
一人で来店する客のみであっても、飲食店は時短営業すべき?
ますます進む新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7日夕方に一都三県を対象に緊急事態宣言が再発出された。
政府が定めた基本的対処方針としては、飲食店などを対象に営業時間を午後8時まで(酒類提供は午前11時から午後7時まで)に短縮するよう要請し、応じない場合は営業時間短縮の指示と、店名の公表をするとのことだ。
ではもしも飲食店を利用するお客さんが“会話や料理のシェアなどをする必要がない「一人で来店するお客さん」”のみであれば多くの人はどう考えているのか。
日本トレンドリサーチはその場合の時短営業等の必要性についてどう考えるか聞いてみた。
自粛や時短営業をすべきだと「思う」と回答した人が31.4%、一方の「思わない」と回答した人が42.6%となり、「思わない」の割合が「思う」を上回る結果となった。
それぞれの回答の理由を聞いているので、一部を紹介しよう。
一人で来店する客のみであっても、飲食店は時短営業すべきだと「思う」理由
・客数や会話の有無で飲食店に差別を設けるのは不公平だから。(60代・男性)
・いろんな人がいる。節度ある行動がとれる人、そうでない人。基準は最悪をとるべし。(60代・男性)
・くしゃみや咳でも感染が広がる可能性ある為(30代・男性)
・一人ならいいような気もするが、それで確実に感染を防止できるという保証はないから(50代・女性)
・たとえ席に一人ずつでも、トイレに行ったりして、同じドアノブを触るなどして、感染のリスクはないとは言えないから。
・(50代・男性)
一人で来店する客のみであれば、飲食店は時短営業すべきだと「思わない」理由
・おひとりさまなら、会話することもないので飛沫も飛ばないし、感染予防対策をしっかりとされている店舗であれば、いいと思います。(40代・女性)
・ランチを食べに行っているが夜に会話をしないで飲むのも問題ないと思う。(30代・男性)
・もし一人で食事することもダメであれば人との接触がすべてダメになる。コロナが発生して1年がたち感染経路は大体判明している。ご飯を食べていようが濃厚接触のない局面であればまず罹患することはない。(40代・男性)
・スーパー等の方がよっぽど不特定多数の人が出入りしている。色々物に触ってるし。対策してれば問題ないと思う。(50代・男性)
・それが認められないなら、他の施設も自粛要請しなければ不公平に思うので。(40代・男性)
「飲食店に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年1月7日~1月8日
集計対象人数:1,600人
集計対象:男女
構成/ino.
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