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新型コロナの影響で余った80000杯のビールが変身!?新発想のお酒「ビア・ジン」を飲んでみた!

2020.12.19

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

約8万杯分のビールがジンに生まれ変わる

2020年は新型コロナウイルス拡大に伴い、外食産業やビール市場へ深刻な影響をもたらし、2020年4月のビール販売数量は、前年同月比約52%減と大幅に落ち込んだ。

「再生」「循環」をテーマに、新時代のジンやウィスキーを生産する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツは、これまでに廃棄予定の酒粕をジンに変える取り組みを行ってきたが、コロナ禍の事態を受け、ビールを蒸留しジンに変える技術を月桂冠へ提供。廃棄予定であった約8万杯分のビールをバドワイザーから提供を受け、世界にも類を見ない漬け込み式のビア・ジン「REVIVE」(360ml ・税別5000円)が誕生した。

9月より数量限定で全国にて発売を開始し、エシカル・スピリッツ公式オンラインショップでも取り扱っている。また、売上の一部は、新型コロナウイルスの影響により危機に直面しているエンタテインメント業界へ「Music Cross Aid」を通じた寄付を予定している。

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バドワイザーらしさを生かしたことで独特のフレーバー、強い骨格を持つジンに

「REVIVE」は、バドワイザーの製法や背景をリスペクトしつつ、革新的な香りと味わいのジンに仕上げることを目指し開発を行った。

まずバドワイザーを蒸留した原酒に、製法上重要な位置付けを持つビーチウッド(ブナの木)を漬け込み、バドワイザービールそのものを加水工程で加え、その後ジュニパーベリー、ホップ、レモンピールを加えて完成させた。

「原料となったバドワイザーらしさを表現する 2 種類のホップや、ビーチウッドを用い、これぞバドワイザーを使ったジン、と言えるものが出来上がったと自負している。

本プロジェクトは、エシカル・スピリッツがモットーにしている『循環経済を実現する蒸留プラットフォーム』のひとつ。消費や活用の機会を与えられずに無駄にされてしまう資源が数多くある中、活用が限られていると思われていたものが、実は無限の可能性を秘めていることもある。世の中の様々なモノが、使用後も多様な価値を見出され、形を変えながら永く使い続けられる。私たちは、蒸留を通じてそのような可能性と多様性に満ちた循環型社会を実現していきたいと考えている。本プロジェクトが、より多くの方にエシカルなスピリッツの魅力を知っていただくきっかけになればと願っている」(エシカル・スピリッツ)

【AJの読み】独特のフレーバーは飲み方により印象が大きく変わる

一般的なジン製造の場合、多くが味、風味があまり強くない蒸留用グレーンスピリッツを外部から購入するが、REVIVEプロジェクトではそれをビールから内製。風味、香りが生かされた結果、通常のジン製造では生まれない独特のフレーバーと、強い骨格を持つジンが出来上がった。

「REVIVE」はコンパウンド製法で作った特別なジンで、蒸留後にビールやボタニカルなどで加水、浸漬するという製法から酒税法上は「スピリッツ」ではなく「リキュール」に分類される。色も一般のジンのような無色透明ではなく、茶色がかった透明。

ビール由来の芳醇な香りを味わえるということで、エシカル・スピリッツが勧める飲み方はロック。ボタニカルが強く表れた複雑な味と香りをダイレクトに感じる。

ジンの定番カクテル「ジントニック」も試してみた。「REVIVE」は甘味のある味わいなので、キナ抽出物によるトニック本来の苦味がしっかり感じられて酸味もある「フェンティマンス トニックウォーター」で割ってみた。「REVIVE」の独特な風味に、「フェンティマンス トニックウォーター」の苦味と柑橘系の風味が加わって、複層的な味と香りになり、個人的にはロックよりもジントニックの方が楽しめた。

塩味や辛味がある濃い味付けの料理とマッチングするとのことで、ビールのお供の定番である鶏のから揚げやスパイシーチキン、フライドポテトなどとのフードペアリングを試してみるのも面白いかもしれない。

文/阿部純子

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