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まさに〝聴く演劇〟!オーディオブックの新しい楽しみ方を提案する「Audible」

2021.01.13

コロナ禍において音声コンテンツが注目を浴びる昨今、知っておきたい注目のサービスが世界最大級のオーディオエンターテイメント「Audible」(オーディブル)だ。1995年にアメリカからスタートし、日本でのサービス開始は2015年から。「聴く本」をはじめ、ポッドキャストなど多彩な音声コンテンツの拡充を図っている。今回はそんなAudibleの人気コンテンツやこだわりに迫る。

耳で聴く新しい楽しみ方ができる「Audible」

―Audibleのコンテンツ数は約40万冊と拝見したのですが、中でもどのコンテンツが一番人気なのでしょうか。

「ビジネス」と「スキルアップ」が非常に人気なジャンルです。それら以外のジャンルにも積極的に投資を進めており、最近では人気作品ランキングに「下町ロケット」、「モモ」などの文芸作品もランクインしています。

また、ポッドキャストではNewsPicksや吉本興業とのコラボ作品が上位にランクインしており、コメディやカルチャーの分野も伸長してきていますね。

―「ビジネス」と「コメディ」は真逆の分野ですが、なぜどちらも人気になってきているのでしょう?

お客様の動向を見ていると、2〜3時間でビジネスジャンルの本を1冊読み、ある程度耳に馴染んだ後、文芸作品に移っていくコンテンツ消費の流れが生じています。

「耳で聴く」新しい楽しみ方ということもあり、一度読んだことがある作品であっても新鮮に感じられるので、こういった消費行動が起こっているのではないでしょうか。

▲AudibleにはAmazonアカウントを保持していれば作品を1冊ずつ購入できるサービスと、月額1500円(税込)の会員制サービスの2種類がある。会員特典として、毎月1つ付与される「コイン」で好きなオーディオブックを購入できる。また、ポッドキャストも追加料金を支払うことなく聴き放題で楽しめる。
2020年10月末には会員特典が拡充され、毎月1冊Audibleが選書したおすすめ書籍を1冊無料で購入できるようになった。

「表現したいこと」と「聴きやすさ」のバランスを意識

―その世界観を担保するために、読んでくださる方の選定も重要ですよね。

はい。お客様に音声でお届けしたいと思える作品であることはもちろんですが「誰が読むか」でオーディオコンテンツとしてのクオリティが変わってきますので、その部分にはすごく気をつけていますね。

―音声を録るとき、工夫していることはありますか?

オリジナルコンテンツ「アレク氏2120」を例に挙げると、ドラマ内に登場する車やギターの音はすべて本物を使い、臨場感を出しています。

吉田修一さん作品の「国宝」では通常朗読版と特別音声版を用意しているのですが、特別音声版では実際に舞台に赴き、舞台の反響音などをシミュレートしているので、まるで実際に観劇しているような気持ちになれるんですよ。

―まるで「聴く演劇」のようですね。まったく新しい試みということもあり、苦労したこともたくさんあったのではないですか?

音のみでつくりあげるものなので、こちらが表現したいこととお客様の聴きやすさのバランスを考えつつ、試行錯誤しました。

特に「アレク氏2120」のストーリーは「100年後の未来から来たAIが自分のスマートスピーカーに住んでしまう」という設定なので、時系列を音のみで表現するのが非常に難しかったです。聴いている方が今どこにいるのか迷子にならないように、何度も音声チェックを重ねました。

再生ボタンを押すだけで物語の世界に入り込めるのが魅力

―お客様の声を教えてください。

「アレク氏2120」を聴いたお客様からは「世界観が広がってくるサービスで、これからがもっと楽しみ」という声をいただきました。また、高齢のお客様からは「老眼で本を読むのがつらくなってきたので、とても良いツールだ」という声もあがっています。

―本腰を入れて本を読むとなるとハードルが高いですが、音声であれば聴くだけで楽しめるので世界観に入りやすいですよね。

本は買って、座って、開くというハードルの高さがありますが、Audibleであれば再生ボタンを押すだけですぐに聴けるので、習慣化されやすいのではないかと思いますね。自転車で移動しているとき、家事の合間などに「ながら聴き」もできるので。

日本から世界に羽ばたくオーディオコンテンツをつくりたい

―今後拡充を予定しているコンテンツはありますか?

コロナ禍で「音声がある生活」が身近になってきている今、お子様と一緒に楽しんで聴いていただけるコンテンツは拡充していく予定です。毎日読み聞かせをするのは大変ですが、Audibleであれば「読む」部分は担保されているので。

SNSでも「スマートスピーカーで流しっぱなしにして子どもと一緒に聴いています!」という声が挙がっており、そういった時間をもっと提供していけたらと思っていますね。

今年度初めてメイドインジャパンのオリジナルコンテンツを出したのですが、今後は世界で愛されるオーディオコンテンツを日本から輩出していけたらと思っています。本年度は新潮社さんと組んで出版する作品もあるので、注目していてほしいです。

また、ライトノベルを声優さんに読んでいただいたところ、小説でもアニメでもない新たな楽しみ方ができるとお客様からも高評価です。今後はライトノベルの分野もさらに拡充していきたいですね。

―ありがとうございました!

まとめ

日本から世界に「オーディオブック」という新しい形のコンテンツが羽ばたく可能性を思い描くと非常に楽しみなサービスである。また、オーディオブックでしか聴けない世界観を心待ちにしているユーザーもたくさんいるのではないだろうか。今後の期待感が高まる。

インタビュー:
ビジネス・アフェア コンテンツ ディレクター
宮川もとみ

ビジネス・アフェア コンテンツ マネージャー
渡海 佑介

取材・文/高橋まりな

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