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ウエアラブル血圧計、声が聞こえやすいマスク、CES2021で注目を集めたヘルスケア&クリーンテックアイテム

2021.01.26

コロナ禍で初の完全デジタル開催となった、世界最大規模のデジタル技術の見本市「CES2021」(1月11日~14日/展示は2月15日まで)から、2021年に注目の製品やサービスを紹介する。

オンラインのみの展示ということで、出展企業数は昨年の4400社以上から2000社弱へと、ぐっと規模を縮小したCES2021。そんな中、今年一際目立っていたのが、時勢を反映したヘルスケア&ウェルネス関連製品だ。日本でも先日、『Apple Watch』の心電図計測機能が解禁されるというニュースがあったが、以前からあった遠隔で心拍や呼吸数、酸素飽和度などをモニタリングできる機器がさらに小型化、ウェアブル化されるなど、遠隔での診断をサポートする製品が数多く出展されていた。また、感染症対策のための消毒・殺菌デバイスや、非接触型のデバイスも目立った。

1.製品化が待ち遠しい、血圧&血糖値測定の革新的技術

様々なバイタルサインを読み取れるデバイスの中でも筆者が注目したのは、血圧と血糖値という成人病の2大リスクをチェックできる革新的な技術。オムロンのウェアラブル血圧計や光センサーで血圧を測る技術など、血圧測定の技術はここ数年目覚ましい進歩を遂げている。

今年、スイスのLeman Micro Devicesが出展していたのは、スマホに組み込めるくらい小さな「V-Sensor」を使って、血圧や体温が測定できる技術。

また同じくスイスのBiospectalは、既存のスマートフォンのカメラを使って血圧測定ができるアプリを開発したと発表した。近い将来、スマートフォンでもっと手軽に血圧が測れるようになるかもしれない。

一方、日本のスタートアップ、クオンタムオペレーションが出展していたのは「非侵襲血糖センサー」。針を刺さずに血糖値が計れる技術で、このセンサーを搭載したウェアラブルデバイスのプロトタイプも紹介されていた。

昨年CES2020の会場で見かけた「Glutrac」というウェアラブルデバイスでは、しばらくの間指を押し当てて血糖値を測定するしくみだったが、動画で見る限りこちらの方がより簡単に測定できるようだ。

「Apple Watch」がそうだったように、こうした製品は技術的課題以上に国ごとの認可の壁が高く、製品化まで時間を要する。ぜひ早期の実用化に期待したい。

2.ホテルや飲食店で活躍しそうなUVライトクリーンロボット

ヘルスケア機器とあわせて、今年もうひとつよく見かけたのがUV(紫外線)ライトを用いて殺菌、滅菌するデバイス。スマートフォンやマスクを殺菌するケースなどはすでに製品化もされているものも多い。

CES2021ではスマートフォンを放り込むだけでワイヤレス充電&殺菌ができるLexonの「Oblio」(写真)、キーボードやマウスを収納できるKensingtonの「UVStand」など、デザイン性、機能性にもこだわった製品が多く見られた。

中でも特に注目を集めていたのが、UVライトを用いて空間や設備を殺菌する自走式のロボットだ。

LGはプレスカンファレンスの中で、昨年末に発表した「LG CLOi UV-C Robot」を紹介。

また中国のUBTECH Roboticsも同様の機能を持つ自走ロボット「ADIBOT」を発表した。

ホテルや飲食店、さらには病院や公共施設など、日常的に消毒作業が発生する現場では、今すぐにでも導入したい製品だろう。

3.空気を循環させて苦しくない&声が聞こえやすいマスク

コロナ関連では今や生活必需品となった、マスクの出展もいくつか見受けられた。

英国のBinatoneが開発した「MaskFone」は、その名の通りマスク型のヘッドセット。マスク内にマイクが内蔵されていて、電話の相手ともクリアな声で話せる。

オランダのairPop Healthが出展していたのは、アクティビティトラッカーのようにスマートフォンアプリと連動するマスク。内蔵のセンサーが呼吸数などを計測し過呼吸などの兆候がわかるほか、フィルターの交換時期などを管理できる。

Nexvooはマイクロファンを備えた、透明なマスクを出展。UVライトによる殺菌機能も備えているとのことで、同社のサイトからすでに購入可能となっている。

このほかゲーミングデバイスメーカーのRazerも「PROJECT HAZEL」と名付けた、N95クリアマスクのプロジェクトを発表。ベンチレーション機能を備えたプラスチック製のマスクにはマイクとアンプが内蔵されていて、音声がくぐもらないとのこと。専用のケースでUVライトによる殺菌も可能だ。

4.ニューノーマルの時代に注目される非接触型デバイス

感染症対策だけではないかもしれないが、非接触を謳うデバイスも今年目立ったプロダクトのひとつだ。

Intelは専用の画像センサー(カメラ)を用いて、タッチパネルを非接触で操作できるソフトウェア「RealSense Touchless Control Software(TCS)」を発表。CESにあわせてオンラインでデモンストレーションを披露した。ディスプレイの非接触操作を可能にする技術は、ほかにも複数の企業が出展。日本からも知能技術が、非接触で画面操作ができる「UbiMouse」を出展していた。

またネットワークカメラメーカーのArlo Technologiesは、訪問者が近づいてきたことを検知して自動でドアベルを鳴らす「Arlo Touchless Video Doorbell」で、CES 2021 INNOVATION AWARDを受賞。同様のドアベルはAlarm.comからも発表されている。

CES2021自体もそうであったように、直接触れることなく遠隔でというトレンドは、コロナ収束までもうしばらく続くことになるだろう。

取材・文/太田百合子

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