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衛生管理のプロが解説!新型コロナ感染予防を意識したおせち料理の食べ方

2020.12.30

年明け、2021年のお正月。家族一緒に自宅でおせち料理を食べる人も多いのではないだろうか。

今年は新型コロナウイルス感染症への感染対策を実施するべく、ニューノーマルなおせちの食べ方を意識したいもの。なんとなくはわかっているものの、具体的にどうすれば良いのか迷うところもある。

そこで食の衛生管理のプロ、管理栄養士にアドバイスしてもらった。

コロナ感染予防を意識したおせちの食べ方5つのポイント

今年のお正月、家族2~4人で自宅の食卓を囲み、おせちを食べるシーンにおいて、コロナ感染予防のためにはどんなことに気を付けるべきだろうか?

病院勤務経験のある管理栄養士で、現在はシェアダインという出張シェフサービスで活躍中の住岡昌恵さんは、5つポイントを挙げる。

【取材協力】
住岡 昌恵さん
中学性の頃より、食とスポーツに興味を持ち、栄養士を志す。女子栄養大学へ入学し、スポーツ栄養を学ぶ。同大学卒業後、療養型病院の栄養科へ入職し、調理・献立作成・栄養指導などに従事し、5年半勤務。退職後、フリーランスとしてシェアダインの出張シェフとしての活動を中心に、学生やプロレスラーなどアスリートの食事指導などを行っている。

シェアダインの住岡昌恵シェフのページ
http://sharedine.me/chefs/155

1.対面で座るのは避ける

「できれば対面ではなく、横並びで座るのが理想です。横並びがむずかしければ、真正面ではなく斜め前などに座るように工夫してみてください。飛沫が直接相手や相手のお皿に飛ばないよう、なるべく距離を取って座ることも大切です」

2.大皿から直箸で取るのはNG

「おせち料理の場合は、お重や大皿に盛り付けられたものを家族みんなが取って食べるスタイルが一般的ですが、自分が口をつけた箸で、お重や大皿からおせちを取らないようにしましょう。

取り分け用の菜箸やカトラリーを用意する、一皿ごとに菜箸なども変えて用意するといった対策を。これは、コロナなどの感染症だけでなく、食中毒や食品の保存性を高めるうえでも重要です。

一番良いのは、あらかじめ一人分ずつにお重やお皿などに盛り付けておくことです。

おせちはお重自体にも意味があります。おめでたいおせちをお重に入れて重ねることで『福が重なる』といったおめでたい意味合いがあります。お子さんがいる家庭、とくに小さいお子さんでしたら、お重の意味とともに、おせちの意味を教えるためにも、お重をやめるというのではなく、お重をぜひ利用して、うまく感染予防をしながらいただきましょう」

3.おちょこやコップを使い回さない

「今年は、おちょこやコップを家族間で使い回さないようにしましょう。口をつけたところだけでなく、使ったものは汚染されていると考えたほうが良いです。一人一つ、専用の器を用意して安全に飲みましょう」

4.口に物が入っているときはしゃべらない

「これは当たり前のマナーで、子どもへの注意のようですが、改めて、飛沫が飛ばないよう注意する意味でも大切です」

5.子どものために具材を親の箸で切ったりしない

「普段は、親が子どものためにおかずを食べやすいように細かくしてあげることもあるかと思いますが、親が使った箸で子どもの食べるものを触るといったことは避けましょう。専用の箸を用意するか、事前に食べやすい大きさにしてあげるなどしましょう」

住岡さんは「特に、これをしなければ感染しないというよりは、食事の際のマナーを今一度確認して、家族とはいえ、失礼のない態度で楽しく団欒できれば良いのかなと思います」と話す。

冬の定番料理の感染予防策

年末年始は、おせち料理だけでなく、鍋料理やすき焼き・焼肉などのみんなでつつく料理もよく食卓に上る。その感染予防策も確認しておこう。

●鍋料理

「たれなどの容器の口が、自分の取り皿や箸に当たらないようにし、こまめに蓋を閉めることをおすすめします。また鍋についてもおせち同様に直箸で取らないこと。また鍋に入れる前の食材は、ラップなどで覆っておくのをおすすめします」

●すき焼き・焼肉・お好み焼き・たこ焼きなどホットプレートなどで焼くもの

「みんなで焼いて食べる料理では、ついつい家族間の距離が近くなってしまうので気を付けましょう。基本的に直箸で取らないこと。すき焼きや焼き肉などは、生肉を扱うので特に直箸では取らないようにしましょう。肉を鍋に入れる箸と、自分のお皿に取る箸も変えたほうが良いです。これは感染症というよりは食中毒対策ですが、重要なことです」

食事前後の感染予防策

ところで、食事前後にはどんなことに気をつければいいか。食卓に集まる前に実践しよう。

「食事前、調理時などにはこまめな手洗い、アルコール消毒が重要です。

食卓についた後の食事中にはスマホを触らないことも大切。もしくはスマホの殺菌をしましょう。せっかく手を洗ってもスマホが汚れていては、また手についてしまいます。

咳やくしゃみをする際は、手ではなく服やティッシュなどで受けましょう。手で受けてしまった場合はすぐに洗ってください。

また各自のおしぼりでテーブルを拭かないことも意識したいところです。自分の手や口元を拭いたおしぼりでテーブルを拭くと、ウイルスを広げてしまう可能性があるためです。家の中でもマスクを着用することが呼びかけられましたが、食事前に外す場合にはテーブルの上ではなく、食べ物や箸などが触れない安全な場所に置きましょう」

今回紹介された内容とともに、政府から発信されている感染予防策についても今一度確認し、家庭でも感染対策を徹底しよう。

厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症について」ページでは、マスクの着用・3密の回避・手洗い・消毒など、基本的な対策の徹底とともに、会話の際にはいつでもマスクをつけて、会食の際は「静かなマスク会食」を呼びかけている。

また「感染リスクが高まる『5つの場面』」についても今一度目を通して予防意識を高めよう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

取材・文/石原亜香利

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

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