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パリの古名を冠した〝セーヌ左岸生まれ〟の秀麗ハッチバック、知的で洒脱な〝ルノー〟新型「ルーテシア」が、ダンディズムを解放する【PR】

2020.12.16PR

フランスのデモクラシーは、セーヌ川を挟んだパリの南側、左岸が発祥の地。翻訳家の鈴木文彦氏は、ここに〝ルノー〟を代表する小型ハッチバック車『ルーテシア』の姿を重ねる。

(上から時計回りに)サン・ジェルマン教会の近くにある「ドゥ・マゴ」、「ホテルルーテシア」、「ボン・マルシェ」。これら左岸を代表する名所が、『ルーテシア』のキャラクターを浮かび上がらせる。
©アフロ

クルマと乗り手の「格」を超越したフランス車

文・鈴木文彦(翻訳家)

 パリの都市化が進んだ19世紀。フランスの人々は乗合馬車で都市を目指し、やがて、この道がエンジンつきのバスが走る道や鉄の道へと変わっていった。

 個人のモビリティは駅から街まで。そして、街のなかにある自宅まで。周囲は、広大な平原が広がっているというのに、街の道は狭く、建物はひしめきあう。

 ローマ帝国の時代から中世にかけて原生林が伐採され、平坦な農地が広がるこの国では、通信や物流が先進的に発達した一方で、美しい山の頂にある自然の恵みがもたらすワインと食事に出合いに行くための優雅なオープントップクーペも、都市間を結ぶ高速道路を矢のように進んでビジネスに勝利をもたらすセダンも、あまりなじまず、中世の面影を色濃く残す街なかでの取り回しと、乗り心地に優れたクルマが中核になった。

 そういうクルマには、なんらかの優劣を決する、という発想が希薄だ。ゆえに、フランスではクルマをみても、その乗り手の社会的地位を推し量ることは困難だし、フランス車に乗れば、隣にどんなクルマがきても、勝ったとか負けたとかいう発想までは遠い。“ルノー”『ルーテシア』は、そういうクルマの代表格だ。

 もっとも、勝負の話を持ち出すならば、このクルマを造ったのがモータースポーツの覇者、“ルノー”であることは覚えておくべきだ。気安くケンカを売ろうものなら、格のちがいを思い知らされかねない。

紀元前まで遡るパリの原点「ルーテシア」

『ルーテシア』という名前がパリを意味することは、このクルマのおかげで有名だと思う。ローマ帝国時代のパリの呼称だから、紀元200年頃までのことで、そこから先は、徐々にパリはパリと呼ばれるようになっていった。ルーテシアはシテ島から、現在のパンテオンくらいまでの狭いエリアで、ソルボンヌ大学のそばには、ルーテシア時代のパリの遺構を見ることができる。

 カルチエ・ラタンと呼ばれるエリアとも重なる。訳せば、ラテン語地区。カトリックの大寺院と学問の砦を擁するこの地区には、欧州の知的エリートが集い、母語のちがう彼らの共通語としてラテン語が使われたことから、そう呼ばれた。

 国際的な高級ブランド、きらびやかな技術、外交や観光の中心地が集う、華やかなパリ右岸に対して、知を継承し、実存的な雰囲気をもつ左岸の原点は、このカルチエ・ラタンにある。

 とはいえ、パリの表の顔が右岸に広がるあいだ、左岸はどちらかといえば、日常的な生活をささえる、日陰のパリでもあった。いまでこそ、デパートの起源としてブランド化した「ボン・マルシェ」も、その店名は訳せば「安い」という意味で、布を安売りする店としてはじまった。

左岸的超然を手に入れた知的なコンパクトカー

 左岸が現在の雰囲気を確立したのは、20世紀に入って芸術家や文学者が左岸を拠点としたあたりからだろう。彼らが左岸を選んだ理由には、もちろん、カルチエ・ラタンの存在もあるけれど、左岸が未開拓で、家賃も安かった、という理由もある。

 左岸のパリジャンは、たとえば「ドゥ・マゴ」、「フロール」、「セレクト」といった、カフェに集い、哲学や芸術を高めた。見た目も暮らしも、地味だったかもしれないけれど、彼らの知的に高級で、冒険的なライフスタイルは、右岸のもつ色彩豊かなライフスタイルと等しい熱量をもってコントラストをなし、パリのふたつめの顔を描き出した。

「ボン・マルシェ」は、そういった客層に応じてか、やがて、老舗デパートとしての格を獲得し、ごく近所に、左岸では初となる要人や名士が宿泊するに足る、ホテルを造り出すに至る。そのホテルも「ルーテシア」という。1930年代になると、紳士服の伝統をもたないフランスでは珍しいテイラー「アルニス」がその近傍に店を構え、さらに30年ほどを経て、オートクチュールの革命児、イヴ・サン=ローランがプレタポルテのブティックを出店したのも、ここからそう遠くない左岸だった。左岸に店を構えるということが、彼らのマニフェストだった。

「アルニス」の顧客としても知られるル・コルビュジエも左岸と縁がある。モンパルナスがある14区には、20世紀初頭のコンクリート建築群が、建築史の教科書みたいに連なっているけれど、決定的人物であるル・コルビュジエの作品も、そこにはある。

 瀟洒な資本主義経済の勃興期、19世紀の首都がパリ右岸なら、ロジックを積み重ね、世界の知を問い直した20世紀の首都は、かつてルーテシアと呼ばれた小さな界隈を起源とする、左岸だ。

 だから合理的で、走りのレベルが高いクルマを『ルーテシア』と呼ぶ“ルノー”はぴったりな名前を選んだと思うし、今回の『ルーテシア』はいよいよその性格を鮮明にした。「スペックシートの競争なんて興味ない」。このクルマに乗ると、知的に高級になったような気持ちになる。

上/小型ながら切れ味鋭いエンジン、多段デュアルクラッチトランスミッションを獲得し、これを新型プラットフォームに搭載した新型『ルーテシア』。最新の〝ルノー〟のテクノロジーがもたらすハイレベルな走りが味わえるZ下右/スポーツマインドに溢れたシート。下左/ステアリングの形状も合理化。各種先進安全運転支援システムも搭載。飛躍的に現代化した。

〝ルノー〟『ルーテシア インテンス』

●ボディサイズ:全長4,075×全幅1,725×全高1,470㎜
●車両重量:1,200kg
●エンジン:直列4気筒DOHCターボチャージャー
●総排気量:1,333cc
●最高出力:96kW(131ps)/5,000rpm
●最大トルク:240Nm/1,600rpm
●トランスミッション:7速AT(7EDC)
価格:¥2,569,000(税込)

お問い合わせ窓口/ルノー コール 0120・676・365 受付時間9:00〜18:00(年中無休)

撮影/平郡政宏(車両)、唐澤光也(RED POINT/イメージ写真) レイアウト/大塚將生(marron’s inc.) 構成/櫻井 香

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