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中小企業経営者の7割弱が「自身の目標達成に向けて具体的な計画を持っている」が、約半数がコロナショックで「計画を変更・修正した」

2020.12.31

コロナショックにより多くの中小企業の業績が悪化している中、経営者は目標達成に向けてどのような取り組みをしているのか。今回あしたのチームは、全国の従業員数5名以上300名未満の企業の経営者100名を対象に「経営者の目標に関する調査」を実施した。

その結果、経営者としての目標を持っている人のうち、具体的な計画を持っている方の割合は69.0%と7割に満たず、またコロナショックで目標達成に向けた計画を変更・修正した方が約半数の48.0%であることが明らかになった。それでは調査結果の詳細を見てみよう。

自身の目標達成に向け具体的な計画を持っている経営者は7割弱

経営者としての目標があるか

あなたは経営者としての目標がありますか。(単数回答) n=453

調査対象者を抽出する事前調査(スクリーニング)で、経営者としての目標があるか聞いたところ、「ある」の回答割合は85.7%となった。

経営者としての目標設定について

①   目標達成のためのスケジュール・計画を持っているか

あなたは経営者としての目標を達成するために具体的な行動・スケジュールに落とし込んで実行していますか。(単数回答) n=100

経営者としての目標を持っている方のうち、目標を達成するために具体的な行動・スケジュールに落とし込んで実行している人は「はい」69.0%と、7割弱であることがわかった。

②   目標に対して持っている計画の期間

あなたは経営者としての目標に対して、どのくらいの期間の計画を持っていますか。(単数回答) n=100

目標に対してどのくらいの期間の計画を持っているか聞いたところ、回答割合が最も多いのは「3年~5年未満」27.0%、次いで「1年~3年未満」23.0%となった。数年先までの短期・中期の計画を立てている人が多いようだ。

また「期間を定めていない」14.0%と目標達成までの期間を設定していない方も1割以上いることがわかった。

③   目標の進捗を確認する頻度

あなたがご自身の目標の進捗を確認する頻度をお答えください。(単数回答) n=100

目標の進捗を確認する頻度として最も多い回答は「年に1回程度」35.0%となった。年末年始や、期末期初などのタイミングで振り返り、確認をする人が多いのか。

コロナショックの影響について

 ①   目標に対するコロナショックの影響

コロナショックによって、あなたの経営者としての目標、目標達成のための計画に変更・修正が生じましたか。(単数回答) n=100

【経営者としての目標】

【目標達成のための計画】

経営者が持っている目標に対し、今般のコロナショックはどのような影響を与えたのでか。目標と、その達成のための計画に変更や修正が生じたかを聞いた。【経営者としての目標】の内容は「大きく変更・修正が生じた」17.0%、「少しの変更・修正が生じた」23.0%と、変更・修正が生じた方が4割となった。

【目標達成のための計画】は「大きく変更・修正が生じた」21.0%、「少しの変更・修正が生じた」27.0%と変更・修正が生じた方が半数近い48.0%となった。

コロナショックという想定外の事態により、目標内容や計画の見直しを余儀なくされた経営者が少なくないことがわかった。

② コロナショックの影響を受けた目標達成計画の修正状況

あなたは現在、目標達成のための計画をどの程度明確に描けていますか。(単数回答)n=48

前問で【経営者としての目標】、【目標達成のための計画】のいずれかに変更・修正が生じたと回答した方に、計画の変更・修正についてどの程度明確に描けているか聞くと、「先が見通せず具体的な計画を立てられない」35.4%、「スケジュールの見直しをしたが具体的なプロセス・行動まで落とし込んでいない」29.2%と6割以上が明確な達成計画を持てていないことがわかった。

③ 経営判断に対するコロナショックの影響

コロナショックによって、あなたの経営判断・決断にどのような影響がありましたか。最もあてはまるものをお答えください。(単数回答)n=100

コロナショックにより、経営判断や決断にどのような影響があったか聞いたところ、最も多い回答は「判断・決断に慎重になった」28.0%となった。

また「これまでの基準で判断・決断ができなくなった(基準がわからなくなった)」との回答も16.0%と、経験したことのない事態に直面し、自らの判断基準に迷いが生じた方もいるのかもしれない。

