
現代の若者のオンライン恋愛事情のリアルとは
恋活・婚活のオンライン化はコロナで一気に進むのか?
今回ネオマーケティングは立教大学の「eビジネス&マーケティング」を受講した学生と全国の未婚で現在恋人がいない18~39歳の男女を対象に「ポストコロナの恋愛事情」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施した。
Q1. あなたは、初対面の人と、恋活や婚活目的でオンラインで出会ったことはありますか。(単数回答)【n=1000】
全体的な結果として、8割以上がオンラインでの出会いを経験したことがないと答えた。しかし、20代女性と30代の男性の割合は少し高くなっている。これは普段からネットに慣れ親しんでいるというのもあるが、婚活などで年齢とタイムリミットがあるためにコロナ自粛中も活動しているのでは?
Q2. オンラインで初対面の人と出会ったことがあると回答した方に伺います。どのような方法で出会いましたか。(複数回答)【n=122】
注目すべきは30代男性の出会いの多様性。おそらく、30代の未婚男性というのは、家族以外の交友関係が広いためにこのような結果になったのかもしれない。
Q3. 恋活や婚活目的でオンラインでの出会いを求め始めたのはいつ頃ですか。(単数回答)【n=122】
半年前と比べるとオンラインでの出会いを求める人が増えた、という結果は予想していた通りになった。しかし、女性(特に20代)の利用者が増えているというのは少し意外な点。
先にも述べたように、女性は婚活市場において「年齢」というファクターが大きいために急いでオンラインに切り替えたのか、はたまた女性はこれまでオンラインでの出会いの場に出てこなかったために最近のオンラインへの動きが目立っているのかという要因か分からないが、これからオンラインでの若い女性の姿は着実に増えていきそうだ。
Q4. 恋活や婚活目的でオンラインで出会うことに抵抗はありますか。(単数回答)【n=1000】
やはり、Q2でも30代男性は「多様な場所で出会うことに抵抗がない」という結果が出たが、こちらも同じような結果が出た。また、全体的に女性の方がオンラインでの出会いに抵抗がある人が多かったが、「知らない男女が2人で会う」というシチュエーションを考えると、女性は少し恐怖を感じてしまうことが原因だと考えられる。
そして、30代女性は8割近くが「オンラインでの出会いに抵抗がある」という結果になったが、他の結果と照らし合わせるとやはり「出会いに繋がるような交友関係が狭いのでは?」や「様々な交友関係(ネット以外も)から恋愛関係になることに抵抗があるのでは?」という疑問が浮かび上がった。
調査概要
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の未婚で現在恋人がいない18~39歳の男女を対象に実施
有効回答数:1000名
調査実施日:2020年7月14日(火)~2020年7月15日(水)
調査立案者:立教大学 経営学部 3年次1名
構成/ino.
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