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出張シェフが伝授!おうちでできる調理前、中、後のコロナ感染対策

2021.01.24

新型コロナウイルス感染症の感染対策を自宅でも実施する中、特に家族の料理を作る役割の人は、調理中も何かしら気を付けていることだろう。けれど、自分が今やっていることだけで十分なのだろうか? そんな不安を抱える人に向け、出張シェフが家庭での出張料理中に実際に行っている感染対策を紹介する。

調理中と調理前後に行いたい感染対策

(画像はイメージ)

今回、話を聞いたのは、病院勤務経験のある管理栄養士で、現在は出張シェフサービス「シェアダイン」で活躍中の住岡昌恵さん。出張シェフとして家庭で調理する際、どのような感染対策を実施しているのか。調理前・調理後の一連の流れを教えてもらった。

【取材協力】
住岡 昌恵さん
中学性の頃より、食とスポーツに興味を持ち、栄養士を志す。女子栄養大学へ入学し、スポーツ栄養を学ぶ。同大学卒業後、療養型病院の栄養科へ入職し、調理・献立作成・栄養指導などに従事し、5年半勤務。退職後、フリーランスとしてシェアダインの出張シェフとしての活動を中心に、学生やプロレスラーなどアスリートの食事指導などを行っている。

シェアダインの住岡昌恵シェフのページ
http://sharedine.me/chefs/155

1.お客様宅に向かうとき

「移動中はマスクを着用し、念のためインターホンを押す前に手指の消毒を行い、使い捨て手袋をはめています。使い捨て手袋は、ポリエチレン手袋や安価で惜しみ無く取り替えられるものがおすすめです」

2.調理前

「お客様のご自宅内に入ったら、外でしていたマスクを外し、新しいものに付け替えます。このときにマスクと一緒に先ほど付けた手袋も外し、持参した袋などに入れ、処分します。コートや調理時に使わない荷物は、万が一ウイルスがついているかもしれないため、室内に持ち込まないよう、廊下や玄関に置かせていただきます。

帽子、調理着、スリッパを着用し、手洗いに進みます。爪先、指の間はもちろん、手首やひじまでしっかりと石鹸を使って手洗いします。お客様宅の衛生ルールなどがあればそれに従います。そして、キッチンの換気をお願いし、調理内容や確認事項などのヒアリングを行ったら、再度、手を洗って調理用手袋をつけて、調理開始です。調理用手袋のおすすめは、ラテックス手袋やニトリル手袋のようにフィット感が良く薄手のものです。また色付きほうが、万が一手袋を切ってしまったときに、料理に混入しても分かりやすいのでよいでしょう」

3.調理中

(画像はイメージ)

「調理中、手袋をした手でマスクや顔には触れないようにします。触れた場合は手袋を変えます。味見等でマスクを外す際は、布の面を触らないよう、耳のひもを持って外します。味見のときには、菜箸やおたま・レードルから直接ではなく、味見用の小皿を用意してそれを使用します。また調理中は手袋を外して、手をこまめに洗うのを心がけています」

4. 調理後・盛り付け時

「調理が終わったら、お皿やタッパーをアルコールや熱湯で消毒してから盛り付けます。熱い料理ですぐに食卓に出さないものは粗熱が取れたらすぐにふたをして冷蔵庫へ入れます」

5.配膳時

「食卓に出す際は、料理はすぐに運ばず、アルコールなどでテーブルを拭くなどした後、お膳が整ってから運びます。食卓に出しても食べる直前までお皿にラップやふたをしておきます」

6.片付け

「調理中に使用したマスクや手袋は、他に触れないようにひとまとめにして袋に入れ、捨てています。調理器具や、味見に使った小皿などは、念のため熱湯やアルコールで消毒します」

これらは住岡さんがシェアダインの衛生基準にのっとって、サービス提供時に実際に行っているコロナ対策だ。家庭では調理中にマスクや手袋をつけるのはむずかしいこともあるが、その他の「キッチンの換気」や「小皿で味見」「お皿やタッパーを消毒してから盛り付ける」「食べる直前までふた」などについては実践できるだろう。

食中毒予防のための行動

(画像はイメージ)

ところで、調理する側としては、コロナだけでなく食中毒も不安なところがある。特に食中毒対策で行っていることを住岡さんに聞いた。

「食中毒を防ぐために行っていることとしては、肉・魚などを扱う場合に、手袋の上から使い捨ての手袋をして、すぐ捨てています。肉を触った手袋で他の調理器具などを触ってしまうと、雑菌がついてしまう恐れがあるためです。

また、手を拭くタオルと食器などを拭くタオルを分ける、菜箸やおたまなどの調理器具から直接味見をしない、お皿やタッパーをアルコールや熱湯で消毒することのほか、生肉や魚専用のまな板を用意する、もしくはその都度洗い、熱湯をかけるということも行っています。熱湯をかけるのは濡れているとアルコールが効かない場合があるためです。できあがったものを切るときも、まな板の使いまわしはせず、専用のまな板を用意します」

家庭での感染対策のポイント

(画像はイメージ)

コロナと食中毒の予防策を家庭で実践する際に、特に気を付けたいことについて住岡さんは次のポイントを挙げる。

●帰宅後すぐの手洗いうがい・コート類は玄関で脱ぐ

「帰宅したら、手洗いうがいを徹底し、コートなどはなるべく玄関で脱ぎ、ウイルスを持ち込まないことが大切だと思います」

●一人が使ったものを使いまわさない

「コロナ対策にしても食中毒対策にしても、一人が使ったものを使いまわさないことが重要だと思っています。コップやお箸、取り皿など、家族間だとついつい使いまわしてしまいがちなので、気をつけましょう。特に、お子さんへの取り分けは盲点になりがちです。

料理を大皿から各自へ取り分ける際は、直箸ではなく取り分け用のカトラリーを用意することも重要だと思います」

●こまめに手を洗い除菌を

「調理する人は、調理前、調理中、調理後に、こまめに手を洗い除菌しましょう。手袋は、可能であれば調理中、生の肉魚を扱うときだけでもつけるのをおすすめします」

●マスクの取り扱いに注意

「使用済みのマスクを食卓の上に置かないようにしましょう。マスクに直接手が触れたらすぐに手を洗うことも大切です」

「大切な家族を守るため、普段の行動を見直して、安全な方法を選択しましょう」と住岡さん。料理の作り手はプレッシャーも大きいが、家族の健康を守るために、ぜひ意識を強化したいものだ。

取材・文/石原亜香利

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

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