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年収の2.5倍を稼ぐ強者も!コロナ禍で続出する「副業長者」たちの意外とシンプルな儲け方

2020.12.17

コロナ不況の影響で、副業を始めるビジネスパーソンが急増しています。副業には「収入増」以外にも、複数のメリットがあります。そこで、副業マッチングサービス最大手のランサーズ取締役・曽根秀晶さんと、最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』が話題の公認会計士・山田真哉さんに、「お金と副業」をテーマに対談してもらいました。

山田真哉さん(左)、曽根秀晶さん

リモート化で地方在住者にもチャンス到来!

新型コロナウイルスの影響はビジネスパーソンの「働き方」や「生き方」にも及んでいるが、コロナ禍を逆手にとって大儲けする人も少なくない。例えば、コロナ不況は観光業や飲食業への依存度が高い「地方経済」への深刻な打撃が伝えられているが、それを副業で補う地方在住者が多いそうだ。

115万人が利用登録しているランサーズによると、仕事の発注者の約60%は東京に拠点を置く企業や東京在住者である一方、受注者の75%は地方在住者。コロナ禍で仕事のオンライン化が急速に進んだことが地方在住者にとって、大きなビジネスチャンスに変わっているわけだ。

「在宅勤務が推奨されて、これまで『社内×オフィス』が当たり前だった仕事の進め方が、『社内×オンライン』『社内×在宅』へと変わってきた。企業にとっては、オンライン上で在宅の社員に仕事を依頼するのが当たり前のようになり、その過程で『別に社員だけに頼まなくてもいいのではないか』と考え始めている。

こうして社員だけでなく、『社外×オンライン』という仕事の発注形態がどんどん広がり、コスト削減だけでなく、社外の高い専門スキルを持つ人材へのアプローチもできるようになった。従来の日本的なメンバーシップ型雇用がようやくジョブ型雇用へと変わり始めているのです」(曽根さん)

■曽根秀晶(そね・ひであき)
ランサーズ株式会社取締役、新しい働き方研究所所長。1981年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、経営コンサルタントとして20を超えるプロジェクトに従事。その後、楽天株式会社に入社し、国内の営業・事業企画の経験を経て、海外M&A・全社戦略などを担当。現在はランサーズで経営戦略の立案、新規事業の推進などの統括を務めている。

メンバーシップ型雇用が社内の「人」に対して仕事を割り振るのに対し、ジョブ型雇用は「仕事」に対して人を割り振る。日本企業の生産性の低さはメンバーシップ型雇用に原因があると指摘する声も少なくない。

「日本では長年、会社に属していれば何らかの仕事を割り振ってもらえるのが当たり前でしたが、在宅やリモートによって顔を合わせることが減り、『できる人』により多くの仕事が集まるようになった。社内の『ジョブ』を社外のできる人、つまり副業者に発注するという動きはますます広がるのではないか」(山田さん)

転職を考える前に副業で腕試しを!

また、会社員が副業を始めることには、本業への好影響が期待できるという。本業と副業には「おいしい共生関係がある」という曽根さんは、初心者はまず本業と同様の職種の副業を始めることを推奨している。

「本業での知識と経験を生かしながら、それをちょっとスライドさせて、副業でチャレンジしてみる。社内ではなかなか企画が通らなくても、副業でコンペに応募して自分の力を試したり、実際にやって経験を積んだりして、それを本業にも生かす。双方にとって好循環となります」(曽根さん)

こうした好循環の事例は枚挙にいとまがない。例えば、ランサーズに登録して活躍している藤﨑勝雄さんの専門はWebマーケティング。

副業を始めた6年ほど前は、本業の年収600万円に対して副業は20~30万円だったが、本業の知識やスキルを生かしながらどんどん副業収入を増やし、昨年はついに1000万円近い収入に! 本業と合わせた年収は1600万円ほどになり、開始当初の約2.5倍にもなった。

■山田真哉(やまだ・しんや)
公認会計士、税理士。1976年、神戸市生まれ。大阪大学文学部卒業後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウス・クーパースなどを経て独立。『女子大生会計士の事件簿』(シリーズ100万部)、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(165万部)など、その著作活動も注目されている。YouTubeに開設した『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』はCH登録者数が約15万人(2020年11月時点)で、「公認会計士YouTuber」として第1位。最新刊は『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』。

 藤崎さんはついに「独立」を果たしたが、副業をステップにスキルや人脈の幅を広げ、起業や独立につなげるケースも多いのだという。

「本業の会社がどうもヤバイとか、右肩下がりの場合はもちろんのこと、今後は副業によって仕事や収入の比率を変えていくことを、戦略的にやる必要がある時代なのかもしれません。

本業が不調の時、今までなら『転職』という選択肢が有力でしたが、一方で転職は失敗リスクも低くない。転職するにしても、まずは自分の『市場価値』を副業でちょっと試してみてからの方が成功確率は高まると思います」(山田さん)

山田さんの最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』には、副業の達人たちのウラ情報や、副業を機に独立・起業を果たす事例などが紹介されている。仕事に悩んでいたり、転職を考えたりしている人も要注目の一冊だ。

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ランサーズ取締役・曽根秀晶さんと公認会計士・山田真哉さんによる「お金と副業」対談が動画でも公開されています。

次回『優秀なビジネスパーソンほど失敗しやすい!? 副業で得する人、損する人の意外な法則』は12月19日公開予定です。

取材・文/堀田成敏(nh+)

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