてはまる(計)』は75.7%、<商品やサービスのレビュー(口コミ)を必ずチェックする>では『あてはまる(計)』は72.6%となった。最安値や口コミを事前に欠かさずチェックし納得して買い物をする“調べ尽くし消費”は20代の大半の生活に浸透しているようだ。

■20代の消費の矛先こだわり消費タイプは75.2%、つながり消費タイプは48.6%、エシカル消費タイプは35.5%

次に、全回答者(1,000名)に、商品やサービスを購入する際のいくつかの考え方について、それぞれどの程度同意するかを聞いた。

<自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」にお金をかけたい>では「非常にそう思う」は29.5%、「ややそう思う」は45.7%で、合計した『そう思う(計)』は75.2%となった。20代の大半が、自分のこだわりを追求するための“こだわり消費”に前向きな様子だった。

<友人とのつながりを感じるための「もの」や「こと」にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は48.6%、<SNS映えしそうな「もの」や「こと」(SNSに写真をアップすると目を引くようなもの)にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は30.6%。20代の約半数が友人とのつながりを維持するための“つながり消費”に積極的なようだ。また、SNSで高評価をもらうための“SNS映え消費”に積極的な人は全体の3割となった。

<多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい>では『そう思う(計)』は35.5%。20代の3人に1人以上が“エシカル消費”に前向きであることが明らかになった。

■つながり消費に実際にお金をかけている20代は39.8%、前回調査から9.0ポイント下降

さらに、実際にお金をかけている人の割合をみると、<自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」>では65.7%、<友人とのつながりを感じるための「もの」や「こと」>では39.8%、<SNS映えしそうな「もの」や「こと」(SNSに写真をアップすると目を引くようなもの)>では21.3%、<社会のためになる商品・サービス(地球環境や人権などに配慮した商品・サービス)>では15.3%だった。

お金をかけたいと考えている人の割合と比較すると、いずれの消費においても実際にかけている人の割合のほうが低く、<社会のためになる商品・サービス(地球環境や人権などに配慮した商品・サービス)>(※3)ではお金をかけたい人の割合は35.5%、お金をかけている人の割合は15.3%と、20.2ポイントの差が開いた。

※3:消費意識においては、<社会のためになる活動をしている企業の商品・サービス>と表現し、聴取している。

前回の調査結果と比較すると、いずれの消費においても下降となり、<友人とのつながりを感じるための「もの」や「こと」>では9.0ポイントの大幅下降(前回調査48.8%→今回調査39.8%)となった。コロナ禍を受けて、友人と実際に会う機会が減少し、絆を深めるための消費シーンも減少したのかもしれない。

■コロナ禍前よりおひとりさま消費は拡大、おひとりさま消費額の全体平均は5,362円/月、前回調査から1,235円増加

おひとりさま消費について聞いた。

まず、全回答者(1,000名)に、一人で行動・消費することにお金をかけたいか聞いたところ、『そう思う(計)』は56.2%だった。

男女別にみると、『そう思う(計)』と回答した人の割合は、男性では59.4%と、女性(53.0%)と比べて6.4ポイント高くなった。男性には、おひとりさま消費に意欲的な人が多いようだ。

実際に一人で行動・消費することにお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は58.5%で、ひと月あたりにかけている金額の全体平均は5,362円となった。

前回の調査結果と比較すると、実際にお金をかけている人の割合は5.1ポイントの下降(前回調査63.6%→今回調査58.5%)となり、かけている金額の全体平均は、1,235円の増加(前回調査4,127円→今回調査5,362円)となった。

おひとりさま消費層は減少したが、おひとりさま消費額の全体平均は増加し、コロナ禍におけるおひとりさま消費の拡大が明らかになった。

■コロナ禍の巣ごもり消費マインド「自宅にいる時間を充実させるためにお金をかけたい」20代の61.2%

次に、巣ごもり消費について聞いた。

全回答者(1,000名)に、自宅にいる時間を充実させるため(動画配信やゲーム、ソファやクッション、家電など)にお金をかけたいか聞いたところ、『そう思う(計)』は61.2%となった。

男女別にみると、『そう思う(計)』と回答した人の割合は、男性では64.0%と、女性(58.4%)と比べて5.6ポイント高くなった。

実際に自宅にいる時間を充実させるため(動画配信やゲーム、ソファやクッション、家電など)にお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は34.3%で、ひと月あたりにかけている金額の全体平均は1,465円だった。