目標を共有する人について

①   目標を共有しともに達成を目指す人がいるか

あなたは経営者としてのご自身の目標を共有し、ともに達成を目指す人がいますか。(単数回答)n=100

経営者としての目標を共有し、ともに達成を目指す人がいるか聞いたところ「いる」64.0%、「いない」36.0%と、相当数の経営者がご自身の目標達成をともに目指す仲間のいない、孤独な闘いをしていることが判明した。

②   目標を共有し、ともに達成を目指す相手

あなたが経営者としてのご自身の目標を共有し、ともに達成を目指す人をお答えください。(複数回答) n=64

経営者としての自身の目標を共有し、ともに達成を目指す人が「いる」と回答した方に、その相手を聞いた。

最も多い回答は「部下・社員」60.9%となった。しかし前問の結果も踏まえると、社内に目標達成に向けてともに取り組む相手がいる経営者は4割にも満たないことがわかる。

経営理念について

①   経営理念があるか 

あなたの会社では明文化した経営理念がありますか。(単数回答) n=100

経営者が会社として目指す姿やビジョンを社内外に向けて示す経営理念があるか聞いた。その結果「ある」68.0%と明文化した経営理念のある企業は7割弱となった。

②   経営理念を浸透させられているか

あなたの会社では経営理念を浸透させられていますか。(単数回答) n=68

明文化した経営理念が「ある」と回答した方に、社内に経営理念を浸透させられていると思うか聞いたところ、「そう思う」32.4%、自信を持って経営理念を浸透させられていると回答できる経営者は3割にとどまった。従業員に完全に経営理念を浸透させるのは難しいのかもしれない。

③   経営理念浸透のために行っていること

あなたは経営理念浸透のためにどのようなことを行っていますか。(複数回答) n=68

経営理念浸透のために行っていること1位は「具体的な行動指針を策定する」54.4%となった。経営理念浸透のためには、個々の社員が行動に移し、理念を体現することが重要と考える方が多いようだ。

経営者を目指した当時・就任した当時の夢・野望・目標について

①   経営者になろうと決めた時や就任した時に夢・野望・目標があったか

あなたは経営者になろうと決めた時や、就任した時に抱いていた夢・野望・目標がありましたか。(単数回答) n=100

経営者になろうと決めた時や就任した当時に、夢・野望・目標が「あった」と回答した方は82.0%となった。

② 経営者になろうと決めた時や就任した時に抱いていた夢・野望・目標のその後

あなたは経営者になろうと決めた時や、就任した時に抱いていた夢・野望・目標を今も変わらず持っていますか。(単数回答) n=82

経営者になろうと決めた時や、就任した時に、夢・野望・目標が「あった」と回答した方に、当時抱いていた夢・野望・目標を今も変わらず持っているか聞いた。

その結果「変わらず持っており、達成に向けて進んでいる」78.0%が最多となり、経営者になろうと決めた時や就任した当時の想いを持ち続け、達成に向けて取り組んでいる方が多いことがわかった。また「当時の夢・野望・目標をすでに達成し、次の目標に向かっている」という人も14.6%となった。

③ 経営者になろうと決めた時や就任した時に抱いていた夢・野望・目標の内容と進捗

あなたが経営者になろうと決めた時や、就任した時に抱いていた夢・野望・目標を差し支えない範囲でお答えください。また、その進捗についてお答えください。(自由回答) n=82

調査概要

1. 調査の方法:インターネット調査
2. 調査対象者:全国の従業員数5名以上300名未満の企業の経営者で「経営者としての目標を持っている」と回答した方、20~69歳の男女
3. 有効回答数:100名
4. 調査実施日:2020年7月22日(水)~2020年7月28日(火)

構成/ino.

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