ARグラス
メガネ型ARグラス×5Gで街に情報があふれる世界に
高速大容量な5Gを生かすコンテンツとして注目される、VRやARなどのMixed Reality(複合現実)。中でも観光から広告、ゲーム、エンタメ、翻訳、教育まで、幅広い分野で期待を集めているのが、現実世界にデジタルデータを重ねて表示できるARだ。2020年にはドコモがヘッドセット型の『Magic Leap 1』を発売。KDDIも5Gスマホとつないで使う、手の届きやすい価格のメガネ型ARグラス『NrealLight』を発売した。
VRヘッドセットの『Oculus』を手がけ、現実世界を3Dマップ化する計画を進めているフェイスブックも、メガネ型ARグラスの開発プロジェクト「Project Aria」を進行中。製品化に向けたリサーチ用のデバイスとして、レイバンと協力した『Project Ariaグラス』も発表している。マーク・ザッカーバーグCEOは2021年にも製品化する計画を明らかにしており、メガネ型ARグラスが脚光を浴びそうだ。
2021年に製品をリリース
Facebook『PROJECT ARIA GLASSES』
フェイスブックでは現実世界を3Dマップ化するプロジェクト「LiveMaps」のための、リサーチ用メガネを公開。これはあくまでもリサーチ用のものだが、2021年にはこれらの技術を踏襲したARグラス製品をリリースする予定だ。
5Gスマホとセットで使う
KDDI『NrealLight』6万9799円(税込み)
『Xperia 5 II』または『Galaxy Note20 Ultra 5G』と接続して使うARグラスが、KDDIから登場。目の前に100インチ規模のディスプレイを表示できるほか、ゲームなども楽しめる。2021年3月31日まで「10,000Pontaポイントプレゼントキャンペーン」も実施中。
取材・文/太田百合子
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