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横浜のイルミネーションイベント「ヨルノヨ」が密を回避しながら成功を収めた理由

2021.01.05

横浜市で2020年11月20日(金)から12月26日(土)まで開催された都市型イルミネーション「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」。共同事業体代表として総合プロデュースを担当するのはソニーPCLだ。コロナ禍でもイルミネーションイベントを成功させた秘訣とは?

「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」とは

「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」とは、クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会主催のイルミネーションイベント。より多くの人々に横浜市の夜を楽しみ、魅力を体験してもらうことを目的に、2019年から創造的イルミネーション事業を実施している。今年は、横浜の歴史を紡いできた「ひと・もの・文化の交差」を演出コンセプトとし、ダイナミックなさまざまなイルミネーションを展開しているそうだ。

ちなみに「ヨルノヨ」は日本語特有の発語感覚から生まれた擬態語だという。

今回のプロジェクトの総合プロデュースを担当したのは、ソニーPCL株式会社。ソニーPCLは、プロトタイプから実用化技術まで、さまざまな先端映像技術を駆使し、多くのアイデアを実現しつづけている。

テクノロジーを活用したアート表現によって自然に「密」を回避しながら楽しめるイルミネーションが実現した。

どのような経緯でこのイルミネーションを手がけることなったのか。ソニーPCLのプロデューサー、荒木悠太氏は次のように話す。

【取材協力】
荒木 悠太氏
ソニーPCL株式会社 UXクリエイション部 プロデューサー
2008 年ソニーPCL 入社。以降、多数のイベントプロデュースに携わる。アジア最大規模の IT・エレクトロニクス ショー”CEATEC”やカメラと写真映像のショーである”CP+”をはじめとする、国内外の国際展示会に出展される多数のソニーブースを手掛ける。また、数千人規模の株主総会の制作なども担当。言語化が難しい先端テクノロジーの魅力などを、その空間に集まる人々へ直観的に伝える体験を提供している。

「今回の制作は共同事業体としてソニーPCL、デビッドワッツ、プリズム、フロンティアインターナショナルによるもので、横浜市による企画コンペで事業案を募集された中から最終的に選定されたのがこのチームでした」

密を回避するために実施した工夫

コロナ禍により、今回はお客さんがイルミネーションを鑑賞しながらも、密を回避できる工夫が必要となった。具体的にどのようなことを実施したのか。荒木氏は次の3点を挙げる。

1.「人が歩くことで成立する体験」を提供

「訪れる人々の動きに合わせ、刻一刻と光と音が変化し続け、会期を通してイルミネーション自体が変化しつづけていくことで、『人が歩くことで成立する体験』を提供している点が、このイルミネーションイベントの大きな特徴です。何度訪れても新しい魅力を発見できるイルミネーションであり、同時に『人が歩きながら』体験できることにより、密の回避を目指しました」

2.オンライン上でも魅力を発信

「オンライン上でもその光の痕跡を見ることができ、離れた場所でも人々が行き交う夜の横浜の魅力を感じることができます」

3.街を回遊するプログラムで自然に密を回避

「アート表現を活用した、街を回遊する体験のデザインにより、自然に人々の密集を避けることを可能にしています」

これらのことから、「2020年以降の体験型イベントに求められる課題に向き合ったコンテンツであると考えている」と荒木氏は述べた。

こだわり多数!イルミネーション4プログラムとは?

では、具体的にどんなイルミネーションが披露されたのか。目玉となる4つのプログラムそれぞれについて、注目ポイントとこだわったポイントのコメントとともに見ていこう。

1.常時楽しめるプログラム「NIGHT WALKING」
場所:新港中央広場

新港中央広場で常時楽しめる「NIGHT WALKING」は、植物や木々と一体となった幻想的な光たちが照らし、人々の歩みに呼応して光と音が刻一刻と変化。広場には、横浜らしさを作り上げてきた「人・もの・文化の交わり」の象徴として、「CROSS DOME(クロスドーム)」が輝く。

●注目ポイント

「来場者のドームへの入退場や、広場内の木々の間を歩くと光と音で呼応します。没入感のある幻想的な空間を楽しめます」

●こだわったポイント

「ここを訪れる一人ひとりが光と音と呼応することで、見るだけの体験ではなく、人が歩くことで生まれる体験の変化を意識しています」

2.特別プログラム「NIGHT VIEWING」
場所:新港地区及び周辺エリア

1日6回、各5分間、広場と周辺の20施設が連動した街ぐるみのダイナミックな光と音の演出が楽しめる特別プログラムNIGHT VIEWING。新港中央広場や大さん橋などから鑑賞できる。

●注目ポイント

「メイン会場である新港中央広場や、その周辺20施設がライトアップされ、個性を活かした躍動する光と音による5分間の演出です」

●こだわったポイント

「ベイエリアにパノラマスケールで広がる演出にこだわりました。20施設に及ぶイルミネーションパートナーの協力により実現しています。新港中央広場や大さん橋など、横浜の街を巡りながら様々なロケーションで楽しむことができます」

3.夜の横浜をつなぐ光のオブジェ「PORTAL(ポータル)」
場所:新港中央広場と横浜都心臨海部10か所

新港中央広場と横浜都心臨海部10か所に設置された「PORTAL」。くぐると光と音で呼応する、「参加者が光をつくる」アート表現となっている。

●注目ポイント

「PORTALをくぐり抜けると、その動きに光と音で呼応します。来場者は横浜の街を巡った自分や、他の誰かの痕跡を感じることができます。また公式WEBサイト上でも痕跡を確認することができます」

●こだわったポイント

「来場者自らが夜の横浜を照らす体験を作り出すことを目指し、横浜各所の施設地域の皆さまと連携し、実現しています。フォトスポットとしても楽しめるほか、WEBでもその光の様子を見ることができ、同じ時・同じ場所にいられなくとも、横浜を巡り、街を光らせる体験を楽しめます」

4.「ヨルノヨ × SAMPO_MAPP(サンポマップ)」

(作品:Melissa Mathieson , 撮影:田代ゆり)

プロジェクションマッピングなどのアートプロジェクトを手掛ける集団「MAPP_(マップ)」による回遊プログラム。プロジェクター付き自転車が、アート作品等の映像を壁などに投影しながら、街を歩いて巡る。

●注目ポイント

「世界で話題のMAPP_は、カナダモントリオール発のアートコレクティブのナイトウォークプログラムです。プロジェクター付き自転車とともに街を回遊することで“密”を気にすることなく、横浜の街並みと光のアートを楽しめます」

●こだわったポイント

「アート体験を通して夜の横浜を巡り、横浜の魅力を発見するきっかけをつくり出したいと考えています」

また今後、ソニーPCLは「リアル会場でもオンラインでも、そこに集う人々の気持ちを動かすような、想像以上の体験を提供し続けていきます」とし、「新しい街の魅力を訴求する新たな体験コンテンツの実現に、自治体や行政の皆さんと共にチャレンジしていきたいです」と荒木氏は語った。

「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」は密を回避し、コロナ禍中のイルミネーションを成功させた一例として、今後の注目イベントの一つとなったのではないだろうか。

【参考】
「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」
https://yorunoyo.yokohama/

取材・文/石原亜香利

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