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バンライファーが集う「#バンタメ」で見つけた車中泊をとことん楽しむヒント

2020.12.09

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

車中泊カーのVAN(バン)とともに旅をする新しいスタイルが“バンライフ”。今では車中泊の旅、ワーケーション、フードトラックなどいろいろな分野でバンが活用されているが、もっと自由にバンライフを楽しんでもらうためにバンライファーが西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」に集結。

VAN+ENTERTAINMENT=VANTERTAINMENT(バンターテインメント。略して#バンタメ)と名付け、バンライフのヒントが詰まった移動式テーマパーク「VANTERTAINMENT FES vol.0」が開催された(2020年11月28-29日)。

バンタメらしく、場内には工夫を凝らした移動式店舗が点在していた。

こちらは京都に本店を持つ香老舗 松栄堂はお香の移動販売車、Incense Station ことことワゴン。

東京オリンピックに向けて国内外の多くの人にお香による香りのある空間を体験してほしくて作成したそう。

「キャンプでは焚き火の香りを大事にする人もいるでしょう。だから香りを押しつけず、雰囲気を壊すこと無く香りを楽しんでいただければ」と、東京店の小田嶋修平さん。

お香を収納するのは雰囲気のよい木製の薬棚。運転席と仕切る茶色いのれんといい、京らしい雰囲気が漂っている。

好きな香り2種類を選べることことワゴン限定の「ことあわせ」を用意。ほかにも好きな香りと和紙を組み合わせるにおい香「ふわりと」もある。

ステージではGoProのワークショップ、モバイルハウス体験といったイベントが開催され、だれもが自由に視聴できる。

太陽が落ちた18時になると子どもたちによるキャンプファイヤー点火式が行われた。ただの焚き火の集いではなく、みんなで山の神様を呼ぶ正統派キャンプファイヤーだ。

DIY派の車中泊カー

主役はなんといってもバンライフを楽しむひとたち。

自分好みのバンを手に入れ、車内にパネルを貼って断熱+雰囲気よく仕上げたDIY派の車中泊カーを見せてもらおう。

初DIYでも作れた居心地のいい空間

2年前にバンライフを知り、海外の動画を見ながら見よう見まねで車中泊カーを作ったharu.さん、TaK.さんご夫婦。「生活感を極力なくして、居心地のよい雰囲気に」というharu.さんのイメージをもとに、TaK.さんが製作。DIY未経験のため工具を買うところからスタートしたそうで、とくにクルマの曲線にあわせるのが難しかったという。

ブックカフェ好きのharu.さんらしく、棚には古い雑誌を置いてそれらしい雰囲気に。ポータブル電源を搭載しており、冬用寝袋ではなく電気毛布でぬくぬく過ごすそう。

ベッドの下は収納スペースになっている。

「私たちはキャンプも未経験でした。今でも大げさなバーナーを持っていくのではなく、カセットコンロとテーブル、チェアくらいですませています。お弁当を買って車内で食べることだってあるけれど、それもゆっくり過ごせて楽しいですよ」(haru.さん)

あえてベッド不要の車中泊カー

自分の手で車中泊仕様に仕上げたというライター・渡邉圭史さんのハイゼット。

「3日で作りました。DIY経験はありますが、電動工具はないので手動ののこぎりで。ほかの人はもっとていねいに仕上げているのかもしれませんが、ぴっちりクルマにあわせて板材を張るとアラが目立ちそうなので、あえて角をバツッと切り込んでいます」(渡邉さん)

その代わりといってはなんだが、床はあえて平板を埋め込んでいる。

「船をイメージして鉄の平板を取り付けました。ただ平板をつけるだけだとそこだけ出っ張ってしまいます。だから平板の部分は2mmほどくぼませて平らにしました」(渡邉さん)

窓に取り付けたルーバー、そしてジョウゴを用いたシンクも手作り。ジュースディスペンサーが水道がわりというのがカッコイイ。

ベッドはあえて作らず、床にマットを敷いて眠るそう。

「エブリィのほうがほんの少し広いので車中泊カーとして人気なんですが、バッテリーの位置がフロアの真ん中あたりで床を張ったらメンテナンスがちょっと大変かなーと思って。ハイゼットはシートの下なのでこちらを選びました」(渡邉さん)

これから車中泊カーを作る人は参考にしたい。

車中泊の必需品は断熱シェード

車中泊をしながらサーフィンやスキー、スノーボードを楽しんでいるとうちゃんはテンネンパーマファミリー。とうちゃんと子どもたちは出かけていたのでかあちゃんにクルマを見せてもらった。

「長期休暇を使ってちょこちょこ旅に出ていると、いつの間にか車中泊でほぼ日本一周をしていました。雪山も好きでこれで出かけていますが、エンジンを切った車内はそのままだととにかく寒いので、窓に貼る厚めの断熱材が入ったシェードは不可欠。これはケチらず、いいものを買った方がいいですよ。あとはポータブル電源もあると重宝します」(かあちゃん)

CARVINのベッドキットを取り付けてその上に布団を敷き、家族4人が並んで就寝。細かな道具はパイプを組み合わせて作った棚へ。

ベッドキットの下も収納スペースで、自作した棚にキッチンツールを入れておくと、引っ張り出すだけでキッチンに変身する。

ツーバーナーには自身のステッカーやバンライフ友だちのステッカーでチューンアップ。

「ツーバーナーも持っていきますが、できるだけ訪れた土地の食堂やスーパーを利用します。ホテル泊ではないので自宅から食材を持っていったら、その土地ではなにも消費しないでしょう。それではいけないんじゃないかなと思って。朝でも夜でも1度はWEBで飲食店を調べて利用するのが我が家のルールです」(かあちゃん)

海・山遊び、休日の遊び部屋、ワーケーションなど旅するバンを作った理由は人それぞれ。試行錯誤しつつ作った世界に1台のバンは、どれもオーナーの人柄が垣間見えた。

取材・文/大森弘恵

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