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「購入してから10年以上経ったカセットこんろ」は事故のリスクが高い?

2020.12.19

年末年始、おうちで家族や少人数の友人たちと鍋を囲う機会もあるだろう。その際、カセットこんろを使用するのであれば、製造年をちょっと確認してみてほしい。製造年から10年が経過している場合、経年劣化により事故につながる可能性が高いため注意が必要だ。

そんな「カセットこんろ」の使用実態に関する意識調査がこのほど、日本ガス石油機器工業会により、20~70代カセットこんろ使用者1,000名を対象に実施された。

鍋料理・防災・焼肉・アウトドア…さまざまなシーンで活躍するカセットこんろ

はじめに、「ご自宅のカセットこんろを、どのような目的で所有・使用していますか?」と聞いたところ、「鍋料理の調理」が77%で最多となった。

また、ほかにも「防災用」(35%)、「焼肉の調理」(19%)、「アウトドアでの調理」(15%)など、さまざまな用途で使用されているようだ。

続いて、年に1回以上カセットこんろを使用している人(786名)に、「ご自宅のカセットこんろを、1年間にどれくらい使用していますか?」と聞いた質問では、「年に3~4回」(19%)、「年に8~10回」(18%)、「年に5~7回」(17%)が多い結果に。1年あたり3~10回の使用がボリュームゾーンであることがわかる。

約5人に1人が、購入から10年以上経過したカセットこんろを使用!?

それでは、ユーザーたちが現在使用しているカセットこんろは、いつ頃購入したものなのだろうか。

今回、「自宅のカセットこんろの購入時期」を聞いたところ、約5人に1人(23%)が「10年以上前」と回答した。しかし、カセットこんろは、製造から10年以上が経過すると、経年劣化によりガス漏れなどの事故につながるリスクが高まる。

「購入が10年以上前」ということは、必然的に「製造も10年以上前」ということになるため、約5人に1人は事故のリスクが高いカセットこんろを使用していることになる。

特に、「50代」および「60~70代」の中高年世代は、製造・購入から10年以上が経過した「10年こんろ」を使用している割合が特に高く、各世代の3割を超えている(いずれも31%)。

また、全体の約7人に1人(16%)は、購入時期が「わからない」と答えており、知らず知らずのうちに「10年こんろ」を使っている人がいる可能性も示唆された。

カセットこんろの製造年、ユーザーの7割超が「確認したことがない」と回答

さらに、カセットこんろを「購入した年」と「実際に製造された年」は必ずしも同じとは限らない。「購入」からは10年未満だとしても、「製造」からは10年以上が経過していることも考えられるため、安全に使用するうえでは、カセットこんろの本体側面に貼られている銘板シールで製造年を確認する必要がある。

しかし、今回「自宅のカセットこんろの製造年を確認したことはありますか?」と聞いたところ、「確認したことがあり製造年を覚えている」人はわずか5%という結果に。

73%と大多数は「確認したこと自体ない」と答えているほか、確認していても「製造年を覚えていない」人が22%と約5人に1人にのぼった。

また、「あなたの実家には、製造年から10年以上経過したカセットこんろがありますか?」と聞いた質問でも、30%と約3人に1人が「ある(または、ある可能性が高い)」、35%が「わからない」と答えている。

自分の家のカセットこんろは製造から10年経っていなくても、親が住んでいる実家には経年劣化した「10年こんろ」が残っている人も少なくないと言えそうだ。

カセットこんろの買い替えの目安は10年…「知らなかった」ユーザーが90%に

こうした実態をふまえ、今回あらためて「製造から10年以上経過したカセットこんろは、経年劣化により事故につながる危険性が高いことを知っていましたか?」と聞いたところ、約9割(87%)が「知らなかった」と回答した。

また、日本ガス石油機器工業会では、「経年劣化」によるカセットこんろの事故を防ぐために、買い替えの目安を「約10年」と定めているが、この「買い替えの目安」を知らなかった人も90%にのぼった。「10年こんろ」の危険性や、買い替えのタイミングを認識しているカセットこんろユーザーは極めて少ないと言えそうだ。

カセットボンベの使用期限は「7年」! 捨てる際には、必ず「振って」確認を

そして、カセットこんろを使用する際に欠かせない「カセットボンベ」も、製造年から一定期間が経つと「経年劣化」により事故につながるリスクが高まる。

そこで、先ほどのカセットこんろについての質問と同様に、「カセットボンベを使用する際、製造年を確認していますか?」と聞いたところ、47%が「まったく確認していない」、29%が「確認しないことが多い」と回答。76%と大多数が、カセットボンベの製造年を確認する習慣がないまま使用しているようだ。

また、日本ガス石油機器工業会では「カセットボンベ」の使用期限の目安を「約7年」と定めているが、この使用期限の目安を「知らなかった」人も約9割(87%)にのぼった。

なお、カセットボンベの製造年は、缶底の数字で確認することができる。安心して使用するためにも、製造年月日から約7年を目安に使い切るようにしよう。

さらに、カセットボンべは捨てる際にも注意が必要。使用して中身の残ったカセットボンベを捨てるときには、必ず振って確認する必要がある。

今回、この「使用後のカセットボンベの正しい処理方法」を知っていたかを聞いたところ、ユーザーの半数近く(46%)が「知らなかった」と答えた。もしガスが残ったまま捨ててしまうと、ごみ収集車内でガスが漏れ火災の原因になったり、焼却炉で爆発がおきるような事故につながったりする可能性が生じる。“シャカシャカ”音がしたらまだガスが残っている証拠なので、処分をする際には必ず振って確認するようにしよう。

出典元:一般社団法人 日本ガス石油機器工業会

構成/こじへい

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