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光回線を契約する時に付帯するキャッシュバック、オプション特典は利用しても大丈夫?

2021.01.03

2020年は外出自粛やテレワークが定着したことから、自宅ではパソコンをインターネットにつないでいる状態になっている家も多いだろう。そんな光回線などのインターネット回線の契約時や契約変更時に困った経験はないだろうか?

今回は、インターネット回線契約に関するお困りごとを相談できる「ネットのミカタ。」の事業責任者に、インターネット回線契約の実態や、失敗しない回線契約のポイントを聞いた。年末年始休みで時間があり、回線を見直す人もいるだろう。そんなときのヒントにしてほしい。

約75%が回線変更手続きを断念

光回線・CATV・ADSLといったパソコンをインターネットで接続する際の回線契約では、キャッシュバックやオプション特典などのほか、一定の期間は無料で退会できない「●年縛り」などの独特の仕組みがある。

実はこれらは得するものもあるように見えて、実は損するケースもあるようだ。

株式会社ALL CONNECT(オールコネクト)が実施した「インターネット契約実態調査 2020」で「インターネット回線の変更を意識・検討したことがある人」を対象に、「インターネット回線の変更手続き時の不満・よくわからない点がありましたか」という質問したところ、計75.3%の人が、インターネット回線の変更を意識・検討したにもかかわらず、回線の変更時に様々な不満やよくわからない点を感じ、変更手続きを断念したことが分かった。

【変更手続きを行ったが途中で止めた】変更手続き時に不満あり…8.3%
【変更を意識・検討したが変更手続きを行わなかった】よくわからない点あり…67.0%

また、対象を絞った調査で「不満・困りごとを感じ、インターネット回線の変更手続きを行わなかった人74.0%にその理由を尋ねたところ、トップ3は「現在の回線の解約手続きが面倒そうだった(29.0%)」「現在の回線の契約期間が残っている・違約金が掛かりそうだった(24.8%)」、「自分に合ったプロバイダがわからなかった(20.5%)」となった。

また、回線契約時にキャッシュバックや特典を全額受け取れた人は34.7%、回線変更のために違約金の支払い経験がある人は58.4%、気づかずに不要なオプションを付けていた人は19.7%にも上った。

このようにインターネット回線契約は、ストレスを抱えている人が多いことが浮き彫りになった。

また同社によれば、この調査の分析の結果、スマートフォン回線(4G)に比べて、光回線のほうが約3倍も不満や違和感を感じている人の割合が大きいことがわかったという。

インターネット回線契約の実態

アンケート調査結果に表れていたように、インターネット回線契約においては、複雑な実態があるという。

販売代理店としての経験を持つ、株式会社ネットのエース「ネットのミカタ。」事業責任者の澤田幸弘さんに話を聞いた。

【取材協力】
澤田 幸弘さん
株式会社ALL CONNECT 執行役員 第三事業本部 本部長
株式会社ネットのエース 「ネットのミカタ。」事業責任者
https://net-mikata.jp/

「私たち通信回線の販売代理業では、お客様目線とは言えないサービスを行っている会社も多く存在します。例えば、キャッシュバックです。現状、お客様の一部が断念したり、お申し込み条件を満たさないことを前提に、多額のキャッシュバックを謳い、誘引をしていると思われる実態があります。

また『オプションを付ければ特典がもらえますよ』『無料期間中に解約すれば費用はかかりません』などの説明をしていますが、結果的に解約プロセスが複雑なので、実際にあきらめてしまうお客様が多くいると考えます。さらに、回線の解約月を限定し、それ以外の月に解約すると違約金が発生する、いわゆる『縛り』契約や、説明の際にむずかしい言葉が続くことで、お客様が契約内容を理解しにくい状況をフォローしないのは、インターネット契約の窓口として真摯な対応とは言えないかもしれません」

