
スマートフォンは子供にも便利ですが、知らぬ間に犯罪へ巻き込まれるケースもあります。
また、冗談のつもりだった行為が犯罪になることも。子供を加害者にしないためにも、しっかりとしたネットリテラシーを親子で身につけたいものです。
スマホを使ってこんな犯罪が起きている!
下記は、実際にスマートフォンを用いて行われた犯罪の一例です。
ネットの中傷で逮捕
18歳の少年が1年以上にわたりSNSに男子高校生を中傷する書き込みをし、悩んだ男子高校生が自殺。18歳の少年は逮捕されました。
いたずらしようと思った
14歳から19歳の少年たちが、フリーマーケットアプリに出品されていたコンピュータウイルスの入手マニュアルを購入。同ウイルスをいたずら目的で取得しました。これは刑法の「不正指令電磁的記録取得」にあたります。
子供が誘っても犯罪になる
15歳の男子高校生が出会い系サイトに「高校生です。Hなことをしてくれる女友だち募集中です」などの書き込みをしました。これは「出会い系サイト規制法違反」となります。
参考】STOP - 警察庁
スマホネイティブ世代に正しい知識を
中高生以下の子供たちは、生まれて初めて手にする携帯電話がスマートフォン。インターネットを利用するのは当たり前の、“スマホネイティブ世代”です。
しかし、スマートフォンを子供に与えるのは、正しい使い方や知識を一緒に確かめてからでも遅くないでしょう。また、継続的にどのような利用をしているのかを見守ることも大切です。
【参考】インターネット利用上の危険性を紹介(小学生用) - 警察庁
取材・文/佐藤文彦
こちらの記事も読まれています