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2022年卒大学院生の9割以上が就職活動に不安を感じている理由

2020.12.17

新型コロナウイルスの感染拡大が、就職活動に取り組む学生たちに多大な影響を与えている。大学卒業後に大学院へと進み、修士課程、博士課程を修了した院生たちもまた、例外ではないだろう。

大学院生・研究者のキャリア支援を行っているアカリクではこのほど、そんな「22卒大学院生(修士・博士)の就職活動」の実態把握を目的とした、22卒大学院生(修正・博士)96名を対象にした意識調査を行った。

回答者は「修士在学中の学生」が56.3%、「博士在学中の学生」が43.7%

「Q1.在籍情報をおしえてください」(n=96)と質問したところ、「修士在学中」が56.3%、「博士在学中」が43.7%という結果になった。

生物・農学系の研究をする大学院生が19.8%で最多

「Q2.自身の研究に最も近い分野をおしえてください」(n=96)と質問したところ、「生物・農学系」が19.8%、「物理系」が13.5%、「医学・薬学系」が11.5%という結果になった。

学部生・修士時に就活を経験している大学院生は25.0%

「Q3.学部生や修士の頃など、過去にも就職活動の経験はありますか」(n=96)と質問したところ、「今回がはじめて」が75.0%という結果になった。

就職活動で行っていること、「友人や先輩・後輩からの情報収集」が71.9%で最多

「Q4.(就職活動で)すでに行ったもの、現在継続中のものを全て選択してください」(複数回答)(n=96)と質問したところ、「友人や先輩・後輩からの情報収集」が71.9%で最多、次いで「インターンシップの情報収集」「業界・業種研究」が同率で66.7%という結果になった。

就活について今知りたいことは「ESや面接・自己PRについて」が61.5%で最多

「Q5.就職活動について今知りたいことをおしえてください」(複数回答)(n=96)と質問したところ、「ESや面接・自己PRについて」が61.5%で最多、次いで「志望企業の業務内容や社内の雰囲気などの情報」が56.3%という結果になった。

9割以上の大学院生が「就職活動に不安あり」と回答

「Q6.22卒での就職活動について不安はありますか」(n=96)と質問したところ、「とてもある」が55.2%、「ある」が38.5%という結果になった。

不安に感じるものとして、「新型コロナウイルスの影響による採用枠の減少」「自分のスキル、実績、経験の不足」が68.9%で最多

Q6で「とてもある」「ある」と回答した人を対象に「Q7.どのようなことに不安がありますか(複数回答)」(n=90)と質問したところ、「新型コロナウイルスの影響による採用枠の減少」「自分のスキル、実績、経験の不足」が同率で68.9%という結果になった。

その他の悩みとして、「オンラインでのコミュニケーションが取りづらい」「周りに同じ境遇の人がいないので困った時に頼る人がいない」などの声

「Q8.上記以外にも就職活動に関して考えていることや感じていることがありましたらおしえてください」(自由回答)(n=15)と質問したところ、「オンラインでのコミュニケーションが取りづらい」「周りに同じ境遇の人がいないので困った時に頼る人がいない」など15の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>

・面接経験が少なく、克服のために実践を重ねる必要があると感じる。
・オンラインでのコミュニケーションが取りづらい。
・修士論文が必須ではない専門職大学院に通っているため、ESにおけるゼミや研究についての設問にどのように
回答すれば良いのか分からない。また、過去に文系かつ女性の大学院生を採用したことがある企業の一覧等がな
いことから、四季報を見ながら1社ごと確認するのが大変に感じる。
・就活が長期化すると、修士論文の執筆にも影響が出るのではないかと不安です。また文系修士は内定が出にくい
とよく聞くため、どのように就活を進めれば、就活において満足のいく結果が得られるのかが気になっていま
す。
・博士課程修了予定者を積極採用してくれる企業の少なさに不安を感じている。
・インターンシップから採用に直結する企業などは、研究に忙しい博士にとってはインターンに参加できないため
不利になる。院生の就活は不利だと思うことがつくづく多い。
・ポスドクとの悩み
・周りに同じ境遇の人がいないので困った時に頼る人がいない。

既に内定を獲得している大学院生はわずか1%

「Q9.現時点で企業からの内定をもっていますか」(n=96)と質問したところ、「もっている」が1.0%、「もっていない」が99.0%という結果になった。

■まとめ

今回の調査では、2022年3月に大学院修了見込みの大学院生に対して就職活動状況を聞いた。

結果として、9割以上の大学院生が22卒の就職活動に不安を抱えていることが判明。今知りたいこととして「自身の経験・能力がどのように活かせるか」が20.5%、不安に感じるものとして「自分のスキル、実績、経験の不足」が26.6%でそれぞれ最多となり、自身の経験や能力に不安を抱える大学院生が多いことが見受けられる。

「新型コロナウイルスの影響による採用枠の減少」に不安を感じる大学院生は26.6%。自由回答でも「オンラインでのコミュニケーションが取りづらい」という声があり、2022年卒ならではの意見を聞くこともできた。「周りに同じ境遇の人がいないので困った時に頼る人がいない」という声もコロナ禍で研究室に行く機会が減少していることが影響しているのではないだろうか。

冬のインターンシップの募集が始まり、22卒の就職活動の動きも本格的に加速してきた。「インターンシップから採用に直結する企業などは、研究に忙しい博士にとってはインターンに参加できないため不利になる」などの大学院生ゆえの悩みもあるが、研究を通して高度な論理的思考力などを身につけている大学院生は企業としても獲得したい人材だ。実は大学院生との接点を持ってみたいという企業も多く存在するため、大学院生側からも積極的なアプローチをすることが双方のマッチング率を高めるカギとなるだろう。

<調査概要>
調査期間:2020年9月28日〜同年10月9日
調査方法:22卒アカリク会員へのアンケート調査
調査目的:22卒大学院生(修士・博士)就職活動の実態把握
有効回答:22卒大学院生(修正・博士)96名

出典元:株式会社アカリク
https://acaric.co.jp/

構成/こじへい

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