しかし、このような業界全体の実態は、かえってネット契約を妨げることになることに気付いたという。

「私たちは、表面的にはお客様のために提供されているように見えるこれらのサービスが、実際にはお客様を混乱させてしまい、一人ひとりに適したネット契約を妨げる原因にもなっていると考えました。このような背景から、オールコネクトグループは『通信回線契約の現状を自ら正し、本当の意味でお客様の“ミカタ”になりたい』『お客様が安心しながら納得できるインターネット契約環境を提供したい』と考え、新サービス『ネットのミカタ。』をはじめました」

インターネット回線契約時の疑問Q&A

では実際、インターネット回線の契約時に、キャッシュバックやオプション、縛り契約などについては、どんなことに気をつければよいだろうか? 確認ポイントを澤田さんに答えてもらった。

●キャッシュバック特典について

――キャッシュバック特典がある場合、受け取れない人もいるようですが、どうすればきちんと受け取れますか?

「申し込みをする前に、申請方法や申請時期をしっかり確認してみてください。キャッシュバックは一見お得に感じますが、将来、ご自身が払う予定の金額を前借するような形で支払われているケースが多いです。例えば、契約時のキャッシュバックがある場合、オプションとセットの加入が条件になっている場合がほとんどです。仮にキャッシュバックが10,000円として、月々1,000円分のオプション料金がキャッシュバックの条件の場合、1年間継続利用すれば支払い額がキャッシュバックでもらった金額を上回り、キャッシュバックのない契約をした人に比べると、実質、損をしてしまいます。しかも、オプションが付いていることを忘れてしまっている方や、解約方法が分からずに払い続けている方がとても多く、ほとんどの方が受け取るキャッシュバック金額よりも多く支払っているのが実態です。

さらに、キャッシュバックの受け取り方法にも複雑な条件や期限がある場合が多く、受取ができなかったという方も多くいます。これらが高額なキャッシュバックを続けられている通信業界のカラクリです」

●オプションを付けて特典を得て、後から解約はあり?

――契約時にオプションを付けると安くなるという場合、契約時にオプションを付けて、後から解約するというのは、本当に得なのでしょうか?

「後から解約をすれば良いと販売窓口の方からの説明ではよく聞きますよね。しかし、結果的には多くの方は解約をすることを忘れてしまいます。

中には実際に加入して必要かどうか試したほうがよいオプションもありますが、キャンペーンの条件のためにオプションに加入したものの、実際は使わないオプションなのであれば、キャンペーン条件にそのオプションが組み込まれていないものを選び、中長期的に見て損をしない選択が好ましいかと思います」

●縛り契約で得するには?

――「縛り契約」のあるインターネット回線を契約する場合、得するにはどうすればいいですか?

「ご自身の生活環境がネット契約中に変わらないと言い切れる期間内の縛りであれば、何年でも良いかと思いますが、実際には『何年間ならご自身の環境とネット環境が変更ない』と言い切れる方は少ないと思います。

将来、何が起こるかわからない中で、どんな生活の変化が訪れてもネット回線契約に縛られず、ご自身のライフスタイルに合った回線を選べるよう、乗り換えの保証がついている回線を選ぶことが一番のポイントだと考えます」

●インターネット回線をお得に契約するには?

――インターネットネット回線契約の際には、どんな風に選べば得するでしょうか?

「携帯電話のキャリアと、インターネット回線を合わせることで割引があり、安くできることが多いので、現在利用中の携帯電話から、まずどの回線を選ぶかを検討いただくのがいいと思っています。

しかし、回線をどれにするか適切に選んでも、結果的にはキャッシュバック特典の誘因のための不要なオプション加入などの結果、中長期的には高くついてしまうことが多いです。そのために、販売窓口も選ぶ必要があります」

販売窓口はどこが安心、どこが危険とは一概には言えないため、自身で信頼の置けるところを選ぶほか、「ネットのミカタ。」のような相談できる窓口を選ぶのも一つの方法と言える。

今後、インターネット回線を新規で契約、もしくは契約変更を行う際には、今一度、特典やオプションなどを十分検討して契約するのが賢いといえそうだ。

取材・文/石原亜香利

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