
今年、日本経済が復活を遂げるカギを握る要素のひとつがスタートアップの成長だ。@DIMEが注目するスタートアップを厳選紹介していこう。
2021年注目のスタートアップ
営業と顧客が何をどのように話したかをAIで可視化するクラウドIP電話を提供する注目のスタートアップ「レブコム」
営業担当者と顧客が「何を」「どのように」話をしているかをAIで可視化する「MiiTel」を提供する。営業担当者がチームに情報を共有しにくい、顧客とのやりとりのニュアンスを上司に伝えきれないなどブラックボックス問題を、自ら振り返り結果につなげていくことを促す。8月末には、3月比で約2倍となる1万名のユーザーを獲得、400社超が導入している。
【参考】https://dime.jp/genre/1022979/
救急医療の情報を一元化してリアルタイムで共有できるプラットフォームを提供する注目のスタートアップ「Smart119」
流動的で過酷な救急医療現場で求められる医師や救急隊との連携をシームレスに行なうためには、一元化した情報共有プラットフォームが必要だ。 「慌てて119番する患者からの情報を正確に解析し、正しい医療機関へ素早く搬送するための機能に力を入れました。音声認識により症状をデータ化し、救急の指令センター、救急隊、医師と情報を連携し、予測アルゴリズムが支援することで合理的な医療対応が可能となります。必要な機能は私の救命医としての臨床経験をもとに設計しました」(同社代表・中田千葉大学教授)
【参考】https://dime.jp/genre/1022975/
LINEの「大喜利人工知能公式アカウント」ほか言葉のユーモアAIを開発する注目のスタートアップ「わたしは」
わたしは社は、言葉のユーモアを扱うAIを開発する。「大喜利人工知能公式アカウント」というLINEのアカウントをフォローし、メッセージを入れると、適当な言葉を返してくる。それまで約20万だった友だち数が4月から急増。11月には60万まで伸びた。現在、大喜利AIのLINE画面を投稿するツイートは9000万~1億5000万インプレッション。これを基盤にした広告事業を検討中だ。
【参考】https://dime.jp/genre/1022971/
AIで表情をスキャンして再現する技術を提供する注目のスタートアップ「EmbodyMe」
AIで目に見えるあらゆるものを自由に作る――EmbodyMe社はこんなビジョンを掲げる。同社の吉田一星氏は、「コロナ禍以後は、ビデオがあらゆる基盤になる」と考える。 「リモートワーク、遠隔医療、オンライン授業などは、すべて入り口はビデオです。これらに共通するのはカメラが必要なこと。このカメラの部分をソフトウェアに置き換える。これによって、様々な自由を実現しようと思っています」
【参考】https://dime.jp/genre/1022967/
構成/DIME編集部
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