
日本経済が浮揚するカギを握る要素のひとつがスタートアップの成長。@DIMEが今年、注目するスタートアップを厳選紹介していこう。
2021年注目のスタートアップ
コロナ禍で5億円の資金を調達、AIの研究成果を社会に還元し様々な課題を解決するスタートアップ「Arithmer」
社会生活のあらゆるシーンで行なうAIによるデータ分析は使うアルゴリズムによって結果が玉石混交になる。 「一般的なAIエンジンでは分析の成功率が70%程度なのに対し、当社で開発したエンジンでは95%以上の成功率を誇ります。その精度・成果は企業や地方自治体にいつも驚かれます。弊社は大学発のスタートアップですが、10年以上IT企業に身を置き、数々のニーズに耳を傾け、最適なソリューションを提供してきました。その経験が、AIによる問題解決、ひいては産学官の連携による社会課題の解決に役立っています」(同社代表・大田氏)
【参考】https://dime.jp/genre/1022948/
医療現場発のITソリューションで救急医療を変える医療系スタートアップ「Smart119」の飽くなき挑戦
コロナ禍の最前線で活躍する救急医療のスペシャリストが生み出したITソリューションは、迅速かつ正確な情報共有が必要な救急医療現場の切り札として注目を集める。 今回紹介するSmart119社は、一刻を争う救急医療現場での情報共有とコミュニケーションを迅速・正確に行なうためのプラットフォームを開発した医療系のスタートアップ企業。 現役の救急集中治療医であり千葉大学教授でもある中田さんが自らの臨床経験を元に設計しており、救急医療現場への親和性は抜群だとソリューションへの自信を深めている。
【参考】https://dime.jp/genre/1010577/
販売価格を決める農家が売り上げの8割を得られるオンライン直売所を提供する注目のスタートアップ「ビビッドガーデン」
今、スタートアップの界隈が熱い。この分野の登竜門的なイベント「Morning Pitch」を運営し、政策提言なども行なうデロイト トーマツベンチャーサポート 代表取締役社長の斎藤祐馬氏は、その背景を次のように分析する。 「今、働き方、生活の仕方が大きく変わり、社会のニーズも変化しました。大企業では、こうした動きに対応しきれません。けれど、スタートアップは自分たちだけに見えるチャンスを生かし、驚くような速さで新市場を創出している。変化への対応力が違うんです」
【参考】https://dime.jp/genre/1022909/
開設から3か月で掲載店舗が500件を突破!施設や店舗の空き情報が1秒でわかる「VACAN Maps」
社名の「VACAN」は、「空の」「使用されていない」を意味する「vacant」に由来する。創業者の河野剛進氏は、なぜ、空きに執着するのか。 「6年前に子供が生まれ、時間の価値感が変わりました。会社に行く前の時間、週末に家族と過ごす時間が大切に思えるんです。ただ、混雑した商業施設に行くと、空きを探しているうちに、子供がぐずってしまうことがある。そうすると、外出するのが怖くなる。また、トイレや授乳室があるか、そこが空いているか否かの確認などでクタクタになってしまう。これを解決したら、その時々の時間を大切にできるんじゃないかと事業を始めました」
【参考】https://dime.jp/genre/1022918/
構成/DIME編集部
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