
フォルクスワーゲン乗用車ブランドのアイコン モデルである「Golf」は、2020年の秋に8つのモデル バリエーションのすべてが出揃い、好調なセールスを記録している。
昨年、「Golf」はヨーロッパで約31万2,000台が納車され、再びベストセラーカーの座を獲得した。フォルクスワーゲンの主力車種は、ドイツでも最も売れたクルマとなり、約13万3,900台の車両が納車された。
「“Golf”は、2020年に再びその本来のポジションを維持することに成功しました」と、フォルクスワーゲン ブランド最高経営責任者(CEO)のラルフ ブランドシュテッター氏は述べている。
「 第 8 世代の “Golf” は、先代モデルのサクセス ストーリーをそのまま受け継いでいます。このクルマは、多数の面で、技術的なベンチマークであり続けています」と、続けてコメントしている。
下半期、特に、第3四半期に主要モデルのラインアップが“GTI”3、“GTD”4や“GTE”5などの追加で完成したことにより、販売に勢いをつけることができました」と、ブランドシュテッター氏は続けている。
ハイブリッド モデルに対する高い需要も、この成功に貢献。それにより、年末までに販売された「Golf」の3台に1台がハイブリッド モデルとなっている。
また、ヨーロッパで納車された約 31 万 2,000 台の「 Golf 」のうち、約17万9,000台は下半期に販売され、年後半に非常に好調なセールスを記録したことを裏付けている。
年末に、「Golf」は2位以下を大きく引き離して、ドイツにおける登録台数1位となったが、登録ランキングの2位と3位の座も「Tiguan(ティグアン)」、そして「Passat(パサート)」でフォルクスワーゲンが獲得した。競合他社のモデルの最高位は、4位に留まっているという。
「Golf」は、『Auto Motor und Sport』、『Auto Bild』、『Auto Zeitung』といったドイツの自動車専門誌が実施した16の比較テストのすべてにおいて「コンパクトクラス」の1位に輝いている。
「私たちを信頼してくださった、すべてのお客様に感謝いたします。また、コロナウイルス パンデミックによる困難な状況の中でも素晴らしい仕事をしてくれたチーム全員にも感謝の意を表したいと思います」と、ブランドシュテッター氏は述べている。
関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golf.html
構成/DIME編集部
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