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今がチャンス!?ヤフー、ライオン、ユニリーバ、有名企業が「副業で働く人」を採用する理由

2020.12.15

コロナ不況の影響で、副業を始めるビジネスパーソンが急増しています。副業には「収入増」以外にも、複数のメリットがあります。そこで、副業マッチングサービス最大手のランサーズ取締役・曽根秀晶さんと、最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』が話題の公認会計士・山田真哉さんに、「お金と副業」をテーマに対談してもらいました。

山田真哉さん(左)、曽根秀晶さん

110人の採用枠に4000人が殺到

コロナ禍の影響が「働き方改革」にも及び始めている。在宅勤務やリモート会議などの広がりに加え、「副業」を始める人が急増しているのだ。

副業などのマッチングサービスを展開するランサーズの調査によると、利用者(115万人)の3割が2020年2月以降に副業を開始したと回答しており、「副業市場」がかつてないスピードで急拡大しているという。

「いわゆる『働き方改革』の一環として、2018年に副業が推奨されるようになりました。コロナ禍の収入減を補うために副業を始める人が急増する一方、企業側が『副業人材』(副業で働く人)を積極的に活用し始めているのも追い風。

例えば、ヤフーやユニリーバ・ジャパンなどの大企業、さらには神戸市のような自治体でも採用が行なわれています。企業側が『副業人材』のメリットに気づき始めたということだと思います」(曽根さん)

■曽根秀晶(そね・ひであき)
ランサーズ株式会社取締役、新しい働き方研究所所長。1981年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、経営コンサルタントとして20を超えるプロジェクトに従事。その後、楽天株式会社に入社し、国内の営業・事業企画の経験を経て、海外M&A・全社戦略などを担当。現在はランサーズで経営戦略の立案、新規事業の推進などの統括を務めている。

最近の「副業人材」の公募の例で言えば、ヤフー、ユニリーバ・ジャパン、神戸市以外にも、ライオンやダイハツ工業、三菱地所、ヤマハ発動機などの事例が報じられている。

ヤフーは110人の枠に4000人超、ライオンは5人の枠に1500人超、神戸市も40人の枠に1000名超が集まり、いずれも倍率は数十倍から数百倍と副業人気を裏づけている。

就職難や失業率の悪化などが伝えられるなか、なぜ今、企業は「副業人材」に目をつけているのか。

「コロナの影響で業績が悪化し、企業は中長期の雇用を前提とする『正社員』を雇いにくい状況が続いています。副業人材は正社員に比べ人件費が安く、短期契約などで雇いやすい。今後は“スポット的な労働力”を求めて、副業市場がますます活性化するのではないか」(山田さん)

時給7000円の人気副業とは?

最近は、どんな副業が人気なのか。ランサーズの登録者の中では、「エンジニア」「デザイナー」「ライティング」が上位3位で、全体のシェア6割程度を占めているそうだ。

各職の報酬は細分化されているが、例えば、「Webシステム開発・プログラミング」で時給3500~7000円、「ロゴ作成」は1点2万~8万5000円、「インタビュー・取材」による執筆は1文字2~5円などが相場となっている。

ただし、現在は企業のほとんどの業務、例えば、総務や経理、営業、開発、マーケティング、広報などの仕事が「副業」として募集されており、多くのビジネスパーソンが何らかの経験やスキルを生かし、副業を始める環境が整っているという。

「ここ数年の副業ブームは『副業2.0』とも呼ばれ、自己成長やスキルアップのために副業を始める人が多かった。これに対して『副業1.0』は小遣い稼ぎ的なデイワークが主体でしたが、今は瞬発的に『1.0』が増えています。コロナ不況でお金が足りない状況になり、全般的に副業にトライする人が増えているのだと思います」(曽根さん)

■山田真哉(やまだ・しんや)
公認会計士、税理士。1976年、神戸市生まれ。大阪大学文学部卒業後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウス・クーパースなどを経て独立。『女子大生会計士の事件簿』(シリーズ100万部)、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(165万部)など、その著作活動も注目されている。YouTubeに開設した『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』はCH登録者数が約15万人(2020年11月時点)で、「公認会計士YouTuber」として第1位。最新刊は『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』。

「働き方改革」に対する足並みは、国と企業、個人の3者でバラバラだったが、コロナ下において、3者の思惑が一致したわけだ。この動きは今度も拡大し続けることが予想され、コロナ後に「副業が当たり前の時代」になる可能性も十分にあり得そうだ。

「『働き方改革』の影響で、働く意味や目的について、いろいろ考え直す機運が高まっていましたが、今の副業ブームはやっぱりお金が大事だよ、今も足りないし、将来の不安も尽きませんよ、というメッセージの表れだと思います。副業はそれらの不安を払拭するための有効な手段だと思います」(山田さん)

山田さんの最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』には、人気の80種類の副業の給料情報や副業による3大メリットなどが掲載されている。コロナ禍で副業が気になっている人は、手始めに手に取ってみたい一冊だ。

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ランサーズ取締役・曽根秀晶さんと公認会計士・山田真哉さんによる「お金と副業」対談が動画でも公開されています。

次回『年収2.5倍の強者も! コロナ禍で続出する「副業長者」たちのシンプルな儲け方とは?』は12月17日公開予定です。

取材・文/堀田成敏(nh+)

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