
多くのメーカーがイヤホンやヘッドホンといったオーディオ機器を販売していますが、今回紹介したいのは、「SHURE」(シュア)というメーカーです。
名前は聞いたことがあるけど、製品を使用したことはないという人もいるでしょう。実はSHUREは約100年もの歴史をもち、長年培われた高い技術で、プロミュージシャンも納得のオーディオ機器を開発している、伝統的なメーカーなんですよ。
ここからは、SHUREのオーディオ製品の特長から、おすすめのイヤホンを紹介していきたいと思います。
「SHURE」ってどんなメーカー
まずは、簡単にSHUREというメーカーの特徴を紹介していきたいと思います。
SHUREは約100年続く老舗メーカー!
SHUREは、1925年にアメリカ・シカゴにて設立され、95年もの間マイクロホンやオーディオ機器の開発を続けてきた老舗メーカーです。長い歴史の中で培われた技術が、イヤホン・ヘッドホン製品にも組み込まれており、質の高いオーディオ機器を開発しているとして、オーディオファンやプロミュージシャンから愛されているメーカーです。
着脱式ケーブルが特徴?
全ての製品ではありませんが、SHUREのイヤホン製品のほとんどすべてが、ケーブルとイヤホン本体が取り外せる仕様になっています。オーディオファンには一般的でもあるリケーブル(ケーブルを付け替える作業)ができる製品を、1万円程度から購入できるのも、SHUREの特徴です。
イヤホンが落ちにくい「SHURE掛け」とは!?
オーディオファンではもはや常識となっている「SHURE掛け」というイヤホンの装着方法をご存じでしょうか。
これは、イヤホンのコードを耳の後ろ・上を通して装着する方法で、SHUREのイヤホンの形状からつけられたものです。SHURE掛けのメリットは、イヤホンが耳から落ちにくくなるだけでなく、イヤホンの位置が安定することでコードの動きが少なくなるので、コードが衣服などとこすれて起こる「タッチノイズ」の軽減にも繋がるとされています。
おすすめのSHURE製イヤホンを紹介!
では、SHUREのイヤホンの中から、おすすめの製品を紹介していきましょう。
SHUREのおすすめ完全ワイヤレスイヤホン【AONIC 215 TRUE WIRELESS】
SHUREの完全ワイヤレスイヤホンとしておすすめなのが、「AONIC 215 TRUE WIRELESS」です。透明ボディの「クリア」に加え、「ブラック」「ブルー」「ホワイト」の4色展開となっています。
本製品は、耳にフィットし、周囲の音を遮断する「高遮音性テクノロジー」のイヤーピースを採用することで、最大37dbのノイズを遮断し、音楽の良さを最大限引き出します。
イヤホン単体で最大8時間の連続再生に対応し、ケースを併用すれば最大32時間の再生が可能。電池切れの際には、別売りのケーブルを接続すれば有線イヤホンとしても利用できます。
【参照】SHURE AONIC 215 TRUE WIRELESS
SHUREのおすすめネックバンドイヤホン【SE215 Special Edition】
ネックバンド型のワイヤレスイヤホンとしておすすめなのが「SE215 Special Edition」。約1万2000円(編集部調べ)とほかのSHURE製イヤホンと比べると比較的手に入りやすい価格の製品です。
形状は先に紹介したAONIC 215 TRUE WIRELESSと同様に、本製品もケーブルを接続して有線イヤホンとしての利用が可能となっています。イヤーパッドは、一般的なシリコン素材のほかに、長時間使用していても疲れにくく、耳にピッタリとフィットするスポンジのような素材も用意されています。
【参照】SHURE SE215 Special Edition
<H3>SHUREのおすすめ有線イヤホン【AONIC 3】
有線イヤホンとしておすすめなのが「AONIC 3」です。「シングルバランスド・アーマチュア型」というタイプのドライバーを採用し、音源を素直に再現するのが得意なイヤホン。
本製品もケーブル部分は着脱式となっているので、リケーブルすればワイヤレスイヤホンとしての利用も可能です。カラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」の2色となっています。(ホワイトは「eイヤホン」限定)
【参照】SHURE AONIC 3
※データは2020年11中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