人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

来年には持ち越したくない言葉が揃った「#流行禁句大賞2020」ノミネート20句

2020.12.27

色々あった2020年。自粛や我慢をせざるを得ない日々が続き、そのストレスがSNS上で吐き出されることも少なくなかった。

今回、一般社団法人21世紀学び研究所は、2021年に持ち越したくない言葉をみんなで考えることを目的として、「#流行禁句大賞2020」を開催。2020年12月17日から12月27日の期間中に、事前選定した20句の中から、Twitter上でツイート数が最も多かった句を大賞として発表する。

ノミネートされたのは、以下の20句だ。

#流行禁句大賞2020 候補20句の紹介

(1)医療従事者の子どもは保育園通わせないで

人の命を救うために働く、医療従事者にかけられた心ない言葉。こどもが保育園に通えなくなったら、医療従事者の方も安心して現場で働くことができない。現場に人手が減る。そうすれば、救えたはずの命が救えなくなる。それで良いのだろうか。

(2)俺は家事も育児もやっている方

家族内で使われた言葉。今年は家で過ごす時間が増えて、やらなくてはいけない家事も増えた。当然、家事分担のベストバランスはそれぞれの家庭によって全く違う。

(3)今日も家にいるの?

出勤をしなくなった人が、朝、家族に言われ、実はとても傷ついていた言葉。中には、勤務開始後に画面越しに上司にも同じことを言われ、ダブルで傷ついた人も。

(4)介護士は休むな

他にも、看護師、保健所職員、トラック運転手、スーパーの店員など。今年、感染の不安を抱えながら、社会を支えるため出勤し続け、疲弊している人たちがいる。世の中の配慮は、足りているのか?

(5)こども部屋おじさんヤバい

実家を出ずに、実家にある自分の部屋、つまり「こども部屋」でくらす、中年男性に対しての言葉。背景には親の介護や経済的事情など、様々な理由がある。

(6)ごめんしばらく帰省しないで

今年、ひとり暮らしの若者は、学校に行けずアルバイトもできず、ワンルームで孤独な時間を過ごした。一方、地方の家族には「都会で暮らす子供を帰省させるな」という周囲からの圧力がかかる。来年はこんな事を言わなくて済むようになって欲しいものだ。

(7)コロナにかかってごめんなさい

日本は諸外国に比べ、感染者からの謝罪が多く見られた。社会が必要以上に、謝罪を求める空気をつくっていないだろうか?また、勇気を振り絞って謝罪した人に対する、私たちの反応は適切だろうか?

(8)コロナにつき外国人お断り

世界的なコロナの流行で、これまで見えていなかった根深い差別が露出した。誰もが良くないことだと知っているのに、どうして人種や国籍による差別は、なくならないのだろうか。

(9)コロナはただの風邪

SNS上でもリアルでも、一部で自信満々に語られた、コロナへの警戒心を低下させ、感染拡大を促すリスクのある言葉。「コロナ感の違い」は今年、社会の分断を生んでしまった。

(10)女性はいくらでも嘘をつける

「女だから」「男だから」という考え方は、日本に根深く残っている。炎上したこの発言は、女性の衆議院議員のもの。言った本人だけでなく、聞いて受け入れてしまう周囲の姿勢にも、課題があるのだろうか?

(11)スポーツ選手は政治的発言をするな

今年大坂なおみ選手が、黒人差別の被害者の名前入りマスクを着用し、試合に出場した際、多く言われた。もしもあなたが、応援するスポーツ選手と、政治的スタンスが異なったら、どうするだろうか?

(12)他県ナンバープレート来んな

コロナは県境に壁をつくり、地方と都市の分断を生み、「他県ナンバー狩り」と呼ばれる悪質な嫌がらせも発生した。自粛の呼びかけと、自粛警察って、何が違うんだろう?

(13)なんで鬼滅観てないの

今年の大ヒット漫画『鬼滅の刃』が、過度な同調圧力の材料に使われてしまっている事例。「キメハラ」という言葉も話題になった。一方で、好きを共有したい人たちの気持ちも、無下には出来ない。

(14)日本には人種差別などない

世界で人種差別問題が話題になる際、日本で必ずといっていいほど言われてしまう。人種差別をなくすため、一人ひとりにできることはなんだろうか。差別が「ない」のと「見えてない」のとでは大違い。

(15)誹謗中傷される方も悪い

今年、多くの有名人が、SNSでの誹謗中傷に苦しんだ。どうして、誹謗中傷は生まれてしまうんだろう。「有名人だから仕方ない」?「傷つくなら読まなければいい」?本当にそうなのだろうか。

(16)夜の街は全店営業を停止しろ

小池都知事が使った「夜の街」という言葉で、様々な店舗が一括りにして語られるようになってしまった。特に娯楽に関わる仕事が、“不要不急扱い”されることも。でも、娯楽が無い世界で生きていけるか?

(17)リモート授業でラッキーだね

学生たちが、周囲からかけられた言葉。大学は、2020年後期も多くの講義がリモートだ。楽しみにしていた学生生活。友だちにもなかなか会えず、サークル活動などもあまりできないままなんて、本当は嫌に決まっている。

(18)リモートワークはサボるから禁止

むしろ今、リモートワークによる「働きすぎ」が懸念されている。また、疑心暗鬼の末に行きすぎた管理システムの導入に、ストレスを感じる人が増えている。「リモハラ」という言葉も生まれた。しかし、管理する側にも相当な負担がかかっていることも、忘れないでほしい。

(19)レズやゲイが法律で守られたら足立区は滅びる

足立区議員が議会で発言し、炎上した言葉。多様なセクシュアリティへの理解は、進みつつある。一方で、その理解度には大きく差が開いてしまっている。

(20)若者がコロナを広げている

感染が拡大したことを受け、WHOは「原因の一部は若者の気の緩み」 にあると発表。「若者が~」と若者のせいにすることで、分断を生んでしまわないだろうか。

<概要>
名称:#流行禁句大賞2020
期間:2020年12月17日~27日(大賞発表は12月28日)
内容:2021年に「持ち越したくない」と思う言葉をノミネート20句の中からTwitterのツイート数によって禁句大賞を決定
Twitter:@ryuko_kinku
審査員:軍地彩弓(編集者、ファッション・クリエイティブ・ディレクター)
    津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト、ポリタス編集長)
    ヨッピー(ライター)
    熊平美香(一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事)
公式サイト:https://ryukokinku-taisho.com/
主催:一般社団法人21世紀学び研究所

出典元:一般社団法人21世紀学び研究所

構成/こじへい

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年3月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDビューティーミラー」! 特集は「YouTubeで学べ」&「ウワサの新発想家電」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。