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専門家に聞くコロナ禍における夫婦関係円満の秘訣は「会話の話題が多いこと」「ありがとうを言い合うこと」

2021.01.16

コロナ禍で夫婦一緒の時間が増える今、夫婦関係の課題が目につく数も増えたかもしれない。例えば夫婦間で会話のネタが尽きたり、なんとなくかみあわなかったりと、些細なことだがうまくいかない、ということはないだろうか。

そこで今回は、夫婦カウンセラーに、夫婦間で話題を増やす方法や会話のコツ、「ありがとう」の伝え方など、夫婦円満のためのコミュニケーション術を聞いた。

円満な夫婦は子どものこと以外も多く会話する傾向

明治安田生命保険相互会社は、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、夫婦をテーマとしたアンケート調査を実施した。対象期間は2020年10月、対象者は20–79歳の既婚男女、1,620人。

結果、コロナ禍の影響で「仲がよくなった」と回答したのは約2割の19.6%で「仲が悪くなった」と回答した人は1割未満の6.1%となった。

「仲がよくなった」理由は、「コミュニケーションや会話の機会が増えたため」(62.5%)が最も多かった。外出自粛やテレワークにより、夫婦の在宅時間が増えたことが要因とみられる。

また夫婦は円満かと尋ねたところ、77.8%と約8割が「円満である」と回答。

平均会話時間について、「円満である夫婦」は平日「146分」、休日「273分」、「円満でない夫婦」は平日「53分」、休日「83分」と圧倒的に円満夫婦のほうが会話時間が長い結果となった。

会話の内容は、夫婦の円満度に関わらず、「子どものこと」を話す割合が上位となっている一方、円満である夫婦は「テレビなどのニュース」や「休日の予定」、「夫婦のこと」についても話題にしている割合が高かった。夫婦円満のカギは「子どものこと」以外の話題を種類多く増やすことにあるのかもしれない。

また配偶者から言われたい一言のトップは「ありがとう」だったが、夫は47.2%、妻は67.3%と、妻のほうがその欲求が高いようだった。

夫婦の会話「子ども以外のこと」なら何を話すのが良い?

この調査結果で推測されることの一つに、夫婦の会話時間や話題を増やすことが夫婦円満につながるということがあった。

ほとんど子どもの話しかしないという夫婦がいるならば、他にどんな話が良いだろうか。話の切り出し方がわからないという人もいるだろう。そのコツも含めて、夫婦修復カウンセラーの合澤りえさんにアドバイスしてもらった。

【取材協力】

合澤りえさん
夫婦修復カウンセラー、OFFICE AIZAWA代表。
こじれてしまった夫婦関係の修復やパートナーの浮気問題や離婚問題を中心にカウンセリングを行っています。 
https://ameblo.jp/ririlala3/

1.夫から妻へ切り出すと良い話題

「女性は自分の話に関心を持って耳を傾けてくれることに満足する傾向があります。基本は、今日一日どう過ごしていたかをベースに、『今日はどうだった?』『今日は例の任された仕事どうだった?」など、どのようなことがあったのか、何を感じたのかを共感しながら聞いてみると良いと思います。興味を持って自分の話を聞いてもらえると、妻は夫が自分に関心を持っていてくれると、とても嬉しく思うものです。また洋服や髪型など、夫が妻の小さな変化に気付き、『髪型変えた?よく似合っているね。』などと褒めることも、妻からすると嬉しいポイントだと思います。

また、時々は妻の実家についても『最近、お母さん元気にしてる?』など、気を配ることで、妻は最近の実家の近況を夫にスムーズに伝えることができます。妻のことだけでなく、妻の親族のことまで大切に想ってくれる夫は妻にとって、とても大切な存在となっていくことでしょう」

2.妻から夫へ切り出すと良い話題

「最近は共働きの方が多いので、働く大変さやむずかしく感じることなど、パートナーに共感できる部分が多いのではないでしょうか。そこを生かし、夫が帰宅した際『今日は大変だったよ!』『あー疲れた!』と口に出したときは、少しでも時間を作り、妻から『お疲れ様。今日大変だったのね?』と話すきかっけを作ると良いと思います。たいていは、愚痴のようであって、僕は今日頑張ったよ!という内容が案外多いと思いますので、あえて耳を傾け『さすが貴方ね。』『すごいね。』という方向で夫の頑張りを認める言葉をかけたり、共感したりすると、妻に認められた夫は明日も頑張ろうとモチベーションが上がります。

