
ソニーは、スマートフォンを所持していない子どもや高齢者のいる家族向けの見守りサービス「amue link(アミューリンク)」の提供を開始する。
「amue link」は、チップ型SIMを搭載したコミュニケーション通信端末「LM-01」と専用アプリを用いた見守りサービス。GPSに対応し、取得した位置情報を、専用アプリで確認することができる。
また、加速度・ジャイロ・気圧・地磁気・温度センサーを搭載。各種センサーからのデータを組み合わせ、AIを用いて移動手段の検知ができるため、一般的な位置情報に加えて「バスと徒歩で移動していた」といった行動履歴を把握することも可能だ。
さらに、端末のマイクを通じて、ボイスメッセージ機能を使用した双方向のコミュニケーションをいつでも取ることができるのもうれしいポイントだ。
アプリ(スマートフォン1台)には最大5台まで「LM-01」端末を登録することができ、「LM-01」1台に対しては最大5人(スマートフォン5台)まで見守りが可能。
「LM-01」の電池持ちは1日2時間の使用で5日間を想定、連続使用の場合は最大14時間。本体サイズは高さ約60×幅約26×奥行約12.3mm、重さは約23.7g。防水(IPX8)、防塵(IP6X)性能も装備する。
ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する高速光回線サービス「NURO 光」のオプションサービス「amue link for NURO」として12月10日から受付開始、12月中旬より順次サービス提供予定。月額利用料金は980円。別途初期費用3,000円、端末代金(割賦払いの場合は350円を36カ月間、一括払いの場合は12,600円)が必要となる。
関連情報
https://amuelink.sonynetwork.co.jp/
構成/立原尚子
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