「マンカラ」をご存知だろうか。別名カラハともよばれ、世界最古のボードゲームのひとつと言われている伝統ゲームだ。
アフリカや中近東、東南アジアで古くから親しまれ、発祥は紀元前とされている。ボード上の石を移していく単純なルールの頭脳戦だが、運の要素はないとされ、先読みや駆け引きなどの戦略が必要だ。
対戦型頭脳ゲーム「マンカラ・カラハ ファミリー」
幻冬舎では2018年11月に『マンカラ・カラハ』という商品名で発売し、現在までに約10万個を製作する人気商品となっている。
今回、『マンカラ・カラハ』のデラックス版が登場。本来は2人用の対戦ゲームだが、セパレート式のボードを組み合わせることで、最大で4人まで同時に遊べるようになった。
グループでの対戦は考える対象が増えるため、手を読みきれない部分があり、絡み合う思惑や駆け引きによる予期せぬ展開が、ゲームをさらに盛り上げる。
人気ゲームや人気アプリへの登場や、イエナカ需要で話題に
世界的に認知されているマンカラだが、日本では近年放課後児童クラブで多く遊ばれるようになり、子ども達の間で人気となっている。
この背景に加えて、昨今では人気ゲームソフトのなかに登場したり、人気のスマートフォン向けアプリのストーリー内に登場したことなどからも話題になり、今年になってさらに幅広い層に認知される傾向がみられた。
また、子どもから大人まで世代を問わず遊べるゲーム性から、コロナ禍に伴うおうち遊びのアイテムとしても需要が増えており、伝統ゲームでありながら今また人気が高まっている。
マンカラ・カラハ ファミリー
価格:4,500円+税
販売場所:全国の玩具店・雑貨店・書店・ネットショップ
構成/ino.