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一度感染したら必要ない?安全性は?やっぱり気になる新型コロナウイルスワクチンの基礎知識

2021.02.04

新型コロナウイルスワクチン、知っておきたいQ&A

新型コロナウイルスワクチンの開発が続く中、数々の疑問も浮上している。そんな中、米ペン・ステート・ヘルスの専門家らが、よくある質問に対する回答を示した。

●新型コロナウイルスワクチンはどのような機序で効果を発揮するのか?

米国で承認されている2種類のワクチン(ファイザー社/BioNTech社製、モデルナ社製)はいずれも、mRNAワクチンと呼ばれるもの。

このワクチンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こす、ウイルス表面のスパイクタンパク質の遺伝情報を含んでいる。

そのため、接種すると、mRNAの情報に基づいてヒトの細胞表面にスパイクタンパク質が形成される。ヒトにとっては異物であるこのスパイクタンパク質を認識した免疫系により抗体が作られることで、本物のウイルスが侵入しようとしてもブロックされ、感染を防御するという仕組みである。

米ペン・ステート・ヘルス・ミルトン・S・ハーシー医療センターのM. Fahad Khalid氏は、「mRNAは、スパイクタンパク質が形成された後、速やかに分解される。このため、mRNAが細胞核の中に入ることはなく、DNAに変換されることは決してない」と説明している。

●新型コロナウイルスワクチンが疾患を引き起こすことはあるのか?

米ペン・ステート・ヘルス・ホーリースピリット医療センターのMohammad Ali氏は、「新型コロナウイルスワクチンは生きたウイルスを含んでいない。スパイクタンパク質が感染を引き起こすことはない」としている。

●新型コロナウイルスワクチンの安全性と有効性はどの程度か?

Khalid氏とAli氏は、「ワクチンの安全性と有効性は極めて高い」と述べ、インフルエンザワクチンの有効性が一般に40~60%であるのに対して、新型コロナウイルスワクチンの有効性は94~95%であると説明している。

ただし、副作用としてごく一部の人に重篤なアレルギー反応が生じることがある。そのため、米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナウイルスワクチンに含まれる成分に対してアレルギー反応が生じたことのある人は、このワクチンを接種するべきではないとしている。

また、他のワクチンに対してアレルギー反応が生じたことのある人は、医師に相談することを勧めている。その一方で、ワクチン以外のアレルギー(食物、ペット、季節性アレルギーなど)のある人は、このワクチンを接種しても安全であると述べている。

その他、注射部位の腫れや痛み、発熱、頭痛、筋肉痛などの副反応が起こることがあるが、一過性のものだという。

●COVID-19に罹患したことがあっても新型コロナウイルスワクチン接種は必要か?

CDCは、COVID-19の罹患歴がある人にもワクチン接種を勧めている。感染後、ウイルスに対する免疫がどの程度持続するのかが明確になっていないからである。

●新型コロナウイルスワクチン接種後はマスクをしなくてもよいか?

マスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスの維持は、ワクチン接種後も継続する必要がある。ワクチンによって発症率は抑えられるが、それでも感染する可能性がまだあるのか、他者へウイルスを広げる可能性があるのかについては、はっきりしたことが分かっていないためである。

●新型コロナウイルスワクチンにマイクロチップが入っているというのは本当か? ワクチンは不妊の原因になるのか?

ワクチンにマイクロチップは入っておらず、不妊の原因にもならない。Ali氏は、「多くの虚偽情報が出回っている」と述べ、最も信頼性のある情報源としてCDCのウェブサイトを参照することを勧めている。(HealthDay News 2021年1月11日)

Copyright © 2021 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
Press Release
https://pennstatehealthnews.org/2021/01/the-medical-minute-how-the-body-responds-to-the-covid-19-vaccine/

構成/DIME編集部

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