男女別にみると、かけている金額の平均は、男性1,700円、女性1,230円と、女性と比べて男性のほうが470円高くなった。

■「ストレス発散のためにお金をかけている」20代は50.7%

また、ストレス発散消費について聞いた。

全回答者(1,000名)に、ストレスを発散するためにお金をかけたいか聞いたところ、『そう思う(計)』は58.9%だった。男女別にみると、『そう思う(計)』と回答した人の割合は、女性では62.2%と、男性(55.6%)と比べて6.6ポイント高くなった。

実際にストレスを発散するためにお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は50.7%で、前回の調査結果と比較すると、5.6ポイントの下降(前回調査56.3%→今回調査50.7%)となった。

男女別にみると、女性では10.0ポイントの下降(前回調査64.6%→今回調査54.6%)と、男性と比べて下降幅が大きく、また、男女・婚姻状況別にみると、未婚女性では10.3ポイントの下降(前回調査65.0%→今回調査54.7%)と、下降幅が最も大きい。

実際にストレスを発散するためにひと月あたりにいくらくらいお金をかけているか聞いたところ、全体平均は2,929円。前回の調査結果と比較すると、かけている金額の全体平均は181円の減少(前回調査3,110円→今回調査2,929円だった。男女・婚姻状況別にみると、未婚女性では732円の減少(前回調査3,561円→今回調査2,829円)と、減少幅が最も大きくなった。

ストレスを発散するために、どのようなことにお金をかけている人が多いのだろうか。

ストレスを発散するためにお金をかけている人(507名)に、どのような商品・サービスにお金を使っているか聞いたところ、1位「スイーツ・お菓子」(44.4%)、2位「外食」(42.4%)、3位「お酒」(25.2%)、4位「旅行」(20.7%)、5位「ゲーム」(17.8%)となった。

男女別にみると、男性では1位「外食」(34.6%)、女性では1位「スイーツ・お菓子」(59.7%)でした。男女とも、お金をかけて食を楽しむことでストレス発散をしている人が多いようだ。

ゲーム課金に対する20代の意識

■「お金を使ってでもゲームを有利に進めたい」13.0%、「お金を使わないと楽しく遊べない」14.9%

続いて、全回答者(1,000名)に、ゲーム消費について質問した。

お金を使ってゲームをすることについて、<お金を使ってでも(課金してでも)ゲームを有利に進めたい>では「そう思う」は13.0%、<お金を使わないと楽しく遊べない>では「そう思う」は14.9%。20代には、ゲームの満足度を上げるためにはお金をかける必要があると考える人が少なくないようだ。

アイテムやキャラクターの入手について、<ほしいアイテム・キャラを手に入れるためのお金は惜しみたくない>では「そう思う」は15.0%、<レアアイテムやレアキャラを手に入れたときは誇らしい気持ちになる>では「そう思う」は34.4%となった。

■20代のゲーム課金実態ゲーム課金をしている20代は12.2%、かけている金額は平均4,191円/月

ゲームでのアイテムの購入やガチャ等の利用といったゲーム課金実態について質問した。

その結果、<ゲームでのアイテムの購入やガチャ等の利用(ゲーム課金)>にお金をかけている人の割合は12.2%で、それらの人がひと月あたりにかけている金額の平均は4,191円だった。

男女別にみると、お金をかけている人の割合は、男性16.8%、女性7.6%と、女性と比べて男性のほうが9.2ポイント高くなった。

ゲーム課金で失敗をした経験がある人はどのくらいいるのだろうか。

<ゲームでお金を使いすぎて(ゲーム課金しすぎて)生活に困ったことがある>では「ある」は10.6%、<ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがある>では「ある」は20.1%となった。

男女別にみると、経験がある人の割合は、<ゲームでお金を使いすぎて(ゲーム課金しすぎて)生活に困ったことがある>では男性14.6%、女性6.6%、<ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがある>では男性26.6%、女性13.6%と、どちらも男性のほうが高くなった。

■20代が考える“いい買い物”とは?

全回答者(1,000名)に、どのような買い物が“いい買い物”だと思うか聞いたところ、「将来の役に立つものを買う」(51.8%)が最も高くなった。

その場限りではなく、先のことを考えたうえで行う買い物を“いい買い物”だと考えている人が多いようだ。以降、「自分がほしいものを買う」(43.2%)、「買って満足できるものを買う」(41.7%)、「買って後悔しないものを買う」(30.6%)、「コスパがいいものを買う」(29.2%)が続いた。

男女別にみると、「自分がほしいもの買う」(男性33.2%、女性53.2%)と「買って満足できるものを買う」(男性31.2%、女性52.2%)では男性と比べて女性のほうが20ポイント以上高くなった。

女性には、買い物の際、“本当にほしいものか”“満足感の得られるものか”といったことを考えたうえで買うことが大切だと感じている人が多いのではないだろうか。

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