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冬もコレが大事!これからの季節、健康のために意識したい2つのこと

2020.12.09

今年の冬は例年よりも、自分の身を守るために、より健康を意識して生活したいものだ。

冬は意外にも水分補給が大事であったり、汗をかきやすかったり、汗のにおいが強くなったりすることもあるそうだ。そこで、冬場の対策を専門家の見解から紹介する。

冬も「水分補給」が大事

大塚製薬株式会社は、気温が低下し乾燥しやすい冬は、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染が心配されるため、冬の健康管理「3つのキープ(3K)」を推奨している。3Kとは「距離を保とう(KEEP DISTANCE)」「衛生を保とう(KEEP CLEAN)」「水分を保とう(KEEP WATER)」の3つのこと。

冬は夏より汗をかかないし、喉も乾きづらいような気がする。どうして水分を保つこと、水分補給が必要なのか?

●空気の乾燥により身体の中も乾燥

東京女子医科大学 呼吸器内科学の教授・講座 主任である多賀谷悦子先生によると、冬は空気の乾燥に加え、暖房機器の使用などによって屋内ではさらに湿度が低くなりがちになり、こうした環境下では身体も乾燥するという。また冬は夏と比べて水分補給が少なくなる傾向がある。さらに最近ではマスクの着用により、口や喉の湿度が保たれるため、喉の渇きを感じにくいため、水分補給はさらに遠ざけられがちだ。

●失われた水分を補う必要性

特に、冬は水分を補う必要性が増すらしい。なぜか。多賀谷先生は、体内の水分量が減ると、線毛輸送機能による人間の身体の防御機能が低下するからだという。

線毛輸送機能とは何か。

線毛とは、人間に備わる感染に対する物理的バリアの一つで、咽喉から肺に至る気道内を覆う粘液と共に、ウイルスなどの異物を排除する働きがある。気道に侵入してきたウイルスなどは、粘液がキャッチし、その下にある線毛が運搬し、排除する。これが線毛輸送機能である。

大塚製薬株式会社「カラダと水分のはなし~乾燥と線毛による防御機能~」より

実は、線毛には弱点がある。その一つが、乾燥だ。湿度が低い環境では、線毛は運動能力が低下することが知られている。身体の乾燥により粘液が減り、粘度が上がることで、線毛の動きを鈍らせてしまうという。

つまりウイルスなどから体を守る線毛運動を正常に保つためには、湿度の維持と身体の水分量を保つことが必要だという。

●イオン飲料を飲むと線毛輸送機能が維持される

線毛輸送機能の働きを意識した水分補給には、どんなものを飲むといいのか。

ある試験では、「何も摂らない」「ミネラルウォーターを摂取」「イオン飲料を摂取」の3条件で比較したところ、何も摂らない場合やミネラルウォーターを摂取した場合に比べて、イオン飲料を摂取したほうが、鼻腔粘液における線毛輸送機能の低下を抑えることができたという。

もともとイオン飲料はミネラルウォーターと比較して、摂取した水分をより長く体内にとどめられることが確認されている。このことから、体内の水分をキープするための水分補給は、体液の成分に近いイオン飲料が推奨されるそうだ。

イオン飲料とは、身体から失われた水分やナトリウムなどのイオン(電解質)をスムーズに補給できる飲料のこと。体液に近い成分でできているイオン飲料の場合、ナトリウムやカリウムなどのイオン(電解質)を適切な濃度で含んでいるので、身体に負担をかけることなく、すばやく吸収され、また、長い時間体内にとどまるという。

感染対策を行いたい今年の冬は特に水分補給が必要であること、また体内の水分を長くキープできるイオン飲料がのぞましいことがわかった。

【監修】多賀谷 悦子先生
東京女子医科大学 呼吸器内科学 教授・講座主任 日本内科学会総合内科専門医/日本呼吸器学会専門医・指導医/日本アレルギー学会専門医 日本医師会認定産業医
専門:内科、アレルギー、喘息、気道平滑筋トーンの調節機構、肺循環 主な研究内容:気道平滑筋の制御機構:イオンチャネル、気道モデリングの病態生理、肺循環重症喘息、
肥満喘息の病態解明、COPD における軌道分泌の機序と治療

冬の汗はにおいやすい!? 汗をかく習慣付けを

冬も重ね着をしたまま運動したりすると、脇の下などに汗をかくことがあるが、においを感じやすいこともある。

なぜ汗のにおいは、冬のほうが気になるのか。

体臭多汗研究所所長・五味クリニック院長で医学博士である五味常明先生の「ビジネスマン流 汗とにおい対策Q&A」(ユナイテッド・ブックス刊)によると、冬は通気性の悪い衣服が中心であるため汗のにおいが停滞しやすいことや、冬のほうが基礎代謝が高くなることでちょっと動いただけで汗が出やすいことがあるという。つまり冬のほうが本当は汗をかきやすいのだそうだ。

またライオンの「Lidea」の記事において、五味先生は冬は夏に比べて汗腺をあまり使わないため、汗腺の機能が上手く働かず、ニオイ成分を多く含む汗になりやすいと述べている。

そのため、汗腺機能を弱らせないために、汗をかく習慣を冬でも実施するほうが良いといわれる。もし冬の汗がにおうと感じるなら、冬場も運動を定期的に行ったり、お風呂は湯船に浸かる、サウナに入るなどして汗をかくようにすることも心がけたい。

特に今年はマスク着用により、喉の渇きを感じにくく、水分補給も怠りがち。水分補給はしっかりするとともに、汗のにおい対策も万全にするために運動習慣を持つとよさそうだ。

取材・文/石原亜香利

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