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猫の性格や成長に合わせて自由にレイアウトを変えられるLIXILの便利なキャットウォール「にゃんぺき」

2020.12.23

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

リフォームせずに今の住まいをペットとの共生空間に変えることができる

LIXILは猫の成長に合わせて、マグネット着脱式で自由にレイアウトが変えられるキャットウォール「猫壁(にゃんぺき)」を開発し、クラウドファンディング「Makuake」でプロジェクトを開始した(※2020年12月時点で目標額はすでに達成)。

「猫壁(にゃんぺき)」はLIXIL Housing Technology Japanビジネスインキュベーションセンターの第二弾商品(第一弾はこちら)。自宅の壁に後付けでパネルを設置し、マグネット脱着式のパーツを配置することで、自由自在にレイアウトが変えられるキャットウオークを作ることができる。

従来のキャットウオークはネジで壁に固定する仕様のため配置換えや、猫の成長に合わせて変えることが難しいという課題があり、マグネット着脱式で簡単に配置換えができることで、猫の成長に寄り添える商品として開発された。

「従来の住まいは趣味や嗜好、ライフステージの変化などに簡単に対応できないという課題があった。高額で大掛かりなリフォーム、リノベーションと、個人的に少し手を加えるDIYの間には大きな隔たりがあり、中間の領域を考えることで暮らしやすさにつながる『House Re-touch(ハウスリタッチ)』という発想が生まれた。

House Re-touchは、建てた後の家でも、自分の思い通りに修正を加えることができる、という方法。ふさわしいテーマを探していた中で、今回はペット領域でHouse Re-touchに着手。家を建ててからペットを迎える家庭も多いので、今の住まいをペットとの共生に合わせて使える『猫壁(にゃんぺき)』を開発した。

猫の性格や個性、成長に合わせて簡単にカスタマイズできるので、猫の可愛らしい表情や姿を見ながら、飼い主も笑顔になり、人も猫も家族みんなが寄り添える空間になる」(LIXIL HOUSING TECHNOLOGYビジネスインキュベーションセンター 藤原未帆さん)

猫は性格が飽きっぽく気まぐれで、おもちゃを与えても長く使ってくれないという飼い主の声を反映し、飽きっぽい猫の性格に合わせられるよう、いろいろなパーツを設定。小さな穴から顔を出す、高いところから外をパトロールする、小さくて暗い空間で落ち着くなど、猫の性格によって好きな場所も分かれるので、それぞれの猫の個性に合わせて使える商品を目指した。

〇猫の性格や年齢に合わせて手軽にアレンジ

ステップ、トンネル、ボックスの3つの機能パーツを何度でも配置換えできるので、猫がいつでも新鮮に遊べる空間をつくることができる。ステップは猫の体の大きさ、身体能力に応じて高さを自在に変えられる。ボックスは暗いところにこもりたい猫のために用意。飼い主が猫の顔を見られるように顔がのぞける穴を設置した。トンネルは顔や体を出したり引っ込めたりできるので、猫が好きなように遊べる仕掛け。これらのパーツを自由に配置換えすることで猫が飽きずに長く使える。今後はトレーナーや獣医、保険会社といったペット関連の識者の意見を取り入れながら、パーツを含め開発をさらに進める予定という。

〇設置が簡単

パネルは自宅の壁に簡単に取り付けられる。事前調査は30分程度で、取り付け工事はおおよそ3時間程度。Makuakeのプロジェクト実施期間は、工事の手配もLIXILが一括で請け負う。

〇優しさをキーワードに設計

“猫ちゃんに優しい”をキーワードに、丸みを帯びた形状で角も危なくないように大きなラウンドが付いたデザインを採用しているほか、猫が触れる部分はフェルト生地を使用しており、見た目も優しく、猫が喜ぶ肌触りとなっている。フェルト生地は硬めの素材で、引っ掻いても損傷しにくい。フェルトの内部にはアルミの芯材を入れており、約20kgの耐荷重設計。重めの8㎏の猫が飛び跳ねても耐えられる想定に。パーツは拭き掃除が可能で、水や中性洗剤で汚れをふき取り、洗浄後は乾かした状態で使用する。保証期間は1年。経年劣化の場合はパーツ本体の交換を。

高さは床から天井までカバーする2400㎜で、横幅は2700㎜(27万円)と900㎜(13万5000円)の2種類(Makuakeプロジェクト時の価格。取付費、消費税込)。カラーバリエーションとして、パーツは猫の毛並みとインテリア空間が調和する5色展開、壁に合わせるパネルカラーも5色展開。

【AJの読み】House Re-touchの今後の展開にも注目

モニターとして利用した飼い主からは、「猫がいつ飽きても変えられるので心強い。浮いているので空間も広く感じられ、飼い主の方も快適に暮らせる」という声が寄せられた。

「猫壁(にゃんぺき)」は、ペットと人の共生を目的にした商品だが、発想の原点となったHouse Re-touchは、リノベーションという大掛かりな手段でなくても、自分の思い通りに家を修正できるという方法。ペット領域以外でも活用できるテーマであり、今後の展開にも注目したい。

文/阿部純子

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