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コロナ禍でリフォームする人が急増、覚えておきたいテレワークしやすい空間づくりのポイント

2021.01.15

テレワークが推進される中、住宅においてはテレワークが可能なスペースの需要が高まっていることがわかっている。自宅をテレワーク仕様にして、快適に仕事がしたい。そんなときのリフォームのポイントは? 専門家選びのコツは?

家づくりの専門家とつながれるプラットフォーム「Houzz(ハウズ)」に聞いた。

コロナ禍でテレワーク・エクササイズ・アウトドア空間に需要増し

2020年9~10月、Houzzが実施したコロナ禍住宅市場調査では、テレワークが可能なスペースの需要が高まったことがわかった。加えて、以前は家の外で解決していたジムやエクササイズ用のスペースやアウトドア空間が求められるようにもなったこともわかった。

また家族と一緒に過ごす時間が増えた中、家での時間をより楽しむためのリフォームや模様替えの需要も増えた。調査結果では、家を楽しむために「リビング」42%、「バスルーム」39%、「アウトドア」34%、「キッチン」32%の順でそれらの空間を変更したいと回答した。

Houzzは2009年に米国で誕生したサービスで、住宅リフォームを希望するユーザーと、住宅リフォームに関連する業者が登録する住宅リフォームコミュニティプラットフォームだ。日本でも展開されており、住宅をリフォームしたいといった際に、リフォームのアイデアを写真で確認したり、専門家とつながって直接相談・発注したりすることが可能だ。

Houzzでは、コロナ禍により、日本を含む世界中で、小規模プロジェクトから大型リフォームまで幅広いリフォームの需要が高まり、ユーザーから専門家への問い合わせも増えたという。ちょうど2020年11月に「Houzz Pro」という専門家がよりHouzzを使いやすくする新サービスをリリースしたこともあり、ユーザーは専門家と簡単にオンライン上でビデオ会議を予定し、実施することができるようになった。その結果、専門家と施主間での案件化率もアップし、案件の質も向上しているという。またコロナ禍により、専門家とのやり取りもオンライン化しているそうだ。

参考:「Houzz Proを利用している専門家を選ぶメリットとは?」

在宅勤務がしやすい空間づくりのポイント

このような中、ビジネスパーソンの多くは在宅でのテレワークになり、適した空間づくりを検討する機会も増えているだろう。そこでHouzzの担当者に、在宅勤務がしやすい空間づくりのポイントを聞いた。

「在宅勤務をされる方が増え、仕事モードへの切り替えをうまくできなかったり、仕事のスペースを確保できなかったり、今まで気にしていなかったインテリアを負担に感じる人も多いのではないでしょうか。Houzzが実施した日本ユーザー向けの在宅勤務に関する投票アンケートでも、約75%ものユーザーが『在宅勤務に課題を感じている』と回答しています。そのアンケートでは、主に次の課題が挙げられています」

●主な課題

・「ダイニングテーブルでは、長時間仕事ができる高さや素材の机・椅子ではないため、肩こりや腰痛がひどくなった」

・「独立したワークスペースがないため、仕事と生活のメリハリをつけるのがむずかしい」

・「生活感のある空間を見せたくないので、オンライン会議をどこで実施し背景をどうするか気を使う」

これらの課題に対し、Houzzの専門家は次のようにアドバイスしている。

「職種によって心地よい仕事場の定義が異なるため、光、音、色、デスクの高さなど、在宅勤務をする上で、自分にとってのベストな環境を考える必要があります。自分のアイデンティティーやニーズをうまく反映した住まいづくりをすることで、家で過ごす時間が多くなっても、居心地の悪さや負担を軽減することができます」

Houzzでは、オンライン会議の背景の課題を解決すべく、Zoomで使用できる6つの背景画像を提供している。ダウンロードできるのでそれを利用するのもいい。また住まいづくりのアイデアを集めた写真や記事を参考にしたり、ビデオ電話を活用してインテリアデザイナーにオンラインで購入できる商品をおすすめしてもらったり、自分らしさを反映した家づくりのアドバイスを得たりすることもできる。

参考:「ウェブ会議に使える6つのバーチャル背景【ダウンロードOK】」

また、Houzzの担当者は次のように実体験を語る。

「私も在宅勤務なのですが、やる気スイッチをオンにするために、毎日、試行錯誤しています。例えば、毎朝、出社していたときと同じレベルの服に着替え、化粧をすることをルーチン化したり、狭いマンションでも窮屈さを感じないように、Houzzの事例写真を参考にしながら、毎日違う場所に小さなホームオフィスを作って、不安を楽しみに変えながら過ごしています。先日は天気がよかったので、ベランダに即席のホームオフィスを作り、日差しを浴びながら仕事ができ、とても良い気分転換になりました」

またHouzzの専門家は、快適なテレワークを自宅で実現するためにリフォームする際のコツとアイデアをコラム記事で紹介している。そこでは次のアイデアが紹介されている。ぜひ参考にしてみよう。

・コンセントやLAN配線を増設し、仕事をしやすくする。
・ビデオ会議で表情が明るく見えるよう、自然光が顔に当たる場所にデスクを設置。
・ビデオ会議で背景が映ることも考えて、デスクの背後をよく選ぶ。場合によっては可動式パーテーションを置く。
・仕事がしやすいよう、照明の位置と光色に配慮する。
・デスクと椅子の高さが合っているか確認、長く座っても疲れない、座り心地の良い椅子を選ぶ、立って作業ができるよう昇降式のデスクを採用するなど。
・キャスター付きの椅子を選ぶ場合には、キャスターで床がへこむこともあるため、床材選びに気を付ける。

参考:「テレワーク用に家をリフォームするなら知っておきたい6つのポイント」

在宅勤務に適したリフォームを行う際の専門家の選び方

ところで、在宅勤務に適したリフォームを行いたいと考えたとき、どんな専門家を選べばいいだろうか。

「何よりも重要なのは、その専門家がいかにお施主さんのニーズに耳を傾け、そのお施主さんに合ったご提案をしてくれるかです。ご自身に合う専門家を見つけるのは非常にむずかしいですが、まずは、ご自身が好むスタイルと合う専門家を見つけるところから始めるのをおすすめします。最近ですと、リモートで設計やインテリアの相談にのってくれる専門家も増えているので、お住まいのエリア外の専門家でも内容によってはお仕事を受けてくださる方もいるかもしれません。

過去事例などを写真で見て、ある程度、気に入った専門家を見つけられたら、打ち合わせを希望してみてください。専門家と良いコミュニケーションが取れることは家づくりの成功の秘訣です。打ち合わせの際に、お施主さんのライフスタイルや、どのように家族と家の中で接したいか、など具体的な質問をしてくれる方は、きっと家族の希望に近い提案をしてくれると思います」

在宅勤務や巣ごもり生活を快適にする、家の空間づくりや見直しは、一つの楽しみにもなりそうだ。リフォームを検討している場合はもちろん、ちょっとした模様替えをする際にも、専門家の知恵を借りるというのもいいのではないだろうか。

【取材協力】
Houzz
https://www.houzz.jp/

取材・文/石原亜香利

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