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こんなアプリは要注意!スマホで簡単に使えるマネーアプリの落とし穴

2021.01.11

借金アプリは絶対にインストールしないこと!

 スマホを使ってお金の問題を便利に解決しようという本連載。今回は逆に「使ってはいけない」という話をしたいと思います。インストールしてほしくないアプリのひとつが「借金アプリ」です。

 かつては消費者金融の無人店舗が駅前や歓楽街に急増。駅前の通称〝ペンシルビル〟では1〜6階まで全部違う会社の無人店舗が占めることもありました。

 無人店舗には応答端末だけが設置されていて、カードの発行や借金に当たり、誰かに会うことはありません。気まずい思いをせずにすむ無人店舗は、借金するハードルを大きく下げてしまいました。

 今ではその無人店舗が、皆さんのスマホに〝出張〟できるようになりました。利用を促しているのは、最近の電車内で目立つローン会社の広告です。広告内に記載しているQRコードをカメラで撮影すると、アプリがダウンロードされます。あとは、インストールしたアプリを起動し、運転免許証を撮影して送信するだけでローンの審査を受けられる仕組みです。

 こうした「無人」の契約は、とても簡単にすませられる反面、非常に高金利。皆さんが普段利用しているメインバンクの窓口で相談すれば、年利2〜3%(目的ローンの例)で借りられる一方、無人契約の場合は年15〜18%になります(広告に「年3〜18%」と書いてあるものの、低い数字は適用されないことがほとんど)。

 スマホひとつで30万円が入金でき、年利15%で毎月1万円ずつ返済する場合、概算で37.8万円。完済までに3年半以上かかります。仮にメインバンクで年3%の借金をした場合、返済総額は31.2万円ですむ計算です。こうした金額面でのデメリットを知りながら、それでもなお「無人で借金」をしたいなら、メインバンクのWebサイトから目的ローンを申し込んでみてください(もちろん借金しないですむほうがいい)。

短期売買アプリでお金を溶かさないこと

 スマホの登場により、口座開設のハードルも低くなりました。例えばFXやデイトレードをしたい場合、証券会社の口座開設アプリをインストール後、運転免許証またはマイナンバーカードを撮影して申請するだけ。口座開設の手続きはすぐに完了します。

 このようなスマホを使ったFXやデイトレードの短期売買(むしろ高いリスクを取るので投機という言葉のほうが近い)は夢中になりやすく、皆さんの大切な財産を一気に溶かしかねません。

 アメリカでは「ロビンフッド」という超短期売買アプリが若者に人気です。個人の売買動向が金融機関に売られていたり、リスクを理解していなかった若者が自殺してしまったりと、様々なトラブルが報告されています。日本でもWebサイトの掲示板で、しばしば「200万円を1夜で溶かした。どうしよう」といった書き込みを、見かけるようになりました。

 短期売買の株や為替取引は、素人が手を出して確実に勝てるほど甘いものではありません。2000円を稼ぐのに苦労するのに対して、1万円の損失を出すのはアッという間のシビアな世界です。

 仕事の合間に売買をすませて、毎月の小遣いを増やそうなんて発想はおすすめしません。

アンケートアプリの時給は低い!

 アンケートに回答し、数ポイントまたは数十ポイントを受け取るサービスも要注意です。「絶対にダメ」というわけではありませんが、おすすめはできません。

 個人情報を提供したり、アンケートに回答したりしてポイントをもらえるのは、1ポイント=1円が妥当なところ。10分かけて20ポイントをもらっても「時給120円」のバイトと同じです。普通の人にとって、あまりコスパがいいものではありません。

 ただし、スタンプやスマホゲームの課金費用として数百円くらい稼ぐために、ちまちまと回答するくらいならいいでしょう。

 学生が空き時間で小銭を稼ぐのにもいいと思いますが、社会人が睡眠時間を削って割が合うものではありません。あまり夢中にならないようにしてください。

「LINE Pocket Money」

上記は個人向けローンサービス「LINE Pocket Money」の利用状況。用途としては食費や日用品はトップ。趣味/レジャー、交際費といった私生活の足しとして使われることが多い模様。

山崎俊輔/お金にまつわるコラムを15本抱える人気ファイナンシャルプランナー。近著に『大人になったら知っておきたいマネーハック大全』(フォレスト出版)がある。

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