人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

夫婦カウンセラーが解説!子どもの教育方針や叱り方に納得がいかない時の効果的な伝え方

2021.01.17

今、パートナーに直して欲しいことにはどんなことがあるだろうか。「掃除をしない、片付けをしない」「服を脱ぎっぱなし」「ゴミを捨てない」「時間にルーズ、約束を忘れる」など、人それぞれ気になることは異なるだろう。伝え合う夫婦は多いものの、言い争いに発展してしまったり、相手が直す気を起こさないなど、ネガティブな事態になりがちだ。

何かうまい伝え方はないだろうか? そう考える人に向け、夫婦カウンセラーに効果的な方法を聞いた。

約6割が「パートナーに直して欲しいところがある」

エン婚活エージェント株式会社が2020年11月、ツール「famion(ふぁみおん)」を通じて20~60代の男女70人に対して実施した「夫婦間コミュニケーション」についてのアンケート調査で、パートナーに直して欲しいところが多少なりとも「ある」と62%が答え、直して欲しいところは「性格・癖(37%)」「価値観・考え方(24%)が多い結果となった。

さらに具体的に直して欲しいところを尋ねたところ、次の内容が挙がった。

・掃除をしない、片付けをしない
・服を脱ぎっぱなし、ゴミを捨てない
・時間にルーズ、約束を忘れる
・家事を決めたのにやらない、ルール守らない
・子どもへの教育の仕方や叱り方
・酒癖が悪いところ
・貯金ができない
・自分の考え方が正しいという前提で行動するところ
・将来のビジョンを考えていないところ

このような「直して欲しいところ」をどんなタイミングで伝えているかを尋ねたところ「思った時に直接伝えている」が61%と最多となった。

次に「生まれ変わっても同じパートナーと結婚したいか?」と尋ねたところ、「はい」が74%となり、自由回答では「文句や嫌な所も出て来ますが、それはお互い様だと思うので」「相手にも苦手な事もあるが、自分の苦手な事を補ってくれているから」など、直して欲しいところへの不満よりも相手への好意が上回っている夫婦が多く、「お互い様」という良い意味での妥協で落ち着いている夫婦が多いようだった。

どうすればパートナーは行動を起こしてくれるか

もし、相手が直して欲しいところを直す行動を起こしてもらうことができれば、さらに夫婦関係は円満になるだろう。

例えば、「掃除や片付けをしない」「服を脱ぎっぱなし」などの習慣のあるパートナーに対して、どのように言えば進んでしてくれるようになるだろうか? 夫婦カウンセラーのおいかわのりこさんの意見を聞いた。

【取材協力】

おいかわ のりこさん
「夫婦問題相談室フォルテ」にて、相談者が抱えている悩みを伺い、カウンセリング・コーチングなど様々な手法を用い問題解消に向けたサポート業務を行う。夫婦、家族、子育てなどの相談多数。【資格】夫婦カウンセラー、子育てアドバイザー、アンガーマネジメントファシリテーター、コニュニケーション心理学マスターコーチ
https://fufu-forte.jp/

「パートナーは、親でも兄弟でもなくあくまで他人です。また、結婚により、無条件に自分寄りに変わってくれるわけでもありません。お互いの価値観のすり寄せが必要となります。

しかし、掃除や片付けをしない、服を脱ぎっぱなしにするなどのパートナーは、そのことを理解していないか、相手に甘えているか、また『相手がやるもの』という価値観を持っているのかもしれません。このようなパートナーに対しては、怒ったり文句を言ったりしても関係性が悪くなるだけですので、感情的にならずに冷静な話し合いをすることをおすすめします。

掃除や片付けをしないパートナーに対しては、もともと片付けが苦手という人もいるかも知れませんので、一緒に片付けや掃除をやるように促してみてはいかがでしょう。『毎週◯曜日に掃除をしよう』『私はこっちをやるから、あなたは◯◯を捨ててきてくれない?』などと言うのです。

服を脱ぎっぱなしにするパートナーに対しては、いつも服を脱ぎっぱなしにする場所に脱いだ服を入れるカゴや袋などを置いておき、そこに入れさせるなど、まずは床に放置することをやめるところから始めてみましょう。

本人と話し合い、これならできそうということを本人に決めてもらい実行してみるのもいいのではないでしょうか」

「子どもへの教育の仕方や叱り方」に納得がいかないとき

アンケート調査結果では、「子どもへの教育の仕方や叱り方」について、パートナーに直して欲しいと思う人がいた。そんなパートナーに対して、どんな風に伝えればいいだろうか?

「考え方、価値観の違いを感じることは夫婦間で必ず起こることです。特に、子どもへの教育の仕方や叱り方については思い入れが強く、お互いに引けないという状況も多いと思います。厳しく育てたほうがいい、褒めて育てたほうがいい、学校は公立か私立か、様々な考えや価値観があるでしょう。それを『対立』ととらえるのではなく、自分の考え方や価値観を相対化したり拡げたりする学びの機会、ととらえてみてはいかがでしょうか。お互いに相手の考えを否定するのではなく、冷静な話し合いをし、そのうえで納得できる答えを導き出せるのが理想的であると思います。

相手の考えや価値観を理解しようとする気持ちを持ち、あくまでも建設的な話し合いを心がけ、お互いに納得できる着地点を探す努力をしてみましょう。また、本や情報などから客観的視点を得ることも必要かもしれません。

どちらにせよ、親の対立に子どもを巻き込むことになっては本末転倒です。『どうすることが子どもの幸せにつながるのか』という視点を忘れず、あくまでも夫婦で『子どもの幸せを願う気持ちは同じ』という共通認識は常に持って話し合うようにしていただきたいと思います。親が求める幸せが子どもの幸せとは限らないこともあります。親も広い視野を持つことが求められると思います」

「将来のビジョン」は一緒に考える姿勢と気持ちが大事

またアンケート調査結果では、「将来のビジョンを考えていないところ」を直してほしいという声もあった。

「一口に『将来のビジョン』と言っても広範囲にわたるので、具体的なテーマや話題から始めてみるのはいかがでしょうか。

夫婦、家族としての将来のビジョンを考えていないのであれば、例えばお金の面であればファイナンシャルプランナーである専門家の話を夫婦で聞いてみるなど、“とっかかり”となりそうなアクションなどの企画を考えてみるのはいかがでしょう。

また5年後、10年後にどうなっていたいか、子どもがいる場合は子どもが独立した後に夫婦でどんなことをやりたいかなど、具体的に一緒に考えてみようという風に夢を語り合ってみる機会を持ってみるのはいかがでしょう。一方的に相手に答えを求めるのではなく、一緒に考えてみようという姿勢、気持ちが大事であると思います」

パートナーに直して欲しいことがあり、悶々としているのなら、これらはとてもヒントになると思われる。ぜひ取り入れてみてはいかがだろうか。

取材・文/石原亜香利

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年6月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホシアタースタンド」! 特集は「理想のワーケーション」、「eスポーツギア」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。