
フルカイテンは年代別の消費支出や年収、衣料品の購買の推移を調査し、日本のアパレル市場が受ける影響について考察するレポートを作成した。今回はレポートを要約して紹介しよう。
アパレルの需要消失時代が到来
1998~2018年の20年間の給与所得者の年収をみると、65歳以上の高齢者と現役世代でおよそ7%、37万円もの世代間格差が生じている。
現役世代の年収減少により、年齢層別の消費支出は1999~2014年の15年間で最大約16%、月62,000円余減少。高齢者のアパレル消費は現役世代より3割少ない。
アパレルの代表的な品目である「婦人服」の2019年の購入単価は1999年と比較して約12,000円下がった。現役世代の消費力減退とアパレル消費が少ない高齢世帯の急増、購入単価の下落により、アパレルの市場規模は2025年には1兆円超縮小して8兆円割れも。
根拠となるデータやグラフを用いて詳述したレポートは、下記URLからダウンロード可能だ。
https://full-kaiten.com/news/report/1861
構成/ino.
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