マイナンバーを通知する、「通知カード」の交付が始まったのは2015年10月からです。そんな通知カードの交付は、2020年5月25日に廃止されました。
今後は「マイナンバーカード」への移行が促進されます。マイナンバーカードは個人番号カードとも呼ばれ、申請により無料で交付される、ICチップを搭載したプラスチック製のカードです。
カードのおもて面には本人の顔写真と氏名、住所、生年月日、性別が記載され、本人確認のための身分証明書として利用できます。
カードの裏面にはマイナンバーが記載され、税、社会保障、災害対策の法令で定められた手続きのための番号確認に利用できます。
しかし、マイナンバーカードをどのようにして作るかご存じでしょうか? 実はマイナンバーカードの交付申請は、スマホからでもできるのです。
スマホでもできる! マイナンバーカードの作り方
マイナンバーカードの交付申請は、スマホはもちろん、郵送やマイナンバーカードの申請に対応した証明写真機のほか、パソコンから無料でできます。
今回はスマホで交付申請を行う方法をご紹介します。
スマホでマイナンバーカードの交付申請を行う場合
1.スマートフォンのカメラで顔写真を撮影。
2.交付申請書のQRコードを読み込み、申請用Webサイトにアクセス。
3.画面にしたがって必要事項を入力し、顔写真を添付して送信
マイナンバーカードの受け取り
交付申請からおおむね1か月ほどで、市町村から交付通知書が送付されます。以下の「必要な持ち物」を持って、はがきに記載されている交付場所へ、期限までに本人が行きましょう。
・交付通知書(はがき)
・通知カード(2020年5月以前に交付を受けている人)
・本人確認書類(運転免許証など)
・住民基本台帳カード(お持ちの人のみ)
・マイナンバーカード(お持ちの人のみ)
最後に、交付窓口で本人確認の上、暗証番号を設定することで、マイナンバーカードが交付されます。
本人が病気、身体の障害、そのほかやむえない理由により、交付場所に行くのが難しい場合に限り、代理人にカードの受け取りを委任できます。詳しくは以下のサイトを確認ください。
【参考】地方公共団体情報システム機構|マイナンバーカードの受け取り
文/髙見沢 洸