少し寡黙な夫でも、夫が好きなことや趣味について、また夫が関心を持っていること、例えば今日のニュースなどに話題を振ると、口数が増えたりするものです。普段から夫の興味のある事柄について情報収集をしておくと、夫は妻との会話がますます楽しくなっていきます」

夫婦円満のための会話術

続いて、円満に夫婦関係を続けるためにおすすめの会話術を合澤さんに伝授してもらった。

1.褒める、認める

「誰よりも大好きなパートナーに褒められ、認めてもらうことは、夫婦共にとても嬉しいもの。いつもパートナーの話をよく聞き、関心を持ち、仕事のことでも、家の中のことでもよく頑張っているなと思うことがあったら、『よく頑張ったね!』『助かるよ』『あなたってさすがね!』と言葉に出して、相手に伝えていきましょう。そうしていくことで、あなたはパートナーにとって一番の良き理解者となっていきます」

2.感謝する

「普段のさりげないパートナーの心遣いや何かしてくれることを、あなたは当たり前と思っていませんか? もし当たり前と思っていた、心の中では感謝していたが気恥ずかしくて伝えられていなかった、という方は、まず、感謝の言葉を素直に伝えるようにしていきましょう。誰でも『ありがとう』と言われたら、とても嬉しいものです。

実は夫婦不仲に陥ってしまった方たちが、感謝の言葉を意識して伝えるようになったら、夫婦関係が改善されたというケースが多々あるくらいなのです。やはり、お互いに感謝を伝え続ける、その積み重ねこそが、夫婦円満の一番の秘訣だと思います」

3.相手の話に耳を傾ける

「誰でも自分の話を聞いて欲しい欲求があると思いますが、実際、自分の話をするばかりでは、パートナーと良好な関係を築くことはなかなかできません。まずは、相手の話をよく聴く姿勢を持つことです。そうすることで、パートナーがいつも自分を受け止めてくれている安心感にもつながりますし、相手が何を普段から考えているのか、どんなことに努力しているのか、何を求めているのか、分かるようになるものだと思います。

そうすれば、自分が相手のために何をしてあげると良いかも自然に分かるようになり、的外れなこともしなくなります。

パートナーに耳を傾け、理解するということを少しでも意識して生活してみると、夫婦仲に良い変化が表れるようになります」

「ありがとう」は言いづらい…言うコツは?

感謝を伝え合うことはやはり大事。アンケート調査結果でも「ありがとう」は夫婦ともに言われたいようだった。しかし、気恥ずかしい、言うキャラじゃない、などが理由でなかなか言いづらい人もいるだろう。どんな対策があるだろうか?

「パートナーに感謝の気持ちをなかなか伝えることができない方は、少しずつ段階を踏んで感謝を伝える工夫をしてみると良いでしょう」

1.感謝している事柄を10個書き出す

「パートナーから普段してもらっていることで感謝している事柄を10個書き出してみます。普段当たり前と思っていた場合は、心からパートナーに感謝する気持ちを持つことがとても大切です」

2.一つ選んで今月1回だけ「ありがとう」と伝える

「その書き出した中から今回感謝を伝えたいことを一つ選び、今月1回だけ、パートナーに『ありがとう』と伝えてみましょう」

3.段階的に回数を増やしていく

「翌月は月に2回『ありがとう!』と伝え、そのまた翌月は月3回、その後、週1回、週2回、週3回…と毎月伝える回数を増やしていきます。これに加え、パートナーのお誕生日や結婚記念日に、感謝の気持ちをしたためたカードや手紙を渡してみるのもおすすめです」

「初めは意識的だったとしても、徐々に頻度を増やしながら伝えるようにすることで、1年後には、あなたはパートナーに毎日、自然に心から感謝を伝えられる素敵な夫、妻に変わっています。ぜひ、試してみてください」

夫婦一緒の時間が増える今、夫婦の会話やコミュニケーションについて、レベルをアップさせていき、夫婦円満度を上げてみるのもよいのではないだろうか。

取材・文/石原亜香利

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