人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

犬を飼う責任を無言で訴えるショートフィルム「GIFT(贈り物)」

2020.12.18

考えさせられるショートフィルム“GIFT(贈り物)”

「GIFT」というショートフィルムがある。

このフィルムは、ある施設に車で赴く男性のシーンから始まる。彼は、妻と娘との3人暮らし。男性が訪れたこの施設は児童養護施設である。

男性はこの身寄りのない女の子を養女として迎え入れるため、この施設へとやって来た。不安げな表情の女の子とは対照的に、優しい笑顔で挨拶する男性。男性の車に一緒に乗り、女の子は新しい我が家となる男性宅へ向かう。

実はこの女の子は、娘の誕生日のプレゼントとしてこの家へやって来たのだ。娘と母親は喜んで女の子を迎え入れた。

しかし、その幸せな時間は長くは続かなかった。娘の誕生日を祝うディナーの席で、女の子はワイングラスを倒し、ワインをこぼしてしまったのだ。その時から、家族は女の子に対して冷たく接するようになる。

お父さんと娘と三人で散歩へ出かけても、女の子を置いてさっさと歩いて行ってしまう。

家ではお母さんに話しかけても邪険に扱われ、お父さんにも仕事の邪魔だと冷たくあしらわれる。家族に相手にされない女の子は、仕方なく一人で遊ぶようになる。しかし、部屋を散らかしてしまったことで、養父母はあるとんでもないことを決意する。

女の子はお父さんに連れられて、車でどこかへ出かけてしまう。大好きなぬいぐるみと一緒に。

着いた先は誰もいない山の中。お父さんは女の子に何かを話しかける。次の瞬間、お父さんは女の子の大好きなぬいぐるみを遠くへ投げてしまう。ぬいぐるみを追って、一生けん命に走る女の子。

ぬいぐるみを拾い上げ、目線をお父さんの方へ向けると…車はすでに走り去ってしまっていた。

懸命に車を追いかける女の子。しかし追いつくはずもない。バックミラーでその様子を確かめるように確認する男性。女の子は追いかけるのを止め、その場に座り込む。

そう、女の子は捨てられてしまったのだ。また元の身寄りのない子になってしまった。いや、寝る場所も食べ物も何もない場所へ捨てられたのだから、以前よりももっとひどい状態となってしまったのだ。それでも男性が運転する車は停まることなく走り去って行った。

ここまで読んで、みなさんはどう思っただろうか。実はこのショートフィルムは、「人間」に対して鋭く強いメッセージを込めているのだ。

実は、車が走り去った後、その場に残されていたのは人間の女の子ではなく「犬」だったのだ。道の真ん中に、保護施設から持って来た大好きなぬいぐるみと共にポツンと残された犬。

このフィルムは、最後にこのメッセージで終わる。「責任を負うこと。与えるのも、(動物を)飼うのもよく考えること。」

犬や猫にも人間と同じ「命」だということを、残念ながらあまり理解していない人も世の中にはいる。「かわいい」という理由だけで、「覚悟しなければならない責任」を考えずに飼い始めてしまう。

そして自分の理想と違った現実を目の当たりにすると、簡単に手放してしまったり捨ててしまったりする。そのような人は、「犬だから、猫だから…勝手に生きていくだろう。」と考えていることも多いのだ。

このフィルムでは、犬を「人間」として置き換えている。置き換えることで、動物も人間も同じ命であるということ多くの人に理解しやすくしている。

このフィルムに出てくる男性家族のような行動は無責任であり、残酷なことであるということを訴えるこのショートフィルム。みなさんはどう感じただろうか。この世から、不幸な犬や猫がいなくなることを心から願ってやまない。

文/織田 浩次

構成/inox.

参考資料/Gift - [DeadLens Official Video]

犬猫にとっての本当の幸せって?

全ての答えがここにある!小学館「PETomorrow」は毎日犬猫記事を配信中!!https://petomorrow.jp

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年4月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホLIVEスタンド」! 特集は「投資の新常識」&「輸入食材スーパーの極上グルメ」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。