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荷重量は36t、航続距離は480km!北米トヨタが燃料電池大型商用トラックの新型プロトタイプを公開

2020.12.18

2019年公表 ケンワース「T680」をベースにしたFC大型商用トラック(第一世代FCシステム搭載)

トヨタの北米事業体であるToyota Motor North America(TMNA)は、燃料電池大型商用トラック(FC大型商用トラック)の新型プロトタイプを初公開した。

新型「MIRAI」に搭載している第二世代FCシステムを採用することで、将来の量産化を見据え、より力強い加速性能を実現する等、パフォーマンスと柔軟性を大幅に向上させた。

荷重量は80,000ポンド(約36トン)、航続距離は300マイル(約480km)以上と、幅広い商用トラックニーズに適応できる設計となっている。

トヨタは2017年から、ロサンゼルス港湾地域において商用トラックへのFC技術展開の可能性を検証するため、様々な改良を重ねて実証に取り組んできた。

ロサンゼルス市港湾局が中心となって進める貨物輸送の「ゼロ・エミッション化」プロジェクト(「ZANZEFF : Zero-and Near Zero-Emission Freight Facilities Project」)においては、今月より、2019年に公表したケンワースのトラック「T680」をベースにしたFC大型商用トラック(第一世代FCシステム搭載)の貨物運送会社への納入を開始した。

今回初公開した新型FC大型商用トラック(同「T680」ベース、第二世代FCシステム搭載)についても、貨物輸送オペレーションでの実証を進めてきたという。

本プロジェクトのチーフエンジニアであるTMNA 電動車・先進技術部門のアンドリュー・ランド氏は「FC大型商用トラックの大規模な実証は、貨物輸送の『ゼロ・エミッション化』に向けた重要なステップです。これまでの実証を通じて、FC技術が日常の貨物輸送に適していることを確信していますが、今後は新型プロトタイプを追加することで、量産化だけではなく、より長距離の輸送など幅広い用途での活用も視野に入れていきます」と語った。

社会の低炭素・脱炭素化に向け水素利用が様々な形で進んでいる中、トヨタは、引き続き、小型高効率で生産性を追求した新型のFCシステムを、トラック・バスなど社会を支えるモビリティにも活用し、水素利用の拡大に向けて貢献することを目指していくという。

関連情報:https://toyota.jp/

構成/DIME編集部

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