プロ棋士 藤井聡太
一局ごとに発見を続け進化し続ける天才
〝漫画の主人公を超える天才〟と評されたのが、14歳2か月で「四段(プロ)」に昇格した2016年のこと。それからというもの、瞬く間に「五段」「六段」「七段」と肩書を変えて世間を驚かせた。
だが2020年、それに勝るとも劣らない「史上最年少記録」を連発すると、誰に予想できただろうか。7月に行なわれた第91期棋聖戦で勝利して17歳11か月で初タイトルに輝くと、8月には王位を勝ち獲り、18歳1か月でタイトル二冠に輝いた。同時に八段にも昇格している。
史上最多タイトルは羽生善治九段の99。大先輩の偉業に追いついて、日本中の度肝を抜く日は近いかもしれない。
二冠獲得の記者会見では「自分の課題が見えたので、改善して強くなっていかないといけない」と語り、さらなる飛躍を予感させた。次は〝最年少名人〟となるか!?
DIME編集室 室長 安田典人
受賞コメントからもわかるように、一局一局を大切にし真摯に将棋と向き合う若き天才の姿に、日本人の誰もが尊敬の念を抱くのではないでしょうか。
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構成/編集部
取材・文/編集部 毎日新聞社/アフロ
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