
2020年は、一年を通してコロナ禍により大きな変化を余儀なくされた。そんな中、年末のごちそうや年明けにいただくおせち料理も、ニューノーマルなスタイルになりそうだ。何か新しい食事スタイルを探しており、存分に楽しみたいという人に向け、ユニークな方法を紹介する。
一人前から利用できるフードデリバリー
ネコの手も借りたい12月。特に一人暮らしだと、年末年始の料理を購入するのも作るのも、なかなかモチベーションが上がらないもの。
そんなとき、ぴったりなのが、フードデリバリーを利用すること。例えば、2020年12月8日から東京都港区・渋谷区・新宿区でサービスがスタートした、一人前からデリバリーしてくれる「FOODNEKO(フードネコ)」は、利用の価値がありそうだ。
このサービスのスローガンは「一人前から、うれしいデリバリー」。サービス料無料、基本配達料無料、最低注文金額の設定なし(1円から注文可能)という3つの「ナシ」も掲げている。まさに一人暮らしの年末年始の食事にも手軽に利用ができそうだ。
現時点の加盟店は「バーガーキング」や「クリスピーチキンアンドトマト」、一人前からのメニューが豊富な地域の料理店となる。
水色のヘルメットをかぶった配達員「ネコライダー」が、これから街を駆け抜けるだろう。
2021年末までに、東京23区でのサービス提供を予定しているという。
初回登録利用の割引特典として、2,500円引きのクーポンをプレゼント中。この機会に利用してみてはいかがだろうか。
出張おせち
おせち料理は、購入するか手作りするかの2択に思われがちだが、実は「シェフに自宅で作ってもらう」という選択肢もある。
それは、シェフが自宅に来て調理してくれるサービス、シェアダインが提供する「出張おせち」だ。
調理師、管理栄養士など、プロのシェフが自宅来てくれ、ご家庭にパーソナライズした「おせち料理」を3時間調理する。メニューの希望は、事前にシェフと直接、シェアダイン内のチャットで相談でき、オプションで買い物代行も可能だ。
サービス提供期間は2020年12月28日(月)~2021年1月3日(日)で、申し込みは12月31日(木)まで受け付けている。
価格はシェフによって異なるが、おおむね15,000円~25,000円(税別、食材費別)となる。
出張おせちを利用すれば、新しい贅沢なお正月となりそうだ。
今年はコロナ禍のニューノーマルな年越しとなりそうだが、その分、今年は新しい過ごし方を模索してみてはいかがだろうか?
取材・文/石原亜香利